意思と意志という言葉は、どちらも何かをやろうとする考えを表す言葉です。人間が元気で豊かな生活をするためには、常に何かを成し遂げるための意思や意志が重要ですよね?
でも、これらの言葉は似たような意味ですが、違いはなんなのでしょうか?
皆さんも普段使っていて、どちらの言葉を使うべきか迷うことが多いのではないでしょうか?
実はそれぞれの意味には大きな違いがあるのです!そのため、使い方を間違えるとちょっと恥ずかしいかもしれません。
そこで、ここでは意思と意志の意味の違いについてお伝えします。
目次
意思と意志の意味
意思と意志はどちらも何かを成し遂げようとする意欲を表す言葉ですが、微妙にニュアンスが違います。
まずはそれぞれの意味を順番に見ていきましょう。
意思の意味
意思の意味を辞書で引くとこうです。
何かをしようとする時の元になる気持ち。
非常にシンプルですね。
意思という言葉の例文はこのようになります。
- お子さんには学校に行く意思はありますか?
- 彼は営業部に行きたいという意思を示した。
- 臓器提供の意思が確認できないと手術は難しいです。
これらの例文の意味からすると、意思という言葉は、”気持ち“とか”考え“という言葉で言い換えることができそうですね。
では、意志の意味はどうなのでしょうか?
意志の意味
意志の意味を辞書で引くとこうです。
何かをしたい、またはしたくないという気持ち。意向。
むむむ…、意思と何が違うのでしょうか?
意志を使った例文はこうです。
- たばこをやめるには強い意志が必要だ。
- 彼には夢を諦めない意志がある。
- 彼女はダイエットで美しい体になりたいという意志がある。
これらの例文からは、単なる気持ち以上の、願望のような意味が意志という言葉にはあるようですね。
次はより具体的に意思と意志の違いを見ていきましょう。
意思と意志の違い
意思と意志の意味や例文などを見てみると、2つの意味の違いには次のようなポイントがあります。
- 意思は単にそれをやりたいという気持ちや考えを指している
- 意志はやりたいという願望や感情も込められている
このように意思の方は単にやりたいという気持ちがある事を表しているため、その気持ちの強さは含まれていません。
一方で意志の場合は、固い決意や願望、感情なども意味に含まれます。非常に強い気持ちがあるという場合には、意志という言葉を使うのが適せてなわけですね!
まとめ
意思と意志は似ているようで、実はニュアンスの違う言葉でした。
この2つの言葉の一番の違うポイントはこれです!
- 意思は単にそれをやりたいという気持ちや考えを指している
- 意志はやりたいという願望や感情も込められている
何かを成し遂げたいという気持ちは、人生を前に進めるために重要なものです。
私もサラリーマンを辞めたいという意思は常にありましたが、辞めたいという意志の方が弱かったため、最後は体を壊してしまいました。
皆さんも、何かを成し遂げたい時には、意思に止めておかず、意志を持つようにしてくださいね!