よく女性は”気まぐれ”とか、”移り気”、”気難しい”なんて言いますよね。でも、女性の皆さんにしてみれば、男性の方が気難しいと感じるんじゃないかと思います。
結婚していると、夫にお願い事をする時なんかは、とても気を遣うのではないでしょうか?
私も何かに集中してる時に、お願い事をされると、イライラが出てしまうようで、妻もお願い事をする時のタイミングには注意しているようです。
恐らく、皆さんも同じなのかもしれませんね。ちょっとしたお願いをしているだけなのに、不機嫌になったり、怒られたりする夫に困っている人も多いかもしれません。
そこで、気難しい夫を代表して、どのようにお願いされたら、夫は言うことを聞いてくれるのか?そのコツをお伝えしちゃいます。
これで、あなたのご主人を上手に、手のひらの上で転がしちゃってください。
目次
男性の性質
お願い事をする時のコツを見ていく前に、まず男性に共通する性質を軽く説明します。
これを知ってると、今回紹介する方法以外にも、応用が効くようになります。お願い事以外でも、気難しい夫と上手に付き合うのに役に立ちますよ!
とうわけで、見ていきましょう。
男性に何かを伝える時には、次の2つの性質に注意する必要があるんです。
- 男性は尊敬されたい
- 集中を妨げられるのが苦手
それぞれを簡単に説明しますね。
男性は尊敬されたい
男性の性質の基本中の基本が、”男性は尊敬や尊重されるのが好き“というものです。
まぁ、要はおだてていれば良いってことです。
「あなたって凄いのね」とか「あなたのおかげで助かったわ」、「あなたじゃないとダメなの」みたいなことを言われると喜ぶのです。
だからと言って「今日のあなたって素敵ね。」みたいな、薄っぺらいことを言っても通用しません^^;
「あなたがこの前やってくれた○○のおかげで、□□になって助かったわ。ありがとう!」みたいに、凄いと思ったことを具体的に表現してあげるのがコツです。
また、男性は尊敬されたいと思っているので、侮辱するような言い方や、上から目線の言い方をするのは、全くの逆効果です。
結婚生活も長くなると、夫への不満もたくさんあるでしょうが、それをぶつけてしまうと、夫は不機嫌になって、お願いどころではなくなるので、止めましょう。
集中を妨げられるのが苦手
男性は自分の世界に没頭するのが、とても好きです。
趣味なんかに没頭することで、ストレスを解消して、また仕事に励むわけです。
時には家族のことを、そっちのけで自分の好きなことばかりやってしまいます。そんな夫の姿を見て、不満に感じることも多いかもしれません。
でも、これって男性にとっては、必要な時間なので、なるべく尊重してあげた方が良いです。時間に制限を付けるなど、ほど良いルールを作って、お互いが嫌な気持ちにならないように工夫すると良いです。
また、何かお願いする時にも、夫が集中している時には注意が必要です。
男性は、夢中になっているのを中断されたり、集中を妨げられるのを不愉快に感じます。そのため、話しかけるタイミングに注意したり、没頭中の夫に割り込んで話しかける時のルールなんかを作ると良いです。
で、これらの性質を踏まえると、上手なお願いのコツが見えてきます。
次はそのコツを紹介しますね。
一番のコツは一人称で伝えること
夫とのコミュニケーションで、常に意識すると良いのは、尊敬と尊重です。
夫を尊重し、侮辱したりしないことが最も重要です。
そのため、まず大切なのは、お願いをするタイミングを見計らうということです。
重要なお願いでないのなら、夫が何かに集中していない時に、お願いするようにします。もし、何かに没頭中であれば、”後でお願いがある”とだけ伝えておいて、お願いは後回しにしましょう。
もし、今すぐのお願い事であれば「邪魔してごめんね。お願いしたいことがあるんだけど、ちょっと話を聞いてくれる?」といった感じで、謙虚に伝えると良いです。
