夫が無口でつまらない…。世の中の奥様たちが、よく口にする悩みですよね。
話しかけた時に「あ~」とか「うん」しか言わないなんてのは、まだマシな方で、ひどいとただうなづいたり、首を振るだけなんて人もいます。
結婚する前は色んなことを話してくれたのに、結婚したら急に無口になったなんて人もいるかもしれませんね。
私の友人にも無口な男性がいます。彼の奥さんは、いつも「○○さんは何もしゃべらない。つまらない話でも良いから、何か話して欲しい」なんて言ってます(^^;
皆さんの旦那さんは、どうですか?何もしゃべらない旦那さんで、イライラやストレスを感じちゃってないでしょうか?
いったい、なぜ世の中の夫たちは無口なんでしょうか?そして、どうすれば、コミュニケーションしてくれるようになるんでしょうか?
実は男性の性質を理解すると、上手にコミュニケーションできるようになるんです。私自身も賢い妻によって、自称、コミュニケーション上手な夫に変えられた一人なんです!
皆さんの旦那さんもきっと帰ることができますよ。
というわけで、今回は無口な夫を変える方法を解説します!
目次
夫が無口な理由
無口な夫を変える方法を説明する前に、まず、そもそもなぜ夫は無口なんでしょうか?
その理由は、男性にとって、誰かと話すことはニーズじゃないからなんです!
大昔からの元々の男性の役割は、仕事をやり遂げることです。そのために必要な会話はしますが、誰かと話すこと自体を必要とはしてないんです。
一方の女性は、コミュニティの中で助け合いながら、子育てや家事などをやってきました。だから、他人とコミュニケーションすることで、健全な関係を作ることが大きなニーズなんです。
だから、常に妻たちは、コミュニケーションすることがニーズなのに対し、夫たちにはコミュニケーションは不要で煩わしいものなのです。
夫にとっては、コミュニケーションは自分の意思を伝えるためだけのものなので、よく言われる「風呂・メシ・寝る」の3つだけになっちゃいます。
そういうわけで、普通にしていると、夫婦間のコミュニケーションは乏しくなります。
これを改善するためには、夫婦のニーズの違いを理解する必要があるんです。
夫と妻のニーズの違い
皆さんは単に夫と会話が増えれば、満足するわけではないですよね?
ちゃんと自分の気持ちを理解してもらい、中身のあるコミュニケーションがしたいわけですよね?そのためには、ちゃんとお互いのニーズを理解する必要があります。
実は元々の私は、よくしゃべる夫でした。仕事のこと、その日の面白い出来事、趣味のこと、昔話など、色んな事を話していました。
でも、ある日私は妻からこう言われました。
「自分のことばっかりしゃべってて、私の話は聞いてくれないね…」
正確には、妻は女性なので、自分のことをたくさん話していたんです。でも、私に足りなかったのは、妻の気持ちに対する共感です。
妻の話すことに共感せず、すぐに自分のことを話していたせいで、妻の本当のニーズを満たしていなかったんです。
そして、逆に妻が夫のニーズを理解してないことも、コミュニケーションが上手く行かない原因になるんです。
では、夫と妻には、どんなニーズの違いがあるんでしょうか?
夫のニーズは尊敬と趣味の共有
夫とコミュニケーションをする時に意識すると良いニーズは、次の2つです。
- 尊敬
- 趣味の共有
夫と会話したい時には、この2つのどちらかを話題にすると良いんです。
それぞれ、こんな感じで話題にすると良いです。
尊敬
基本的に男性はプライドが高いです(^^;
だから、褒めたり、おだててあげれば良いんです。
仕事のことを話題にして、夫の努力を褒めたり、昔の自慢話に付き合ってあげると良いです。
趣味の共有
夫は自分の趣味を、誰かと一緒にやるととても喜びます。
コミュニケーションするよりも、一緒に遊んだ方が感情的な繋がりが持てるんです。
一番良いのは、夫の趣味を一緒に楽しむことですが、それが無理でも、夫の趣味のことに興味を示して、それについて話すと効果的です。
妻のニーズは思いやりのある聞き手
実は女性の本当のニーズは、単に会話することではなく、感情的な繋がりを持つことです。
だから、自分の気持ちに共感してもらうことが、とっても大事なんです。
皆さんも夫との単純な会話だけじゃ、満足しないですよね?
