節分の豆まきはいつするの?実は最適な時間があるんです!

節分の豆まきはいつも神社で昼間にやっていたので、私も豆まきは昼間のイメージが強いというか、昼間にやるものと当たり前のように考えていました。

しかし、実は正式には豆まきをやるのにふさわしい時間があるのです!

今回は節分の豆まきをいつやるのかについて、調べてみました!

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目次

豆まきに最適な時間

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節分の日には全国の神社で豆まきをやっている光景が、ニュースで放送されているのをよく見ます。そういったニュースでは豆まきをやっているのは、ほとんど昼間にやっています。昼以外の時間にやってる豆まきって見たことないですよね?

しか~し、実は昼間にやるのは正式には間違っているんです!実は豆まきをする時間はが正しいのです!

昼間にやるのはやはり人も集まりやすかったり、運営にも時間的な余裕があるなどの理由があるのでしょう。

夜にする理由は?

では、なぜ豆まきは夜にやるのが良いのでしょうか?それは鬼について調べてみると分かります。

【鬼の起源】
鬼とは隠(おぬ)や陰(おん)が変化して鬼(おに)というようになりました。そのため、鬼には陰に隠れているものという意味があります。

また、鬼門という言葉は縁起の悪い方角の事で、それは北東のことを指しますが、その北東は丑寅の方角になります。丑寅を時刻に直すと午前2時~午前4時の深夜の時間になるので、鬼は夜に出るとされています。

夜にやってくるという理由にはちゃんとした根拠があるんですね~。つまり、鬼は夜にやってくるので、夜にやってくる鬼を追い払うために豆まきをするわけです。

ちなみに、節分に柊に刺したいわしの頭を飾る風習がありますが、それは夜にやってくる鬼を追い払うためなのです。節分のいわしについてはこちらの記事に更に詳しく書いているので、良かったらご覧ください!
節分にいわしを食べるのはなぜ?鬼は魚が苦手なの!?

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節分は年によって変わる!

さて、豆まきをする時間を見てみましたが、実は節分自体も年によって日付が変わります

変わる理由

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暦は基本的に地球の公転周期を基準にしています。その公転周期は1年、つまり365日ですが、実際にはピッタリ365日ではなく、365日より多少長いのです。そのため、1年をピッタリ365日としたままだと、どんどん季節と日付がズレていってしまうので、4年に一度の閏年に1日付け足すことで、帳尻を合わせているわけです。

このような理由から、暦の日付というのは毎年微妙に前後しています。節分もやはり年によって前後していて、2月2日~2月4日のいずれかの日になっています。

私は節分は2月3日と思い込んでいたのですが、これは意外でした!

節分の日付

では、各年の実際の節分の日付はいつなのでしょうか?一覧表にしてみました!

上でも説明した通り、4年に一度の閏年で帳尻合わせがあるので、大体4年周期で日付が変わります。そのため、その年の西暦年数を4で割った余りがいくつかによって表現された表になっています。

【各年の節分の日付】

4で割った余り
1 2 3 0
1873年~1884年 3日 3日 3日 3日
1882年~1900年 2日 3日 3日 3日
1901年~1917年 3日 4日 4日 4日
1915年~1954年 3日 3日 4日 4日
1952年~1987年 3日 3日 3日 4日
1985年~2024年 3日 3日 3日 3日
2022年~2057年 2日 3日 3日 3日
2055年~2090年 2日 2日 3日 3日
2088年~2100年 2日 2日 2日 3日
2101年~21XX年 3日 3日 3日 4日

やっぱり3日が多いんですね~。当分の間は2月3日が続くようです。

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まとめ

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今回は節分の豆まきをいつやるのかについて調べてみました。

真昼間にやるイメージの強い節分の豆まきですが、実は真夜中にやるのが正しい時間でした。でも、午前2時にやる豆まきって厳しいですよね…。実際、そんな時間に「鬼は外~!」なんて叫んでたら近所迷惑だと思うんですが(^_^;)