私は自分で言うのもなんですが、結構家事をやっています。食事も私が作ることが多いので、スーパーにお買い物に行くことは日常茶飯事です。
そんな私には一つの悩みがあります…。スーパーで買い物をした時にレジでもらう、買った物を入れるためのビニール袋が開けにくいということです!
もらったばかりのビニール袋って、なぜかぴっちりとくっ付いていてとても開けにくいですよね?加齢と共にお肌の潤いが無くなってきたせいか、最近では特に指が滑ってうまく開けられないんです!
かといってよく見かける、指をペロッと舐めて指を湿らせる方法も不衛生で抵抗があるんですよね。
何か簡単に開ける方法ってないものでしょうか?というわけで、いつも通り調べてみました!
今回はスーパーのビニール袋の簡単な開け方についてお伝えします。
目次
やりがちな開け方
なかなか開けることができないスーパーのビニール袋ですが、皆さんがやってしまいがちな開け方は下の画像の真ん中の少し出っ張ってるところを指でつまんで擦って開ける方法ではないでしょうか?
しかし、この部分はビニールがぴったりと密着していて、非常に開けづらい部分なんです。私も若い時は指の潤いがあったので、しっかりと擦り開けることができました。
しかし、寄る年波には勝てません…。やはり、ここは頭を使って上手に開ける方法を知る必要があります。
簡単な開け方
ぴっちり密着しているスーパーのビニール袋は、どこにもつけ入る隙間が無いように見えますが、実は剥がしやすいポイントがあるのです!
それは袋の取っ手の部分です。この部分は何重にも重なっているので、比較的剥がしやすい部分です。この部分を攻めると簡単に開けることができます。
では、解説していきます!と言ってもやり方は簡単です。取っ手の部分の輪っかを開いてしまうだけです。この輪っかの部分はなぜかとっても開きやすいので、下の画像のように輪っかを広げてしまいます。
すると下の画像の赤丸で囲った部分に見事に隙間ができます!後はそこに指を入れて開ききってしまうだけです!
というわけで、密着していて、つけ入る隙が無いように見えるスーパーのビニール袋ですが、弱点を知っていると非常に簡単に攻略可能です。
しかし、そもそもなぜビニール袋ってこんなに開けにくいのでしょうか?
最後にビニール袋が開けにくい理由を解説します!
スーパーのビニール袋が開けにくい理由
スーパーのビニール袋が開けにくい理由は、ファンデルワールス力によるものと考えられます。
ここからは化学の授業で習ったことを思い出しながら頑張って読んでくださいね^^;
全ての物質は原子からできています。そして、原子は+の電気を帯びている原子核と、原子核の周りを回っている-の電気を帯びた電子でできています。
通常、原子核の+の電気の量と電子の-の電気の量は同じなので、原子は電気的に中性のはずです。しかし、実際はその瞬間の電子の位置や、分子の構造などによって、ごく僅かな電気の偏りが生まれるのです。
この偏りによってある原子の僅かに+に偏って部分と、他の原子の僅かに-に偏った部分が引き付け合うのです。
特にスーパーのビニール袋の成分は、ポリエチレンという比較的ファンデルワールス力が発生しやすい物質のため、ぴっちりとくっ付きやすいのです。
ちなみに虫が壁や天井にくっ付いて歩くことができるのも、虫の足と壁面の間にファンデルワールス力が働いているためと言われています。
まとめ
スーパーのビニール袋はぴっちりくっ付いて厄介なものです。しかし、コツを知っていれば、とっても簡単に開けることができます。
ビニール袋の弱点は袋の取っ手の部分です!つけ入る隙が無いように見えますが、実はここを開くとすぐに隙間ができるので、ここを攻めてみてください。
でも、お肌に潤いがあれば、袋の真ん中から開けることができるんですけどね~。
今日も指先がカサカサの管理人でした…。