夫婦にケンカは付き物ですね…。ほんの些細なことでも、大きなケンカになることもよくありますよね。
私は先日、妻にほんの冗談のつもりで「今の表情、おでこにしわが寄ってお猿さんみたいだったよ^^」なんて言ってしまったら、とても怒ってしまい、その日はずっと不機嫌でした。
そうなると、私自身もその日は気分が落ちてしまいます。笑わして、喜ばせるつもりで言っただけなのに、なんでこんなことになってしまうんだか…。
皆さんも良かれと思ってやったことが、裏目に出ることってよくありませんか?
こうなってしまう大きな理由が、”自分だったらこうされたら嬉しい!”という自分基準で考えてしまうからなんです。
大切なのは、相手がされて嬉しいことをすることです。当たり前のことですが、それを互いに理解している夫婦って少ないんですよね。
でも、大丈夫です。あなたの奥様が喜ぶことは、たった5つだけなんです。
というわけで、今回は妻が喜ぶ5つのことを紹介します。これであなたの奥様はいつもニコニコです!
目次
5つのラブランゲージ
今回お伝えする内容は、人間関係のカウンセラーであるゲーリーチャップマン氏の著書「愛を伝える5つの方法」に書かれている内容を基に、私と妻が実践していることからお伝えしています。
ゲーリーチャップマン氏は過去に多くの結婚関係のカウンセリングを行ってきた経験があります。そのため、夫婦の会話の最初の2分間を見ただけで、その結末がケンカに終わるかどうかが分かるそうです。
なんだか怖い話ですね。私たち夫婦の場合はどうなんでしょうか…。
で、この「愛を伝える5つの方法」には、夫婦関係を良好にするために重要なのは、相手が愛情を感じることを理解し、それを実践することだと書いてあります。
それが次の5つなのです。
- 肯定的な言葉
- クオリティ・タイム
- 贈り物
- サービス行為
- 身体的なタッチ
※ゲーリーチャップマン著「愛を伝える5つの方法」より
本の中ではこれらをラブランゲージと読んでいます。
では、これらは具体的に、どのようなものなのでしょうか?
私と妻の関係を例にして、説明していきますね!
肯定的な言葉
1つ目が、褒める感謝するなどの肯定的な言葉です。恐らく最も手軽でありながら、日本人夫婦が最も疎かにしがちなものです。
例えばこのような言葉です。
- 妻が何かをしてくれた時に「ありがとう!」と言う
- 妻が作ってくれた料理を「美味しいね!」と褒める
- 疲れて帰って来た時に「大丈夫?大変だったね。」と共感して労わる
- 相手の容姿を「綺麗だね!」と褒めてあげる
- 常に「愛してるよ!」とか「一緒にいて楽しい」と伝える
どれも心を込めて、ただ言葉を伝えるだけです。
今すぐできる簡単なことなのに、日本人の夫はこのような言葉を発するのが苦手なようです。
私の妻の場合はこの”肯定的な言葉”が一番愛情を感じるそうです。
妻曰く「私は”ありがとう!”だけで済む簡単な女なんだから、ちゃんと言葉で表現してね!」だそうです(笑)
でも、簡単なようで、男性はすぐに忘れてしまいます。本当に訓練しないとできないんですよね。^^;
常に意識して、チャンスがあればすかさず「ありがとう!」「綺麗だね!」「大丈夫?」などの言葉を口に出しましょう!
クオリティ・タイム
2つ目は、楽しい時間、感動する時間を一緒に過ごすことです。妻と一緒に楽しい時間や、感動する時間、癒される時間を過ごすことです。
ただ一緒にリビングにいるだけとか、いつもの食事をレストランでするというのは、これに該当しません。
また、家族で遊園地に行くというのも、妻だけのためではないので、不十分です。
自分の妻を一番の対象として、一緒の時間を過ごすことが重要です。
例えば、二人でドライブに行くとか、一緒にスポーツをする、妻が好きなレストランを予約して、特別なディナーをするとかです。
単に一緒にいるだけではダメってことです。
ちなみに、楽しい時間を一緒に過ごすというのは、私にとってのラブランゲージだったりします。
一緒にドライブに行ったり、映画を観るのが好きですね~。
贈り物
3つ目が、プレゼントをする。メッセージカードや花を贈るなど、贈り物をすることです。プレゼントは恐らく多くの人が実践していることだと思います。
しかし、多くの人はラブランゲージを理解してないので、プレゼントの効果を発揮できてないようです。
プレゼントには、様々な物品の他に、花やメッセージカードなども含まれています。
でも、プレゼント自体で愛情を感じる人もいれば、プレゼントに込められたポジティブなメッセージで愛情を感じる人もいます。
この違いを理解することが肝心です。
単に物品を貰えることで愛情を感じる人は、感謝を伝えたい時や、夫婦のイベントの時に、妻が好む物をプレゼントすればOKです。
しかし、物自体よりも、プレゼントをしてくれるという行為の背景にある感謝のメッセージに愛情を感じる人もいます。
例えば”肯定的な言葉”がラブランゲージの私の妻は、誕生日プレゼントがどのような物であっても、ちゃんと誕生日を特別にお祝いしてあげれば、ご機嫌です。
しかし、誕生日のお祝いの時間を持たずに、プレゼントだけあげても、喜んではくれません。
プレゼントはどんな女性も喜んでくれますが、なぜ喜んでくれるのかを理解すると良いですよ!
