“料理は女性がするもの”なんて決まりは無いのに、夫が全然料理をしないことで悩んでいる奥様方は、多いのではないでしょうか?
主要な先進国の中でも、夫が料理をする率は最も低いのが日本なのだとか…。
自分は料理しないくせに、妻が作った料理には、文句を言ったり、残したりするなど、色々とイライラさせられた経験があるのではないでしょうか?
もし、夫が料理してくれるようになったとしたら、自分が疲れている時や留守にしている時にも、食事の心配はありません。
子供の食事だって作ってくれたら、本当に楽ですよね!
私も主夫を自称しているので、日常的に食事を作りますが、妻は夫の食事の心配をする必要が無いばかりか、自分が帰宅すると、既に食事ができていることが、本当に楽で嬉しいそうです。
でも、私の場合は、結婚する前から料理が好きだったのですが、多くの男性は料理なんてほとんどやらない人も多いです。
そんな男性と結婚してしまった場合、夫に料理をしてもらうことは諦めなきゃいけないんでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。夫に料理してもらう方法はちゃんとあるんですよ!
というわけで、今回も夫の立場から、妻の立場の皆さんへ、料理しない夫の対処法をお伝えします!
目次
夫に料理してもらう方法!
料理をしない夫は、単純に次の2つに分けられます。
- 料理したことがない
- 料理できるけど面倒だからやらない
料理したことが無い夫の場合は、料理を教えることから始める必要がある分大変かもしれません。
でも、どっちのタイプの夫でも、男性の性質を理解して、上手にコントロールすると良いのです。
具体的には次の4つです!
- 徐々に料理の手を抜く
- 簡単な料理を指定する
- 男の料理を大目に見る
- 料理を具体的に褒める!
これらの方法を駆使して、徐々に夫に料理の習慣を身に付けてもらうのです!
男性の性質と合わせて、順番に説明しますね。
徐々に料理の手を抜く
1つ目の方法は、徐々に日々の料理を手抜きすることです。
手の込んだ料理はやめて、手軽な料理を作ったり、スーパーの総菜を利用するなどです。
と言っても、理由無しに手抜きするのでは、意味がありません。
仕事が忙しい(※共働きの場合)、育児疲れ、家事が大変など、夫が同情できる理由で料理の手を抜くのです。
夫に”大変そうだから、料理を手伝ってあげるか…”と思ってもらえるようにしましょう。
どっちのタイプでも有効な方法です。
簡単な料理を指定する
誰でも、自分が得意じゃないことをやるのは、大変なことです。料理ができない場合も同じです。
そこで、簡単にできる料理を指定して、それを作ってもらうのです。
例えばカレーライスだったら、材料を切って、カレールーを入れて煮込むだけです。
野菜の皮むきが難しいのであれば、ジャガイモやニンジンは使わなければ良いだけです。
ご飯だって最近は無洗米があるので、水加減を合わせて炊飯器のスイッチを入れるだけです。
こういった簡単な料理を指定して、作ってもらうわけです。
男の料理を大目に見る
男性が料理する場合、自分のこだわりの料理を、材料費を気にせず、好きな食材で作り、洗い物や後片付けをしないことが多いですよね^^;
これがいわゆる”男の料理”の特徴だと思います。
男の料理は妻にとっては、迷惑なことも多いと思います。しかし、まずは気持ち良く料理してもらうためにも、このようなことには目をつぶるのです。
冷蔵庫にある物で作るとか、洗い物や食器の片付けなどということは、徐々に教育するようにして、最初はとにかく料理をすることを習慣にしてもらいましょう。
料理を具体的に褒める!
恐らく最も重要なのは、夫が作ってくれた料理を褒めて感謝することです。
男性は尊敬されると喜ぶ性質があります。次も気持ち良く、食事を作ってもらうためにはこれはとっても大切です。
ポイントはただ美味しいと言うだけでなく、どこが美味しいのか具体的に表現することです。
例えば、カレーライスを作ってくれたとしたら、「スパイスが効いてて、美味しいね!何が入ってるの?」とか、「具の大きさがちょうど良いね!」みたいな感じです。
とは言え、最初は褒められるような料理じゃないかもしれません。その場合でも、作ってくれたことに心から感謝を伝えることだけは、絶対に忘れないでください。
夫を操るコツは、いつでも尊敬と感謝ですから^^
夫に料理してもらうコツは、以上です。
でも、実際には料理ってセンスも必要ですよね。どうしようもない料理ばかり作られても、意味が無いですよね。
そこで、次は夫に料理のセンスがあるかどうかを見分ける方法をお伝えします。
料理のセンスがあるかどうか見極める!
