同じ話を繰り返すの人の心理!聞く側と話す側の対処方法!

先日、妻に自分が最近成長したいと考えている事を話したところ「その話前にも聞いたよ」と言われました。そういえば、私は妻から同じ話を何回もすると、よく言われます。

私も同じ話を繰り返す人には、うんざりする方なので、自分がそういう人になっているのかと思うとショックです。こういう人は特におじさん、おばさんに多いので、自分も年老いてきた証拠なのでしょうか…それとも認知症などの病気のちょうこうなのでしょうか?

なぜ私は同じ話を繰り返してしまうのでしょうか?心配になったので、徹底的に調べてみました。すると、老化現象ではなく心理状態が原因だと分かり、ちょっと意識すれば直せることが分かりました。

そこで、同じ話を繰り返す人の心理と、聞く側と話す側のそれぞれの場合の対処方法をお伝えします。

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目次

同じ話を繰り返す時の心理

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なぜ人は同じ話を繰り返してしまうのでしょうか?

単なる物忘れや、認知症などの場合ももちろんあるのですが、多くの場合は「重要な事なのに、話を聞いてもらえたという実感が無い」ことが原因です。

そう言われてみると、私も自分が同じ話をしているという自覚があります。でも、凄く重要な事なので、聞いてもらいたくてしょうがないんですよね…。

人間は自分のアイデンティティに関わることを他人に話す時は、相手にちゃんと理解して受け入れて欲しいという欲求が強くなる傾向があるため、十分に相手が聞いて受け入れてくれたという実感が無いと何度も話したくなってしまうのです。

でも、何度も同じ話を聞かされるのは、やっぱり嫌ですよね!

そこで、次からは同じ話を聞かないための対処方法をお伝えします。

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聞く側の対処方法

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同じ話をしてしまう人の原因は「重要な事なのに、話を聞いてもらえたという実感が無い」ことです。

ごく親しい人であれば「その話はちゃんと分かってるから安心していいよ」と言ってあげれば良いですが、目上の人や、仕事関係の人などの場合は、直接的に言うのはむずかしいですよね!

そこで、ちゃんと相手の聞いてもらいたい欲求を満たしてあげるために次の2つに注意すると良いです。

  • 意識を向けてちゃんと聞く
  • 相手の気持ちに共感する


順番に解説していきますね!

意識を向けてちゃんと聞く

まず1つ目は”相手に意識を向けること”です。ちゃんと話を聞いてことを相手に感じてもらうことで、相手に話を聞いてもらっている実感を持ってもらうことができます。

ポイントは視線を相手に向けて話を聞くこと、適度に相づちをうつことです。

相手の気持ちに共感する

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2つ目は相手の気持ちに共感することです。何か難しそうですが、この場合の共感は、自分が相手の話に同意していることが伝わればOKです。

そうですね」「なるほど」「分かりました」「その通りですね」などの言葉で反応して、ちゃんと話の内容に納得している事を実感してもらうことがポイントです。

ただし、話の内容は上の空で、「なるほどそうですね~」などと言っても、相手も人間なので、ちゃんと満足してもらえません。

相手の話に集中して、ちゃんと話を聞くことが何よりも大切なので、この前提を忘れないでください。

さて、ここまでは話を聞く側の対処について、お伝えしました。しかし、私のように自分が同じ話を繰り返していることに気付く場合もあります。

今度は、自分が同じ話を繰り返さないための対処方法をお伝えします。

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話す側が心がける事

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普通は自分が同じ話を繰り返している事には、あまり気付かないものです。しかし、たまに親しい人に同じ話を繰り返していることを教えてもらえることもあるでしょう。

そのように同じ話を繰り返していることに気付いたら、次のことを心がけて話すようにしましょう。

  • 相手に余裕がある事を確認する
  • 簡潔に話す


同じ話を繰り返していることに自分で気づいた場合は、話したいことをいかにして効率よく相手に理解してもらえるかが大事です。そのためにはこれらの2つが重要です。

順番に説明しますね!

相手に余裕がある事を確認する

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まずは話相手が今余裕のある状態かどうかを確認します。何か作業中だったり、スマホをいじっている人にいきなり話しかけても、相手はこちらの話に集中できません。

まずは相手に余裕があるかどうか確認し、どうしても話したいことがある時には「聞いて欲しいことがあるんですが、ちょっと良いですか?」と確認して相手の意識をこちらに向けるようにしましょう。

簡潔に話す

話が長いことは一番相手を不快にさせます。それが、たとえ初めて聞く話であってもです。そのため、話す時は簡潔にまとめてから話すようにしてください。

普段、楽しかったことや雑談などは、話し手と聞き手が頻繁に入れ替わるので、長く話していても疲れません。しかし、重要な話は通常はこちらが一方的に話すため、長くなると相手は集中力が持たなくて疲れてしまいます。

重要な話を話す時の目安は5分です。重要な話ほど、整理して簡潔に話すようにしましょう!

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まとめ

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同じ話を繰り返してしまう人の心理は「重要な事なのに、話を聞いてもらえたという実感が無い」状態です。

あぁ~また同じこと話してる~とウンザリせず、相手が満足できるように一度しっかりと話を聞いてみてはいかがでしょうか?

また、自分が同じこと繰り返し話していることに気付いた場合、話し相手を別の人に変えるのも有効です。別の人の場合は、自分の話を集中して聞いてくれる余裕があるためです。

ただし、その場合は5分以内に簡潔にまとめてから話すようにしてくださいね!

私の場合は自分の感じてること考えていることを、誰かに知って欲しいので、こうしてブログを書いてます。ブログを書くというのも有効な手段なので、おすすめですよ!