自分の話したことに、しっかり耳を傾けて、理解してくれたり共感してくれた時に、満たされるはずです。
つまり、実は共感してもらえれば良いので、トーク力の無い夫でも、全く問題無いんです。だから、夫婦のコミュニケーションを改善するのは、あまり難しくないんですよ!
というわけで、次はいよいよ無口な夫を変える方法を見てきましょう!
夫とのコミュニケーションのコツ
基本的に男性は、しゃべるのが苦手なんです。
頭の中にイメージしたものを言語化するのは、男性にとっては疲れてしまう行為です。
だから、最低限の会話でも、自分が満足できるようなコミュニケーション方法を、夫に身に付けてもらうことが重要なんです。
そのための手順はこれです。
- 仕事や趣味のことを話題にする
- 妻のニーズはコミュニケーションだけと伝える
- 妻とのコミュニケーションのコツを教える
これは私の妻も実践していることです。私もこれで見事に変えられましたよ^^
というわけで、順番に説明しますね!
仕事や趣味のことを話題にする
まずは夫が妻とのコミュニケーションは楽しいものだと、感じてもらうことから始めます。
そのために、夫が気持ちよく話せそうなことを話題にします。
例えば仕事を頑張ってる夫なら、仕事のことを話題にして、褒めたり尊敬したりします。
趣味に没頭している夫なら、そのことを話題にしたり、可能なら一緒にやります。一緒の趣味を持つと、話題に事欠かなくなるので、理想的です!
妻のニーズはコミュニケーションだけと伝える
夫が気分よく会話しているのを感じたら、次に自分のニーズが夫とのコミュニケーションだと伝えます。
それも、べらべらしゃべることではなく、自分の気持ちに共感してくれるだけで良いんだということを説明します。
私の妻の場合は、こんな風に私に説明してくれました。
「私は、”ありがとう”って言ったり、”そっかぁ、その気持ちわかるよ”って言ってくれるだけで満足する楽な女なんですよ」
そう言われた私は、”それだけで済むなら本当に楽だな”と思えました。だからといって”ありがとう”を連発してると「何に対してありがとうなの?」って言われちゃうんですけどね…。
妻とのコミュニケーションのコツを教える
自分のニーズが、共感してもらえることだと理解してもらえたら、最後に上手な会話のコツを説明してあげます。
共感を感じられる会話のコツには、このようなものがあります。
- “へぇー”、”そうなんだ”などの相づちを目を見て打つ
- “なんで”、”それで”などの気持ちを引き出す合いの手を入れる
- “楽しいね”、”大変だったね”など、妻の気持ちに共感する
話に注目している態度を示す。
気持ちを引き出す。
気持ちに共感していることを示す。
これならトーク力の無い夫でも、これならベラベラしゃべる必要はありません。
ポイントは、“注目”、“引き出す”、“共感する”という3段階を、いかに効率良くできるようになるかです。
最初は、夫が気持ち良く話せる話題で話した後に、自分のことを話す、ギブアンドテイク方式が良いかもしれませんね。
すぐに上手にできるようにならないかもしれませんが、根気よく続けてみてください。
まとめ
というわけで、今回は無口な夫を会話上手に変える方法を紹介しました。
感情的な繋がりができる会話のコツを理解すれば、トーク力なんて実は必要無いのです。
というわけで、記事の内容をおさらいしますね!
- 男性は会話が苦手だと理解する
- 女性は会話ではなく、共感がニーズだと理解する
- 最初は妻との会話が、楽しいと思える話題にする
- 妻との上手な会話のコツを教えてあげる
一番大切なことは、夫婦のコミュニケーションは、お互い様だということです。
夫も妻との会話が楽しいと思えるようにすることが、実は一番大切なポイントなんじゃないかと思います。
そんな気持ちがつながった会話ができるように、この記事の内容を役立ててくださいね!