最近のスマートフォンって、性能が良いですし、何でもできちゃいますよね。もはや、パソコンとできることが変わらなくなってきました。値段だって下手なパソコンよりも高いですしね…。
そんなスマートフォンを最大限に活用するためには、文字入力を素早く、効率的にすることがとっても大事です。そのためには、トグル入力ではなく、フリック入力をマスターすることが必要不可欠です。
私の奥さんも、いまだにポチポチとトグル入力です。たまに私のスマホをいじる時には、苦労して文字入力しています。(私のスマホはフリック入力オンリーです)
ていうか、それ以前に、“トグルとかフリックって何のことか分からない!”なんて人もいるかもしれませんね。
そんな人のために、この記事では、トグル入力とかフリック入力とは、何ぞや?ということを説明したいと思います。
目次
トグル入力とフリック入力
トグル入力とかフリック入力とは、スマートフォンの文字入力方式のことです。
いわゆるガラケーと呼ばれる、携帯電話を使っていた時代は、文字を入力する時には、数字のボタンをポチポチッと押してましたよね?
あの文字の打ち方が、実はトグル入力とかトグル打ちと呼ばれるものだったんです。
言葉だけだと分かりにくいので、アニメーション画像で解説しちゃいますね。
トグル入力
上の画像がトグル入力で「とぐる」と打ち込む時のアニメーション画像です。
こんな感じで、た行の文字を打ち込む時は、ポチポチと“た”のキーを押して、次は“か”のキーをポチポチと押す…なんてことを繰り返すのが、トグル入力です。
そして、”とぐる”と入力する場合は、次のような手順で、打ち込むことになります。
- “た”のキーを5回押す
- “か”のキーを3回押す
- 濁点のキーを1回押す
- “ら”のキーを3回押す
全部、足し算すると、12回ボタンを押すことになるわけです。
トグル入力あるあるは、急いで文字を打ち込もうとして、ポチポチ押している内に1周回ってしまうことです。そして、打ち直すために、またポチポチ押すと、どんどん回数がかさんでいきます。
本当に非効率的な文字入力の方式です(-_-;)
昔の自分は、よくこんなことをしていたなぁと感心します(^^;
フリック入力
一方で、こちらがフリック入力で「とぐる」と打ち込むという、シュールなアニメーションです(^^;(キー操作の回数を比較するためにこんなことしてます)
例えば“と”を打ち込む場合は、”た”のキーにタッチしたら、指を離さずにそのまま下にスライドさせてから離すと、“と”が入力できます。
フリック入力の場合、”とぐる”と入力する場合は、次のような手順で、打ち込むことになります。
- “た”のキーに触れて指を下にスライド(1回)
- “か”のキーに触れて指を上にスライド(1回)
- 濁点のキーを1回押す
- “ら”のキーに触れて指を上にスライド(1回)
全部で4回です。
誤入力を直す時も、バックスペース+再入力の2回で済みます。
慣れないうちは大変なんですが、一度マスターすると、メチャクチャ早く文字が入力できて、快適です!
というわけで、うちの奥さんのiPhoneを、イタズラで勝手にフリック入力のみにしたところ「戻したくても戻せない!」と怒られました…。
戻し方くらいググれば、すぐに分かると思うんだけどなぁ(^^;
“フリックのみ”がおすすめですよ!
iPhoneの場合、初期設定では、トグル入力とフリック入力が、両方できるようになっています。
フリック入力に慣れてない間は、これでも良いんです。しかし、だんだん慣れてくると、この状態はウザく感じるようになります。
例えば、“ななめ”なんて入力する時には、“な”のキーを2回タッチすると、“に”になっちゃいます。
“な”の入力が確定するまで、多少待たなければならないので、これがとってもウザいんです。これもトグル入力の欠点の一つです。
というわけで、慣れてきたら、文字入力は“フリックのみ”にするのがおすすめです。
そこで、iPhoneの場合の設定変更の手順を紹介しますね!
- iPhoneの設定を開く
- 一般を選択
- キーボードを選択
- 一覧の中から”フリックのみ”を見つける
- スイッチにタッチして、”フリックのみ”をonにする
まずはiPhoneの設定を開きます。
とは言え、いきなり”フリックのみ”の設定にせず、初期設定でフリック入力に慣れてからがおすすめですよ!
おすすめの練習方法
フリック入力を上達したいなら、やはり練習するのが一番です。
例えば、iPhoneならフリック入力練習用のFlickFunというアプリがあります。
単語や文章なんかで、手軽に練習できます。
私の場合、片手の入力で3段でした!まぁ、凡人レベルでしょうかね(^^;
試しに練習してみてはどうでしょうか?
まとめ
というわけで、今回はトグル入力とフリック入力の違いを解説してみました。
簡単にメリットとデメリットを比較してみますね!
入力方式 | メリット | デメリット |
---|---|---|
トグル入力 | 操作が単純 | 非効率的 焦ると入力ミスしやすい |
フリック入力 | とにかく効率的 | マスターするまで大変 |
一度、できるようになると、文字入力の速さは格段に上がります。
ボタン操作の回数的には、3倍~4倍の差が出ます。
スマホユーザーの必須のスキルなので、ぜひぜひマスターしてみてくださいね(^^)/