サービス行為
4つ目が家事をする、マッサージなどの、サービスをすることです。たとえあなたの奥様が専業主婦であっても、やっぱり忙しいものです。
そういった妻の中には、家事をやってくれたり、マッサージなどで体を労わってくれることで、愛情を感じる人がいます。
大切なのは、自分から率先してやることです。
“当番だから”とか”お願いされたから”ではなく、”愛する妻のためにやってあげる”という態度が重要です。
自然にしていると家事は妻側がやることが多いですが、忙しそうだったり、疲れているようなら、すかさず代わりにやってあげてください。
身体的なタッチ
5つ目は、身体的なタッチ、スキンシップです。スキンシップとは、ハグしたり肩を寄せ合って座ったり、手をつないで歩くといったことです。
ただ、触れてれば良いわけではありません。
親しみを持って、触れ合うことが重要です。
このような正しいスキンシップは、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンという脳内物質を分泌させる効果があります。
オキシトシンは安心感や幸福感を感じさせてくれるだけでなく、免疫力アップなどの効果もあるので、奥様の健康のためにも重要ですよ!
さて、ここまでは5つのラブランゲージを見てきました。
実はこれらの5つ全てが、必要というわけではありません。どれか2つか3つという人もいれば、1つだけという人もいます。
そのため、重要なのは、自分の妻がどのラブランゲージに愛情を感じるのかを理解することです。
そこで、次はお互いのラブランゲージの共有について、見ていきましょう。
お互いのラブランゲージを共有しましょう!
ラブランゲージは何かが分かっても、実際に自分の妻がどのタイプなのかが分からなければ、意味がありません。
じゃあ、どうすれば分かるのかというと、それはズバリ、妻に直接聞くことです。
この記事を奥様に読んでもらっても良いんですが、できれば、本を買って、夫婦で一緒に読んでから話し合うと良いです。
お互いのラブランゲージが何を考えて相手に伝えてあげてください。
ちなみに私たちの場合、夫(つまり私)は肯定的な言葉とクオリティ・タイムで、妻が肯定的な言葉とサービス行為です。お互いに2つありますが、どちらかというと私も妻も、肯定的な言葉の方がより愛情を感じます。
仲良くするために、お金がかからない夫婦なので、我ながら良いことだと思います^^
話し合ってみるとよく分かると思いますが、自分が良いと思っていることと、相手がして欲しいと思っていることには、大きな違いがあります。
いつも良かれと思ってやっていたことが、実は全然相手の心に響いていないなんてことばかりです。
相手のラブランゲージは自然にしていても、分かるようにはなりません。必ず訓練が必要です。
幸せな結婚生活をするためにも、是非、「愛を伝える5つの方法」を読んで、学んでみてくださいね!
まとめ
私たちは言葉を使ってコミュニケーションをします。
でも、外国人とコミュニケーションしようと思ったら、大変ですよね?その言語を習得するには、時間と労力が必要だと思います。
実は愛も言語のようなものです。そして、本当の言語よりも厄介なのは、10人いれば10種類の愛の言語が存在することです。
夫婦が正しい愛のコミュニケーションをするためには、相手の愛の言語、すなわちラブランゲージを習得する努力が必要なんですね。
というわけで、もう一度5つのラブランゲージをおさらいしておきましょう。
- 肯定的な言葉
- クオリティ・タイム
- 贈り物
- サービス行為
- 身体的なタッチ
「ありがとう!」「綺麗だね!」「愛してると!」などの相手が聞いて嬉しくなる言葉をかける。
楽しい時間、感動する時間、癒される時間を一緒に過ごす。
プレゼントやメッセージカード、お花などを贈る。
家事をやる、マッサージをするなど、相手の利益になることをしてあげる。
ハグをする、肩を寄せ合って座る、手をつないで歩くなどのスキンシップ。
誰でも幸せな結婚生活を送りたいと考えているはずです。
でも、それを実現するには、妻がされて嬉しいことを学び、それを実践するために何度も練習することが大切です。
しかし、その見返りは幸せな結婚生活として、何倍にもなって返ってきますよ!
皆さんも是非、ご自分の奥様を喜ばすラブランゲージを習得してくださいね^^