結婚生活をしていると、生活習慣の違いによっても、夫婦間の摩擦が生まれますよね。
寝る時間の違いもそのうちの一つですね。
ゲームをやったり、マンガを読んだりして、夫が夜なかなか寝ないなんて、悩みを持ってる方もいるかもしれませんね。
自分のやりたいことをやって、家事を手伝わなかったり、寝坊する夫を見てると、イライラしますよね、きっと…。分かります、私の妻もいつもカリカリしてますから…^^;
でも、夫の立場から言わせてもらうと、忙しくてストレスの多い生活をしていると、安らげるのは静かな深夜の時間だけだったりするんです。
だから、できればそんな至福の時間は奪われたくないんですよね。
でも、妻の立場から迷惑なので、何とかしたいですよね?
そこで、夜寝ないで夜更かしする夫の対処法を、夫の立場から分かりやすく解説します!
目次
夫が夜更かしする理由
いくら夫の夜更かしが不満だからといっても、”早く寝ろ!”だけでは解決は困難です。
やはり、大切なのは、夫が夜更かしする理由を理解することです。
じゃあ、なんで夫は夜、なかなか寝ないんでしょうか?
理由はたった一つ、『ストレス解消・趣味の時間の確保』のためです。
男性の基本的なニーズの一つに、『自分の世界に没頭する』というものがあります。分かりやすく言えば、趣味を楽しむ時間が必要なのです。
「そんなもん、休みの日にやれば良いじゃん!」って思いますよね?
でも、男ってそれだけじゃ不十分なんですよね…。そういうわけで、夜な夜な一人でゴソゴソと、自分の好きなことに没頭するわけです。
この時間を取り上げるのは、夫にとってはかなり酷なことです。仕事の能率が下がったり、ストレスが解消できないせいで、イライラしだしたりと、別の問題が必ず出てきます。
だから、この『自分の世界に没頭する』時間を尊重しつつも、自分も迷惑に感じない方法を考える必要があります。
そして、それには今度は妻の立場から、夫の夜更かしが不満な理由を考えて、それに合わせた対処法を考えることが大切です。
というわけで、妻が不満に感じる理由を整理してみましょう。
夫の夜更かしが不満な理由は?
世の中の奥様たちの悩みや、私の妻の意見から、夫の夜更かしが不満な理由を整理してみました。
すると、概ねこの3つであることが分かりました。
- 寝れなくて迷惑
- 夫の健康が心配
- 夫が朝起きられない
夫が出す物音やモニターの光が、気になって眠れない。
睡眠不足が夫の健康を害すのではないかと心配。
朝寝坊する。起こしても起きない。
特に3つ目なんかは、「なんで起こしてくれなかったの?」なんて、夫に逆ギレされたりしますよね^^;
でも、ちゃんと起こしてあげたのに、夫の方が2度寝してるんですよね。分かりますよ、うちも同じ理由で喧嘩したことがありますから…。
でも、このようにして自分が不満な理由も、明確になると対処法も分かってきますよ。
次はいよいよ夜更かし夫の対処法を見ていきましょう。
上手な対処法
夜寝ない夫に対しては、基本的に早く寝させようと考えるのは止めましょう。
その上で、自分の不満が解消されるような、上手な対処を考えると良いですよ!
例えば、このような3つの方法がおすすめです。
- 境界線を引く
- 健康が心配なことを伝える
- 別の時間にするのを提案する
順番に説明しますね!
境界線を引く
“境界線を引く”とは、お互いの利益を尊重した改善案を一緒に考えることです。
“寝れなくて迷惑”とか、”朝、起こしても起きない”のようなことが不満なのであれば、自分の不満が解消されるような改善案を提案すればOKです。
自分が寝れないのが迷惑なら、例えば、音が出ないようにヘッドフォンをすることや、光が漏れないように、つい立をするとかです。
起こしても起きないのが嫌なら、例えば自分が起こしてあげるのは、1回だけの約束にするとかです。
「私に迷惑がかからないようにしてくれるなら、あなたの夜更かしに文句は言わない」という交換条件です。
まずはこの対処法が基本になります。
健康が心配なことを伝える
夫の健康が心配なのであれば、何か対処する前に、まずは本当に健康に悪影響があるのかどうかを確認してみましょう。
最適な睡眠時間は人によって差があります。また、加齢に伴い短くなるものです。
例えば、夫がたまたま夜更かししなかった時の睡眠時間をチェックして、夜更かしする時の睡眠時間と比較してみると良いです。意外に差が無いかもしれません。
また、実際に睡眠不足が日常生活に影響しているかどうかも観察してみてください。
居眠りや遅刻、肥満や肩こりなど、睡眠不足が原因で起きている悪影響が無いかもチェックします。
その上で、明らかに影響があるのであれば、妻として夫の健康が心配なことを伝えましょう。
この時に大事なのは早く寝て欲しい理由を”夫の健康が心配だから“ではなく、”自分が不安だから“にすることです。
つまり、「あなたが夜更かしすると、私はあなたの健康が心配で不安になります。だから、早く寝てください。」のように伝えるということです。
同じことを伝えているように感じますが、受け取る方の印象は全然違います。
“夫の健康が心配だから”という理由にすると、夫は”悪いのは自分“というメッセージとして受け取ってしまいます。これだと、”お前に心配される必要は無い!”なんて感じで、反発される可能性があります。
でも、”自分が不安だから”という理由だと、夫は”妻からのお願い“というメッセージとして受け取ります。これだと”大切な妻の望みだから聞いてあげるか…“と聞く耳を持ってくれます。
是非、参考にしてみてください。
別の時間にするのを提案する
朝起きれなかったり、睡眠不足のせいで、健康に悪影響が出ている夫の場合は、深夜以外の時間を提案するのも良い方法です。
私も夜更かしが好きでしたが、実はそれ以上に早朝が好きだったんです。
そこで、夜更かしする代わりに、生活習慣を早ね早起きに変えて、早朝に自分の好きなことをやるようにしました。
これだと健康的で、仕事にも影響は出にくいです。
早起きするためには、早寝する必要があるので、家事の分担とかも調整する必要があります。また、休日に全く邪魔せず、自分の好きなことに没頭できる時間を作ってあげても良いかもしれません。
妻の方も少し負担が増える可能性がありますが、これも有効な方法ですよ!
まとめ
というわけで、今回は夜遅くまで寝ない夫の対処法をお伝えしました。
結婚生活を一緒にすると、生活習慣の違いだけでも、不満に感じることってありますよね?
単なる夫の夜更かしであっても、気になるとやっぱり無視できないと思います。
そんな夜更かし夫の対処法を、まとめておきますね。
- 夜更かしは夫が自分の世界に没頭するための時間
- 無理に早く寝させようとしない
- お互いの利益を尊重した境界線を引く
- 改善をお願いする時は、”自分が心配だから”にする
- 深夜以外に好きな事ができる時間が確保できるように協力する
夜更かしは健康にも悪いですし、健全な社会生活の妨げにもなります。あまり度が過ぎるようなら、健康的な生活習慣に直す必要があるかもしれません。
でも、そんなに頻繁でないのなら、多めに見てあげるのも必要なことかもしれませんよ。
男性にとっては、好きな事に没頭するための時間は大切なものです。
その気持ちを理解した上で、上手に対処してみてくださいね~!