男性の中には、とんでもない料理を作る人もいます。
私は友人たちとルームシェアをしていた経験があるのですが、その時の友人のうちの一人が、とんでもない料理を作る男でした…。
ガスコンロには、火力を調整する機能があるということを知らないようで、何を作るにしても最強の火力で、たちまち食材を焦がしてしまうのです。
その上、動きが遅くて手際が悪いので、部屋の中はたちまち煙が充満しちゃいます。更には人が買ってきた食材も勝手に使って、黒焦げ料理にしてしまうのです。一緒に住んでて本当に迷惑でした。
今では彼も結婚していますが、奥さんは彼に料理はさせてないそうです…。
男性の中には、彼のような訳の分からない料理をする人もいます。そのため、夫に料理のセンスがあるかどうかを見極めるのはとっても重要です。
ポイントは次の2つです。
- 味にうるさい
- 栄養分や健康にこだわる
この2つに共通するのは、食べ物にこだわりがあるということです。
こだわりがあれば、自分好みの料理を作りたいという気持ちも強いのです。
ちょっとしたきっかけがあれば、喜んで料理をしてくれる可能性が高いので、ご主人がこれに該当するかチェックしてみてください。
というわけで、ここまでは夫に料理してもらうための方法を紹介しました。
しかし、残念ながら料理に興味を示さなかったり、そもそもセンスが無い場合もあります。
そんな場合はどうすれば良いのでしょうか?
それでもダメなら…
家事の中でも、料理はセンスや技術が必要なので、誰でもできるようになるものではありません。
でも、なんで男性って料理ができないんでしょうか?
男子は家事を習わない
日本では男性は、基本的に家事全般を習いません。
今は男子も家庭科が必修科目になりましたが、私が中学生の頃は、必修科目ではありませんでした。
それに、親も積極的に料理を始めとした、家事を教えたりしませんよね。
男性が料理や家事をしないのには、その影響が大きいわけです。
料理にはセンスが必要
更には何度もお伝えしている通り、料理にはセンスやこだわりが必要です。
私には、食に全く執着の無い友人がいるんですが、彼は毎日、牛丼やカレーライスを食べてれば、それで良いんだそうです。
当然、料理なんてしないですし、才能も全くありません。
このような男性の場合は、どうしようもありません。
じゃあ、そんな自分の夫が、そんなだったらどうすれば良いんでしょうか?
料理以外の家事を担当してもらいましょう!
夫に料理の才能が無いのであれば、他の家事をやってもらいましょう。
家事は料理だけじゃありません。食べた後の洗い物や、食器の後片付けだってできます。
洗濯だったら、全自動でできます。洗濯物を干したり、たたむのは教えればできるようになります。
部屋に掃除機をかけるのに、センスなんていらないはずです。
家事の中でも料理は、男性にとって一番ハードルが高いので、無理せず他の家事をやってもらうことも考えてみてくださいね!
まとめ
夫に料理をしてもらうには、男性の気持ちを理解して、上手に操ることがポイントです。
表面上は腰を低くして、おだてておくのが基本です。そして、料理をしてもらうという実利を手に入れれば良いのです^^
そのための方法をもう一度まとめておきます。
- 味や健康にこだわりがあれば料理の才能があると判断する!
- まずは簡単な料理を指定して、作ってもらう
- 後片付けや洗い物ができないことには目をつぶる
- 作ってくれた料理を具体的に褒めて、感謝を伝える!
夫は基本的にプライドが高いです。料理してくれたら、目をキラキラさせて「美味しい~!本当に感激した~!」なんて言ってれば、気分良くなる生き物です。
そうやって、上手にコントロールしてあげてください!
私の妻も、いつもそうやって私を上手に操ってくれます。
分かってても、言いなりなんですよね…。男なんてそんなもんなんですから^^;