年齢には満年齢と数え年がありますよね?
普段は満年齢しか使わないですし、色んな手続き上の書類にも、満年齢を書くのが一般的です。
でも、七五三や長寿のお祝い、厄年など、日本の様々な行事で、数え年を使う時がありますよね。
実はこの数え年って少し勘違いしやすいんです!私は自分の満年齢に1を足せば数え年だと思ってたんですが、それって間違いだったんです!
これを知らないと、大切な行事をする年を間違えちゃうかもしれませんよ!
というわけで、今回は満年齢と数え年の違いを解説します。記事後半には、満年齢と数え年の一発計算フォームもあるので、ご利用くださいね!
目次
満年齢と数え年の違い
満年齢と数え年の違いは、単に数え年の方が1歳多いってわけじゃありません。(知らなかったのは、私だけでしょうか…?)
実は微妙な違いがあるので、それぞれを簡単に説明しますね。
満年齢
満年齢は、私たちにお馴染みですね。
満年齢は「生まれた日から経過した年数」です。通常は月齢は切り捨てにします。
2018年4月3日に生まれた人は、2019年4月3日のを迎えるまでは、生まれてから1年未満なので、0歳となります。2020年の5月3日時点だったら、生まれてから1年1ヶ月なので、月齢は切り捨てて1歳となるわけです。
まぁ、改めて説明するまでもありませんね…。
ここまでは、全く問題無いと思います。
数え年
数え年は「その人が生まれてから何年目なのか」を表す年齢です。生まれた年を1年目と数えるので、生まれたばかりの赤ちゃんの年齢は、数え年だと1歳になります。
2018年4月3日に生まれた人は、2018年の間は生まれてから1年目なので1歳です。
そして、ここで注意が必要なのは数え年の場合、年齢が加算されるのは、年の変わり目、つまり1月1日だということです。
つまり、2018年4月3日に生まれた人は、2019年1月1日になったら2歳になります。
例えば12月31日に生まれた赤ちゃんは、翌日の1月1日になった途端に2歳になるということです。
数え年だと、新生児が2歳になっちゃうこともあるわけです。もの凄く違和感がありますね^^;
数え年というのは、誕生日がいつであっても、その年の間はずっと一定です。
これを踏まえると、満年齢と数え年には、最大で2歳の差が出る可能性があるのです。
例えば2000年5月1日生まれの人の場合、この記事を書いている2018年4月3日時点では、満17歳ですが、数え年だと19歳になるわけです。
この微妙な違いを理解してないと、数え年で扱う行事に参加する年を間違えちゃう可能性もあるので、要注意なのです!
以上が、満年齢と数え年の違いです。
でも、理屈では満年齢と数え年の違いが分かっても、実際に計算するとなると意外に混乱するものですよね^^;
そこで、次の章に計算フォームを用意したので、活用してください!
満年齢・数え年計算フォーム
簡単に使い方を説明しますね。
- 年齢を調べたい人の生まれた年を『生まれた年(西暦)』に入れる
- 年齢を調べたい年(2010年時点の年齢を知りたければ”2010″)を『年齢を調べたい年(西暦)』に入れる
- 『計算』ボタンをクリック
- 各年齢が表示されます(満年齢はその年の誕生日を過ぎてる場合と過ぎてない場合が表示されます)
まとめ
というわけで、今回は満年齢と数え年の違いをお伝えしました。
数え年の計算方法をしってみると、意外に大雑把なのに驚きですね^^;
最後にもう一度、満年齢と数え年の違いをまとめておきます。
誕生した日からの経過年数、月数以下は切り捨て。
誕生日を迎える毎に加算されていく。
【数え年】
誕生してから何年目になったかを表す年齢。
年が変わる1月1日に加算される。
ちなみに自分の数え年を計算したい時には、今年の西暦から生まれた西暦を引いて1を足すだけです。
神社なんかに行って、自分の厄年を知りたい時などは、こんな感じでパッと計算してみてくださいね!