そして、これが一番重要なのですが、お願いする時は主語を”一人称”にすることです。
つまり「あなたに○○やって欲しいの。」ではなく「私はあなたに○○をやって欲しいの。」と伝えるということです。
主語が”私”になるだけで、印象が少しマイルドになるんです。
実際にはもっと工夫して、こんな伝え方にすると、非常に効果的です。
「私は今大変だから、あなたに○○をやってもらえると、とても助かるんだけど、お願いできないかな?」
こんな感じで、謙虚に伝えると、更に夫への尊敬と尊重が感じられて、効果的です。
ここまでへりくだってお願いされると、夫もかなり断りにくいはずです。
でも、ここまで言ってるのに、お願いを断る不届きな夫もいるかもしれませんね。
そういう、困った夫に有効な応用技も紹介します。
組み合わせると有効な方法
ここまで言ってもお願いを聞いてくれない夫には、更に他の方法も組み合わせてみましょう。
おすすめなのが、この3つです。
- あなたじゃないとダメなの
- いつもありがとう
- 命令ではなく提案にする
どれも基本は”尊敬”と”尊重”です。
具体的に説明しますね。
あなたじゃないとダメなの
男性は尊敬されたいと思っています。
そのため、”あなたじゃないとできない“、”自分も含めて他の人には無理“というメッセージを込めたお願いの仕方をするのです。
例えばこんな感じです。
「○○が得意なあなたじゃないと無理なの、だからお願いできないかな?」
このような伝え方をすると、”あなたの方が優れている”というメッセージが暗黙のうちに伝わります。
夫の方も、気持ち良く言うことを聞いてくれる可能性が高くなります。
いつもありがとう
感謝を伝えるのも、尊敬を伝える効果があります。
公衆トイレに”いつも綺麗にお使いいただきありがとうございます。”なんて言葉の後に、ルールやお願い事を書いている張り紙をよく見かけますよね?
夫にお願いする時にも、これと同じように、先に感謝を伝えれば良いのです。
例えばこんな感じです。
「いつも○○をやってくれて、本当に助かってるの。だから、またお願いしても良いかな?」
もちろん、お願い事をやってくれた後にも、感謝を伝えるのを忘れないでください。
命令ではなく提案にする
夫に”妻から尊重されている”と感じさせるには、命令ではなく”提案”の形で伝えるのも有効です。
そうすることで、夫は自分の都合を尊重されていると感じます。
例えばこんな感じです。
「忙しいのに悪いんだけど、○○をやってくれないかな?無理にはお願いしないけど…。」
このように、夫の方にも断る選択肢を与えることで、命令や強制じゃなく、提案として伝えるわけです。
ただし、強制力がかなり弱くなるので、断られる可能性も高くなってしまう欠点があるので、ご注意ください。
まとめ
女性から見れば、男性は気難しいと感じるものだと思います。
でも、ちょっとしたポイントを押さえれば、夫も気持ちよく、お願い事を聞いてくれるものです。
もう一度、夫にお願い事をする時のコツをまとめておくので、参考にしてみてくださいね。
- 男性は尊敬と尊重が大切
- お願い事を伝える時には、タイミングに注意
- お願いする時は、主語を”私”にする
侮辱するような頼み方は絶対にNG!謙虚に腰を低くしてお願いして、夫を上手に操りましょう!
男性は自分の世界に没頭するのが好きなので、何かに集中している時にお願いする場合は、慎重に!
“あなたにお願い”ではなく、”私がお願い”という言い方にすると、表現がマイルドになってGood!
要は夫というものは、基本的にプライドが高いものなので、そのプライドを傷つけないことがポイントです。
「何でそこまで下手に出なきゃいけないのよ!」って、思っちゃう奥様方もいるかもしれませんね。
でも、夫は機嫌を良くして、上手にコントロールするのが、一番良いのです^^
好きな時に自分のお願い事を聞いてもらえるように、上手に夫を操っちゃってくださいね!