料理には、焼いたり、煮たりと様々な調理法があります。使う道具もフライパンや鍋、オーブンと様々ですよね。
その中で、そんなに使わないのが蒸すという調理方法です。
シュウマイや肉まんも電子レンジで温めれば、それなりに美味しいですし、蒸し物もそんなに頻繁にやらないですよね?そういうわけで、蒸し器を持ってないなんて人も多いかもしれません。
でも、蒸し物はやっぱり、蒸した方が美味しいですよね(^^♪
じゃあ、蒸し器が無い場合に、蒸し料理がやりたくなったらどうすればいいんでしょうか?
というわけで、今回は蒸し器が無い場合の蒸し方を紹介します!
メチャクチャ簡単に、蒸し料理が作れちゃいますよ!
目次
代用品を使った蒸し方
それでは、早速、やり方を説明していきます。
準備する物はこれだけです。
- 鍋
- お皿(鍋に入るサイズ)
- お椀
- 水(適量)
今回はお鍋を使ってますが、蓋があるのであれば、フライパンでもOKです。
大量に蒸したい場合は、むしろフライパンの方が便利ですよ!
というわけで、手順を見ていきましょう(^^)/
蒸し方の手順
本当の蒸し器の場合は、最初に火にかけて蒸気が出ている状態にしてから食べ物を入れますね。
でも、この方法の場合は、それだと熱くて危険なので、必ず火にかける前にセッティングしてくださいね。
- お鍋に水を入れます。次にお皿を入れるので、その時にあふれない程度の量にします。
- 鍋に入るサイズのお皿を入れます。写真の例はお皿がちょっと大きいので、もう少し小さめが良いと思います(^^;
- 蒸したい食べ物を置いて、蓋をして火にかけます。今回は肉まんです(^^♪
沸騰して蒸気が出てきたら、火を弱火にするのを忘れないでくださいね。
所定の時間蒸したら、あとは取り出して食べるだけです。
しかし、お皿だけ入れる場合は、水の量を少なくする必要があります。これだと蒸す時間が長時間になる場合には、水が無くなって空炊きになる危険性があります。
そこで、十分に深さがあるお鍋の場合は、お椀などで底上げした方が安全です。
- 水を入れた鍋に、底上げするためのお椀を入れます。
- さらにその上にお皿を乗せます。
- 蒸したい食べ物を置いて、蓋をして火にかけます。
- 蒸しあがりました!(湯気が写真に写らないので、分かりにくいですが…)
これだと、水の量を増やせるので、比較的安全です。可能だったら、こっちの方が断然お勧めです。
蒸し料理は、電子レンジで温めると若干固くなっちゃいます。やっぱり蒸した方が、ふっくらしていて美味しいですよね。
というわけで、次は蒸し時間の目安を紹介します。
蒸し時間の目安
蒸し時間に関しては、本当の蒸し器を使う場合の時間と同じで大丈夫です。ただし、時間のカウントは、沸騰して蒸気が出てきた時から始めてくださいね。
例として、代表的な蒸し料理の、所要時間を書いておきます。
食べ物 | 蒸し時間 | 備考 |
---|---|---|
中華まん(冷蔵) | 5分~10分 | |
中華まん(冷凍) | 10分~15分 | |
シュウマイ(温め直し) | 5分~10分 | |
シュウマイ(生から) | 8分~13分 | 爪楊枝等で刺して火の通りを確認する事 |
茶碗蒸し | 10分~15分 | 爪楊枝等で刺して火の通りを確認する事 |
生から調理する場合は、竹串や爪楊枝で火の通りを確認すると良いです。
蒸し過ぎても、美味しくないので、最適な時間で止めるのが大切ですよ!
以上が、蒸し器が無い時の、代用方法です!
家庭ではこれで十分なので、わざわざ蒸し器なんか持っておく必要はないですよ!
ただし、本物と違って、いくつか注意点があるので、最後にそれだけお伝えしておきますね。
ポイントと注意点
この代用方法は、凄く簡単で便利です。
でも、やっぱり本物の蒸し器じゃないので、いくつか注意点があります。
- 水を入れ過ぎない
- 弱火で蒸す
- 耐熱性が高い食器を使う
- 茶碗蒸しは平らなお皿で
それぞれ簡単に解説しますね。
水を入れ過ぎない
入れる水の量は、多過ぎても少な過ぎてもダメです。
少な過ぎると、水が蒸発し切って空炊きになる危険があります。
多過ぎると煮立ったお湯に、食べ物が浸かってしまって、台無しになってしまいます。
最初は少なめに入れて、様子を見ながら必要に応じて、水を足すと確実です。
弱火で蒸す
沸騰するまでは強火で良いのですが、沸騰して煮立ってしまうと、食べ物がお湯に浸かってしまう可能性があります。
沸騰する直前で弱火にするのが理想的です。
そのため、沸騰するまでは鍋の近くで待機していると確実です。
耐熱性が高い食器を使う
鍋の中に置くお椀やお皿は、耐熱性の高いものにしましょう。
ガラス製の器は熱すると割れてしまう可能性があるので、使わない方が良いです。
陶器の器で、電子レンジで使えるものであれば、まず大丈夫です。
茶碗蒸しは平らなお皿で
茶碗蒸しなどの液状のものは、平らなお皿を使うようにしてください。
湾曲しているお皿だと、中身が傾いてしまい、出来上がりが不格好です。
調理中に中身が、漏れたりする可能性もあるので、要注意です。
まとめ
というわけで、今回は蒸し器が無い場合の代用方法を解説しました(^^)/
この方法は、一度に大量に蒸すのには、向かない方法ですが、日常生活で蒸し料理をするくらいなら、これで十分ですよね?
ポイントは耐熱性の高い食器を使うことと、水を適量にすることです。
これだけ守れば、あらゆる蒸し料理に応用できるので、ぜひ、活用してみてください!