御社と貴社の使い方の違い!どっち使ったって間違いじゃないですよ!



先日、クイズ番組を見ていると、”御社“と”貴社“の違いが問題になっていました。

その答えは御社は「会話の時に使う言葉」で、貴社は「書類やメールなどで書く時に使う言葉」というものでした。

でも、その答えを聞いた時に、私は違和感を感じてしまいました。だって、私が就職活動の時に習ったのとは違うんですもん!


私が就職活動をしていた、20年前は「相手の会社のことを損傷する時には、御社または貴社を使いなさい。」というだけで、”使い分けなさい”とは言われませんでした。

一体、いつからこのように使い分けるようになったのでしょうか?気になった私は、色々と調べてみました。

すると、使い分けるようになった理由が分かってきました。そして、それを踏まえると、やっぱりどっち使ったって間違いじゃなかったんです!

というわけで、今回は御社と貴社の使い方の違いを詳しく見ていきます!

スポンサーリンク


御社と貴社の意味

まず、御社と貴社の使い方の違いを見ていく前に、念のためそれぞれの言葉の意味から見ていきましょう。

【御社の意味】
相手の会社・神社を敬っていう語。

【貴社の意味】
相手の会社や神社を敬っていう語。

※weblio辞書の御社貴社から引用

この通り、どっちも全く同じ意味です。

言葉の意味は全く同じである以上、やっぱり違いは使い方なわけです。


では、なぜ御社は会話で使い、貴社は書き言葉で使うことが、推奨されるのでしょうか?

それには、それぞれの言葉の由来を見ていく必要があります。

というわけで、次は御社と貴社の言葉の由来を見ていきましょう。

スポンサーリンク


それぞれの由来

御社も貴社も言葉の意味は全く同じですが、由来が微妙に違います。

まず、そもそも最初は相手の会社を敬って呼ぶ時の言葉は、貴社しかなかったのです。

昔は話す時も、書く時も、いつでも貴社を使っていました。

しかし、書き言葉では問題無いのですが、会話で使うと問題が出てきました。

貴社(きしゃ)と同じ音の言葉は、”記者”や”汽車”など、いくつもあります。ビジネスシーンでは”帰社”なんて言葉もよく使うので、そのような言葉と混同しやすいという欠点があるのです。

そこで、登場したのが御社という言葉です。これならビジネスシーンで使う言葉の中に、紛らわしい言葉は存在しません。

このように会話で使うために、御社という言葉が誕生したのです。

だから、言葉の意味も貴社と全く一緒なのです。


というわけで、御社と貴社の由来から、それぞれの違いをお伝えしました。

これを踏まえると、結局どのように使い分けたら良いのでしょうか?

そこで、次は御社と貴社の本当の使い方を考えていきます。

スポンサーリンク


別にどっち使ったって問題無し!

御社と貴社の違いは、元々は”貴社”だけだったのが、会話の分かりやすさを考えて、”御社”という言葉が誕生したというものです。

これを踏まえると、”貴社”を会話で使うのは、話し言葉には向いてないというだけで、別に間違った使い方ではありません

また、御社を書き言葉で使ったとしても、当然、何の支障もありません。

インターネットなんかで調べると、貴社を会話で使ったり、御社を書き言葉で使うのは、間違いとしている情報も多いようです。

でも「誤解を生まない目的で、会話では御社を使うことが推奨されている」というだけで、別に間違ってるわけじゃないんです。

実際、年配のビジネスマンは、”貴社”を使う人は多いです。

会話で困ることが無ければ、別にこれでも問題無いのです。


ただし、就職活動などでは、頭の堅い人事担当者が、書類に”御社”と書いたり、会話で”貴社”を使うのを、問題視するかもしれません。

御社と貴社の使い方だけで、無駄に評価を落としてしまってはもったいないですよね。

履歴書や面接などでは、キッチリと使い分ける方が無難なので、十分注意してくださいね!

スポンサーリンク


まとめ

今回は御社と貴社の違いを見てきました。

就職活動をする学生に対して、最近は「御社は会話で使うのが正しく、貴社は書き言葉で使うのが正しい」と教えるそうです。

そのせいもあってか、若者の中では「御社は話し言葉で、貴社は書き言葉」というのは、常識のようですね^^;

確かに就職活動は、人生の重要なイベントなので、ちょっとのリスクでも避けるために、そう教えるのは正しいことかもしれません。

更に最近では、インターネットの普及によって、誰かが”これが正しい!”と発信してしまうと、その情報が一気に広がって、それが正しいこととして、定着してしまう傾向があります。(そういう私もインターネットを使って発信してますが…)

でも、それぞれの言葉の由来を考えると、御社と貴社の正しい違いは、次のようになります。

御社も貴社も会話や書き言葉として、使っても問題無い。

ただし、会話では誤解を生まないように、御社を使うのが望ましい。


もちろん、言葉は時代の移り変わりとともに変化していくものです。そのうち「御社は会話だけ、貴社は書き言葉だけが正しい!」とされる時代が来るかもしれません。

でも、それまでは、会話で”貴社”を使っている人がいても、あまり、目くじら立てないようにしてくださいね^^


スポンサーリンク

あわせて読みたい記事


コメントを残す



このページの先頭へ