数日前、カフェでトイレに入ろうと思い、トイレに行きました。
鍵の表示が鍵がかかってない青い表示であることを確認してから、勢いよくドアを開けたところ、大きい方の用を足している男性がいたのです!中の男性も私もびっくり仰天して、慌ててドアを閉めて外から「すみませんでした」と謝りました。
店内の他の客から変な目で見られて、恥ずかしさを感じる中ででてきたのは、”謝らなきゃいけないのって自分なの?ちゃんと鍵かけてない方が悪いんじゃないの?”という気持ちでした。
そんな話を妻にしたところ、「ドアをノックしなかったのが悪いんじゃないの?」と言われました。私にとって、ドアをノックするのは、”待っている人がいるので、早く出てきてください”と催促する失礼な行為という認識です。
果たして、トイレのドアをノックするのは正しいのでしょうか?そこで、トイレのドアをノックすることの正しいマナーを徹底的に調べて、正しいトイレのノックのマナーが分かりました!
そこで、今回はトイレのドアをノックする時の理由と正しいマナーについてお伝えします!
目次
トイレのドアをノックする理由
そもそもトイレのドアをノックする理由はなんなのでしょうか?
中に人がいるかどうか確認するのが、理由だという人がいますが、トイレの鍵の表示が赤であれば、既に使用中であるのは明らかなので、ノックの必要はないはずです。
中に人がいるのが分かっていてノックするのは失礼だと思うのは、私だけではないはずです。本当の理由ってなんなのでしょうか?
正しいマナーを理解するには、なぜノックする必要があるのかを理解する必要があります。そこで、まずはトイレのドアをノックする理由から見ていきましょう!
中に人がいないかどうかを確認するため!
トイレのドアをノックする真の理由は、「中に人がいないか確認するため」です!「やっぱりそうなんかいっ!」と思ったのは私だけじゃないですよね!?
でも、肝心なのは、ノックする時のシチュエーションです。明らかに中に人がいることが分かっている時に、むやみにノックするのはマナー違反です。
本当の理由は次の2つを確認するためのものなのです!
- 鍵が壊れていないか確認
- 鍵をかけ忘れている
それぞれをもう少し詳しく解説します!
鍵が壊れていないか確認
長年使っていると鍵が壊れていることもあります。
中にはずっと鍵の表示が赤なのに中に誰もいないなんてこともあります。そのためにノックしてから、鍵が壊れていないか確認します。
ただし、この場合は店員さんや清掃業者の人が確認するので、一般客がこの理由でドアをノックするのは、基本的にマナー違反です。
鍵をかけ忘れている
一番の理由がこれです。中にいる人は鍵をかけ忘れている場合があるのです!私は鍵が開いてるから中に誰もいないだろうと思い込んでいたため、失敗してしまいました。
鍵をかけていないと自動でドアが開くタイプのトイレならもちろん不要ですが、ドアが閉まっているタイプのトイレでは、お互い恥をかかないための必須のマナーです!
さて、本来の理由を理解すると、トイレでの正しいマナーが見えてきます。
今度はトイレで扉をノックする際の正しいマナーを見ていきましょう!
ノックをする時の正しいマナー
トイレのドアをノックするのは、中に人がいないか確認するためです。
そのため、トイレのドアをノックするのは次のような時にしましょう。
- ノックをするのは基本的に鍵が開いている時
- 鍵がかかっている時にノックをするのはは10分以上待ってから
順番に解説していきます!
ノックをするのは基本的に鍵が開いている時
基本的にノックをして良いのは、鍵が開いている時です。
中の人が鍵をかけ忘れている場合があるので、念のためにノックして、誰もいないのを確認してから、中に入って用を足しましょう。
鍵がかかっている時にノックをするのはは10分以上待ってから
鍵がかかっているものの、あまりにも長い場合は10分程度を目安にして落ち着いて2回ノックします。
中の人から声やノックによる返答があったら、もう少し待ちましょう。
返答が無い場合、中の人が気分が悪くなっている場合もあるので、「大丈夫ですか?ご気分が悪いのですか?」などと声をかけてみて、それでも返答が無ければ、店員の方に連絡してください。
このようにノックをするのは、しばらく待ってからにしてください。何回もノックしたり、「早くしろよ!」なんて言って急かすのはマナー違反です。
ただし、そうはいっても待っている方の我慢にも、色々な意味で限界があります。中で用を足している人にも守るべきマナーと言うものがあります。
今度は中で用を足している人のマナーについても見ていきましょう。
中で用を足している人のマナー
トイレは密室のため、誰からの目もありません。しかし、公共の場所でのトイレは色んな人が使います。そのことを頭に入れて、全ての人が気持ちよく使えるように配慮することが大切です!
具体的には次の事を守ってください。
- ノックされたらノックを返す
- 排泄以外の目的で使用しない
- できるだけ早く用を済ます
それぞれ順番に解説していきます。
ノックされたらノックを返す
ノックされた場合はノックか声で、必ず返答しましょう!外の人はあまりに長いせいで、気分が悪くなったのではないかと心配しているのかもしれません。
その場合は店員さんなどがきて、大事になってしまう場合もあるので、恥ずかしがらず、面倒がらずにちゃんと返答しましょう。
排泄以外の目的で使用しない
トイレは本来、用を足す目的で利用する場所です。
しかし、最近はトイレの中を休憩場所代わりに使う、トイレ難民という人たちが増えています。
トイレ難民とはこういう人の事です。
職場や学校の人付き合いが苦手なため、人から全く隔離されたトイレの中で、一人きりになって過ごす人。
トイレ難民がトイレでやることには次のような事がある。
- 食事
- スマホや携帯電話の充電(トイレ内の電源を使って)
- 昼寝
- スマホによるネットサーフィンやゲーム
一人きりになりたい時は誰にでもありますが、その場所をトイレにするのはやめて、自分なりの最適な休憩場所を他にみつけてください!
できるだけ早く用を済ます
便秘などのせいで、なかなかスッキリしない時もあると思います。そんな場合、ある程度済んでいて、中断しても問題無ければ、一旦、待っている人のために譲りましょう。
特に既に長時間経過していて、外で待っている人がいるのが分かっている場合は、なおさらそうしましょう。
まとめ
今回はトイレのドアをノックする際のマナーについてお伝えしました。
トイレのドアをノックする理由は、鍵が開いているけども、念のために中に人がいないか確認するためです。
もし、長時間経っても中の人が出てこない場合には、優しくノックしましょう。その時の待ち時間の目安は10分程度です。
また、中で用を足している人も、外で待っている人がいることをちゃんと意識して、必要最小限の時間で終わるようにしましょう!
お互いマナーを守って、気持ちよくトイレを使いましょうね!