アメリカンドッグと聞けば、高速道路のサービスエリアでは必ず売ってますね。他にもコンビニでも手軽に買えるので、つい手が出ちゃいます。
しかし、先日、アメリカ生活の経験がある友達が「アメリカンドッグのような食べ物をアメリカで見たことが無い!」と言ってました。
“マジで!?”と思い、調べてみるとやっぱりアメリカには、そんな食べ物はありませんでした。
由来を調べてみたら、実はアメリカンドッグならぬ、”ジャパニーズドッグ”でした…。
いかにも欧米が由来のように見せかけて、実は日本オリジナルの食べ物って多いですよね^^;実はアメリカンドッグもそういう食べ物なんです。
そういうわけで、今回はアメリカンドッグの由来をお届けします!
目次
アメリカンドッグはアメリカに無い!
アメリカ生活の経験がある色んな友人に効いても、みんなアメリカンドッグなんて食べ物は、アメリカでは見たことがないと言います…。
そういえば、アメリカの映画でもあんなもの食べているシーンなんて、見たことがありません。
いったいあれってどこからきた食べ物なんでしょうか?
元々はコーンドッグ
調べてみると確かに、アメリカにはアメリカンドッグという食べ物は存在しません。
しかし、よく似た食べ物にコーンドッグという食べ物がありました。
コーンドッグはコーンブレッドの材料としても使われる、コーンミールで作った生地をウインナーソーセージに纏わせて、油で揚げて作ります。私はコーンブレッドが好きなので、なんかこっちの方が美味しそうですね~!
しかし、日本ではコーンブレッドのような、トウモロコシを使ったパンは一般的ではありません。やっぱり、小麦粉を使ったパンの方が馴染み深いわけです。
そのため、日本ではポピュラーな小麦粉を、生地に使ったレシピの方が一般的になりました。しかし、そうなるとコーンドッグとは呼べないので、アメリカンドッグと呼ばれるようになったのです。
でも、それって、アメリカンドッグじゃなくて、“ジャパニーズドッグ”って呼んでも良いんじゃないんですかね^^;
アメリカンドッグは実は日本の食べ物だということが分かったところで、次は本当のアメリカンドッグであるコーンドッグのレシピを紹介しておきます。
コーンドッグのレシピ
というわけで、コーンドッグのレシピも調べてみました。
本場アメリカには魚肉ソーセージなんてないのでしょうが、アメリカンドッグと言えば、中のソーセージは魚肉ソーセージですよね!ということで、魚肉ソーセージのレシピにしていますが、普通のウインナーソーセージでももちろんOKです!
【材料】
- 魚肉ソーセージ:6本~10本
- 小麦粉:1/2カップ
- コーンミール:1/2カップ
- ベーキングパウダー:小さじ1
- 塩:少々
- 揚げ油:適量
- ソーセージを挿すための割り箸
【※生地の材料】
- 砂糖:大さじ3
- 溶かしバター:大さじ1
- 卵:1個
- 牛乳:60ml
【作り方】
- 生地の材料を小さなボール等に入れて、あらかじめよく混ぜておく
- 混ぜ終わった1の液に小麦粉、コーンミール、ベーキングパウダー、塩を入れて混ぜ合わせ生地を作る
- 魚肉ソーセージを割り箸に挿して、生地をまんべんなく纏わせる
- 180℃に熱した油で揚げる
- こんがりきつね色になるまで揚げたら、引き揚げて油を良く切って完成
むしろ、今の日本ならコーンドッグだって、受け入れられる気がするんですよね。
どこかのコンビニで販売したりしないかな~^^
まとめ
というわけで、今回はアメリカンドッグの由来を紹介しました。
由来を簡単にまとめておきますね!
- アメリカンドッグのモデルは、コーンミールを生地に使ったコーンドッグだった
- 日本ではコーンミールは一般的じゃなかったので、記事に小麦粉を使った
- コーンドッグとは呼べないので、アメリカンドッグという名前になった
このようにアメリカンドッグは”アメリカ風”というだけで、実は日本オリジナルの食べ物でした。
この際だから、本来のコーンドッグを発売しても良いんじゃないかって思うんですけどね^^;
大手コンビニで魚肉を使っているところはないですよ
魚肉を使ったアメリカンドッグで市販されているのは
家庭向けの冷凍食品ぐらいです
ななしさん
コメントありがとうございます。
私の場合は高速道路のサービスエリアで買うことが多くて、コンビニであまり買わないので、魚肉ソーセージのイメージが強いんです。
でも、たまたま私が買うところが魚肉ソーセージを使ってる所というだけで、確かに今はお肉のソーセージを使うのが一般的みたいなので、魚肉ソーセージのイメージを持ってる私の方がマイノリティなのかもしれませんね!
やふひち