先日、役所の手続きのための書類を簡易書留で送るように指定されたんです。
ずっとシステムエンジニアをしてきた私は、事務作業というものをしてきたことがありません。そんなわけで、今まで簡易書留で送るなんて作業をしたことが無く、初めての体験でした!
出し方なんて知らない私は、事務系の仕事をしている妻に聞いたところ、「郵便局に行けば分かるから!」とサラッと一言で済まされてしまいました。
郵便局に行くなんてめんどくさい私は、ポストやコンビニからできないものか調べてみました。でも、日本郵便のWebサイトを見ても、さっぱり分かりません…。
まぁ、公式サイトなんて、分かりやすかった事なんてありません。結局、郵便局で直接出し方を説明してもらい、その通りにしました。40歳も過ぎて、簡易書留の出し方を聞くなんて結構恥ずかしかったです…。
でも、普通のサラリーマンが書留を出す事なんて、滅多にある事じゃないですよね?
そこで、私のような方のために、簡易書留の出し方を分かりやすくまとめておきます!
目次
簡易書留を出せる場所
まず、最初に知りたいのが、簡易書留を出せる場所ですよね!
忙しいと郵便局に行くのが大変だし、簡易っていうくらいなので、ポストやコンビニなんかで出せそうですが、残念ながらそれはできません。
簡易書留は郵便局でなければ出せません。
それもそのはず書留というのは、中身が重要で確実に送りたいものであるときに利用するものだからです。そのため、簡易書留には紛失した時の補償や、送付状況が分かる問い合わせ番号などがあります。
郵便局としては、ポストやコンビニでは、無事に送り届ける確実性を保証できないため、簡易書留は郵便局の窓口で受け取ることになっているのです。
集荷してくれる場合もある!
「ポストやコンビニは無理!」って言われても、やっぱり郵便局まで行くのは面倒だし、時間が無いなんて人も多いと思います。
でも、郵便にはゆうパックとかレタープラスの集荷サービスがありますよね。同じように簡易書留も集荷してくれないんでしょうか?
というわけで、調べてみましたが、簡易書留の集荷もやってくれません…。
しかし、調べてみると、ゆうパックなどの集荷で来てくれた郵便局員に「実は簡易書留もあるので対応していただけませんか?」と言うと、受け取ってくれる場合があるそうです。
ただし、これは非公式のサービスです。
あくまでも郵便局員さんの好意の上に成り立っているので、もし断られても、文句を言わないようにしてくださいね(^^;
簡易書留の出し方
というわけで、郵便局に行って手続きするのが、正式な簡易書留の出し方です。
私もゆうパックやレターパックで送る荷物なんて無かったので、素直に郵便局に行きました。
そのやり方を紹介しますね。
郵便局の窓口で出すということ以外は、ほとんど普通郵便と一緒です!
以下が出すまでの手順になります。
- 宛先と差出人を記載する
- 切手を貼る
- 封筒に「簡易書留」と記入する
- 郵便局に行って書留の用紙に必要事項を記載する
- 郵便局の窓口に出す
まずは普通郵便と同じ要領で、封筒に宛先と差出人を記載します。簡易書留の場合は差出人の記載も必須なので、忘れずに書いてくださいね!
簡易書留の料金は、窓口で払うのではなく、封筒に切手として貼り付けます。
簡易書留の場合は、封筒に分かるように「簡易書留」と赤字で記載します。自分で書いても、郵便局にある印鑑を押してもらっても大丈夫です。
郵便局にある書留用の用紙に、自分の住所と名前、送り先の名前を記載します。
記載済みの用紙と一緒に郵便物を出して、「簡易書留でお願いします」と言ってください。後は郵便局側が追跡番号を発行してくれるので、それを受け取って終わりです。
知っていると実に簡単ですが、知らないと結構テンパります。是非、覚えておいてくださいね!
さて、以上が簡易書留の出し方なのですが、簡易書留にはいくつかポイントがあるので、今度はそのポイントをお伝えします。
簡易書留のポイント
簡易書留の出し方は知っていると楽勝ですが、初めてとなると知らない事ばかりです。
そんな簡易書留を出す時には、いくつかポイントがあります。
- 封筒は普通の物で大丈夫!
- 切手の金額は普通郵便+簡易書留
- 用紙の記載の仕方が分からない
- 今日中に送りたいのに17時過ぎちゃった!
多くの人は主にこの4つのことだと思いますので、順番に解説していきます。
封筒は普通の物で大丈夫!
現金書留の場合は専用の封筒でなければいけませんが、簡易書留の場合は普通郵便と全く同じで構いません。
普通郵便で送れる封筒であれば、定型でも非定型でも構いません。
既に説明した通り、「簡易書留」と赤字で記載してあればOKです!
切手の金額は普通郵便+簡易書留
恐らく一番間違えやすいのですが、簡易書留の場合、張る切手の金額は、
「普通郵便の金額」+「簡易書留の金額」
になります。
この記事を書いている2016年11月現在では、25g以下の定形郵便物の料金は82円、簡易書留の料金は310円になっているので、計392円ということになります。
25gよりも重かったり、非定型の郵便物の場合は、料金が変わりますし、郵便料金自体が変わることもあるので、必ず郵便局のサイトで確認してください。
⇒ 手紙・はがきの料金
⇒ 簡易書留の料金(「書留」の中の「はがき・郵便の簡易書留」の金額がそれです)
用紙の記載の仕方が分からない
郵便局に行くと色々な用紙があります。
実際の書留用の用紙は下の画像の物なのですが、郵便局に行ってみると、色んな用紙があって分かりにくいですよね!
そんな時は用紙に記載せず、いきなり窓口に出してしまうのもアリです。
私の場合は用紙の記載が必要だと知らなかったので、そのまま窓口に出したのですが、そのまま何も言われずに手続きが完了しました。
簡易書留には実は用紙の記載は不要だったりするので、分からない場合はそのまま窓口に出すのも手ですよ!
今日中に送りたいのに17時過ぎちゃった!
これは郵便物全般言えることですが、郵便物に押される消印をどうしても今日の日付にしたい場合もあると思います。
しかし、普通の郵便局の窓口業務は、夕方の17時までです。
どうしても、次の日にできない理由があれば、24時間営業の郵便局を利用するという手があります。このような郵便局では、窓口業務も24時間やっている場合があるので、どうしようもなくなった場合はこのような郵便局を探してみてください。
郵便局の営業時間も郵便局のサイトで検索できるので、どうしてもという時に探してみてください。画面下の「利用条件から探す」で窓口業務にチェックを入れて、利用時間を指定して検索すれば見つかります。
⇒ 郵便局を探す
まとめ
最近はメールやSNSが主要な連絡手段になったため、あまり郵便を使う機会もなくなってきました。
ましてや普通に生活していると簡易書留を送る機会もほとんどないと思います。でも、知っていれば何も難しいことはありません。
そんな簡易書留の出し方をもう一度おさらいしておきます。
- 宛先と差出人を記載する
- 切手を貼る
- 封筒に「簡易書留」と記入する
- 郵便局に行って書留の用紙に必要事項を記載する
- 郵便局の窓口に出す
私のように40歳も過ぎていると、簡易書留の出し方を聞くのも恥ずかしいので、是非、頭に入れておいてくださいね!