私たちが住んでいるのは、地球ですよね。小さい人間にとっては、果てしなく大きくて広いものです。
そんな地球の大きさなんて普段あまり意識しないかもしれませんね。
で、なんとなく地球一周の距離を調べてみたら、もの凄くキリが良い長さだったんです!
気になったので、色々と調べてみて納得しました。実は地球一周の長さって、私たちの日常生活で馴染み深いものの基準になってるものなんですねぇ(^^♪
というわけで、今回は地球一周の距離や、キリが良い長さになっている理由を、紹介します。
目次
地球一周の距離
早速、地球一周の距離から見ていきましょう。
と言っても、実際には地球は、完全な球体ではないので、どこを一周するかによって、微妙に距離が違ってしまいます。
というわけで、東西と南北に一周した場合の距離を紹介しますね。
赤道を一周した場合の距離
赤道を東西に一周した場合の距離は、
約40,075キロメートル
です。
でも、赤道の上を一周するのは暑くて大変そうですね(*_*;
北極点と南極点を通って一周した場合の距離
北極点と南極点を南北に一周した場合の距離は、
約40,009キロメートル
です。
ただし、北極点や南極点を通るなんて、旅行とは言えない命がけの冒険です。非現実的な一周の仕方ですね(>_<) ところで、このように地球一周の長さは、ほぼ4万キロメートルになっています。 実はこれには面白い理由があるんですよ!
メートルは地球一周の距離が基準だった!
実は地球一周の距離は、私たちが普段使っている”メートル”という、長さの単位の基準になっているんです。
1メートルの長さは、北極点(または南極点)から赤道までの長さの1/10,000と定められたものなんです。
だから、ほぼ4万キロメートルになるわけです。
でも、本当はピッタリ4万キロメートルにならないと変なんですが、それは最初にも書いた通り、地球は真球ではないのが原因です。地球は北極と南極の間が、ちょっとだけ縦に潰れた楕円球の形をしています。
また、地形も山あり谷ありのデコボコした形なので、微妙な誤差が出ちゃうんだそうです。
長さの単位については、この記事に詳しく書いているので、今日がある方はどうぞ!
アメリカでは、マイルという長さの単位が使われています。 日本人にはピンと来ない単位ですよね? 世界共通の長さはメートルなのに、なぜいつまでもマイルを使っているんでしょうか? 今回は1マイルが何キロメートルなのか?そして、その由来やアメリカでマイルが使われている理由を紹介します!
実際には、細かい誤差は気にせず、地球一周は4万キロメートと覚えておけば、問題無しです(^^)/
さて、地球一周の距離が分かると、次に気になるのが、一周にかかる時間ではないでしょうか?
というわけで、次は様々なものの、地球一周にかかる時間を紹介します。
地球一周はどれくらいかかるの?
世界一周旅行は、誰もが憧れるものですよね?
では、実際にはどれくらいの時間かかるのでしょうか?
様々な乗り物の所要時間を表にしてみました。
条件は全ての手段が、不眠不休で進み続ける前提です(^^;
地球一周の長さは4万キロメートルで計算しています。
手段 | 時速 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
徒歩 | 4.8Km | 約347日 | |
自動車 | 30Km | 約55日 | 市街地を走る時の平均速度 |
飛行機 | 988Km | 約40時間 | マッハ0.8で計算 |
船 | 44Km | 約38日 | 24ノットで計算 |
音 | 1234Km | 約32時間 | |
光 | 1,079,252,848Km | 0.13秒 |
徒歩の場合は1年かかってませんが、実際には睡眠や休息なども必要なので、1日に歩ける時間は、せいぜい8時間程度でしょう。
そう考えると3年近くかかってしまいますね(^^;
車の場合は、1日に8時間も運転するなんてただ退屈なだけです。せいぜい4時間くらい運転して、観光を楽しみながら旅するとしたら、1年くらいかかっちゃうかもしれませんね。
いずれにしても、世界は広いですね(^^;
まとめ
というわけで、今回は地球一周の距離を紹介しました。
地球一周の距離は、メートルの長さの基準になっているので、とってもキリが良い長さなんですね。
地球一周の距離を計算するのに、半径とか円周率なんて、気にする必要はありません。
ただ40,000キロメートルと覚えておいてくださいね!