節分では豆まきをしますね!多くの地域では大豆を撒くと思います。私の地元の神社でもやっぱり大豆を撒いていました。豆まきの後に、当時は意味もよく分からず、なんか味気ないなぁと思いながらボリボリと大豆を食べていたものです。
しかし、当時は味気ないと思っていても、今となると何だか懐かしくて、無性に食べたくなってしまいました。でも、あの懐かしい大豆を食べたいと思っても、正式名称が分からないため、探しようもないことに気付きました。
節分の豆なんて大豆なんだから適当に買ってくればいいやと思ってたのですが、あの大豆は節分用の特別な物らしいのです。
そこで、どうしても食べたくなった私は節分の豆の正式な名前を調べてみました!
目次
節分の大豆の名前!
まずは早速、節分の豆の名前を調べてみました。正式名称は実にあっさりした名前です。
節分の豆の正式名
スーパーマーケットなどで買う場合、通常は生の大豆が売ってますが、生の大豆は節分の豆には使いません。
節分の豆まき用の大豆は、商品名に煎り豆(煎豆)と書かれているものを買ってください!
ちなみに節分に使う豆は正式にはただ煎っただけではなく、神社でお祓いをした豆を使います。そのお祓いした豆の事を福豆と言います。
節分に使う豆は、神社でお祓いしたものでなきゃダメだ!なんてこだわりがある場合は、福豆を使ってください!
なぜ生の大豆じゃダメなの?
節分の豆は煎った豆であるとお伝えしました。では、なぜ生ではいけないのでしょうか?
理由は以下の3つがあります。
【節分の豆が生ではいけない理由】
- 消化不良を起こすから
- 火で清めてある必要があるから
- 芽が出てはいけないから
順番に説明していきますね!
消化不良を起こすから
1つ目の理由は生の大豆を食べると消化不良を起こすからです。
大豆には消化を阻害するタンパク質が含まれているので、生で食べると消化不良を起こしてしまいます。火を通すことでこのたんぱく質は効果を失うので、必ず火を通した大豆を食べてください!
ちなみに節分に福豆を食べる理由はこちらの記事に書いてあるので、良かったらご覧ください!
⇒ 節分に大豆を食べる理由!あなたは正確に説明できますか?
火で清めてある必要があるから
2つ目の理由は、既に説明した通り、節分の豆は正式には神社で、お祓いして清めた豆を使います。こうして邪気を払う力を帯びた豆を撒いて鬼を追い払うわけです。
お祓いした豆を使う理由の詳細はこちらの記事に書いています!
⇒ 節分に落花生を撒く地域がある!?その理由は実に合理的!
芽が出てはいけないから
最後の理由は、生の大豆を豆まきに使ってしまうと、拾い忘れた豆はそのままだと芽が出る可能性があるからです。「芽が出る」は「災いの目が出る」に通じるので、縁起が悪いとされるため、芽が出る可能性の無い火を通した大豆を使うのです。
ちなみに節分で豆を撒く時間はいつでもいいわけではありません。節分の豆まきの時間についてはこちらの記事に書いてあるので、良かったらご覧ください!
⇒ 節分の豆まきはいつするの?実は最適な時間があるんです!
煎り豆の作り方
しかし、単純に節分の煎り豆を食べたいだけで、こだわりが無ければ自分で生の大豆から作ってしまえば良いわけです!
というわけで、節分の煎り豆の作り方をお伝えします!
材料:大豆
【煎り豆の作り方】
- 大豆を水洗いして、水に一晩浸す
- 大豆をざるに上げて、1時間以上水を切る
- オーブンの天板に平たく大豆を並べて、160℃で40分~50分焼く!
- 焼き終わったら、そのまま放置して冷却&乾燥させて完成!
これでカリッと美味しい煎り豆の完成です!撒くなんてもったいないくらい美味しいです!
まとめ
節分の豆は煎り豆という名前でした!煎り豆は子供の頃の思い出が詰まってますね。子供の頃は別に何とも思わなかったものですが、大人になってから食べてみるとついボリボリと食べてしまうので、食べ過ぎに注意してください!
皆さんもこだわりが無ければ、自分で煎り豆を作ってみてくださいね!