疲れている時に電車で優先席が空いていたら、皆さんは座りますか?私は座っちゃうんですが、うちの妻は座りません。まぁ、私の場合は、心臓の病気のお陰で身体障害者手帳を持っているので、遠慮する必要が無いという理由があるんでけどね^^;
でも、世の中の人も、座っちゃう派と座らない派が、真っ二つに分かれるみたいですね。
確かに堂々と座っちゃうのは、周りの目が気になるものですよね?でも、混んでる時には座った方が、周りの乗客のためにもなります。
いったいどうすれば良いんでしょうか?
というわけで、今回は優先席が空いていたら座るべきか座らないべきか?最適なふるまい方を考えてみました!
目次
優先席に座らない人の理由
そもそも電車の中に設置されているのは、ニーズのある人への優先席であって、専用席じゃないわけです。
だから、健常者が座ったって問題無いわけです。
それにもかかわらず、優先席に座るのをためらう人はこんな理由のようですね。
- 周りの目が気になる
- 老人に嫌がらせされたことがあるから
- 席を譲るのが恥ずかしい
“この人、健常者なのに座ってる”という冷たい視線が気になるからという理由です。
考え過ぎじゃないかと思ってしまうんですが、気になる人は気になるようですね。
優先席に座っていたところ、嫌味を言われたり、肘で突かれたりなどの嫌がらせをされたという理由です。
ニーズのある人がいるのに譲らないのであれば、まだ分かりますがただ座ってるだけだったなら、気にする必要無いですよね!
いざニーズのある人が目の前に来た時に、席を譲るのが恥ずかしいという理由です。
私も人見知りな方なので、その気持ちは分からないでもないです。でも、それくらいのことは恥ずかしがらずにできるようになった方が良いんじゃないでしょうか(-_-;)
もちろん座るか座らないかは、その人の自由なので、立ったままでいても全く問題はありません。
でも、せっかく空いているのであれば、気持ち良く座りたいですよね?それに混雑しているのであれば、座った方が周りの人もスペースに余裕が出ます。
じゃあ、どうすれば気持ち良く、優先席に座ることができるのでしょうか?
優先席が空いていたらこうやって座ろう!
疲れている時に、優先席は空いているなら、やっぱり座るべきです。
電車が混んでいる時なら、逆に座らない方がマナー違反ですしね^^;私もギュウギュウに混んでる時に、頑なに優先席に座らない人がいるとイライラしてしまいます。
でも、周りの目が気になったり、後で譲るのが恥ずかしい場合は、どうすれば良いんでしょうか?
そんな人にもおすすめの手順を考えました!
- 周りにニーズのある人がいないか確認する
- ニーズのある人がいなければ座る!
- 座った後も適度に周りに注意を配る
- ニーズのある人が来たら速やかに譲る!
ポイントは、焦って座らないことです!
というわけで、順番に説明しますね。
周りにニーズのある人がいないか確認する
まず、電車内に入って優先席が空いているのを見つけたら、焦って座らずに、周りに注意を配ります。
老人や障害者、妊婦や怪我をしている人がいないかどうか確認します。
もし、そのようなニーズのある人がいて、優先席が空いてることに気付いてないようなら「空いてますよ」と声をかけてあげても良いかもしれませんね。
ニーズのある人がいなければ座る!
周りにニーズのある人がいないのを確認したら、堂々と座っちゃいましょう。
この時に厄介なのが、優先席が空いているのに座らない老人ですよね?『あなたが座らないから、周りの人が遠慮してますよ…』って状態です。
勇気があるなら、その人に『座っちゃっても良いですか?』と確認してから座るようにすると良いと思います。
わざわざそんなこと言うのに抵抗がある場合は、我慢しちゃった方が良いかもしれません…。
座った後も適度に周りに注意を配る
優先席に座った後も、周りに気を配って、ニーズがある人が来ないかどうか注意を払います。
寝るのは絶対NGです。優先席で居眠りすると、寝たふりしてるんじゃないかと疑われて、周りの心証がとても悪いです(笑)
優先席に座ったからには、覚悟を決めて堂々としていましょう。
ニーズのある人が来たら速やかに譲る!
ここが一番肝心です。
自分が優先席に座っている時に、ニーズがある人が来たら、速やかに席を譲りましょう。
譲る時は「どうぞ」と一言伝えて、座るのを促すだけです。これだけで十分です。恥ずかしいことなんて何もありません。
好意を受け取ってその人が座ったとしても、断られたとしても、誰も悪い気持ちになったりしません。
ちゃんと席を譲ることができる良識のある人だなと、周りの人たちも好意を持ってくれるはずです。実は優先席に座ることって、こうしたちょっとした親切を実践するチャンスだったりします。
優先席が空いていたら、むしろチャンスと思って、座ってしまいましょう!
さて、ここまでは優先席に気持ち良く座るためのコツをお伝えしました。でも、厄介なのが、ニーズがあるのに、優先席に座ろうとしない人です。
というわけで、今度はニーズのある人がどうふるまうべきかを、考えてみます。
あなた自信がニーズのある人なら堂々と座りましょう!
私は心臓の持病があるので、障害者手帳を持っています。でも、普通に日常生活ができますし、外見からは健常者にしか見えません。
それでも、私は優先席には率先して座ってしまいます(笑)なぜなら、それが健常者の乗客へのマナーだと思っているからです。
健常者は、できれば通常の席に座りたいと思っているはずです。それなのに、私が通常の席に座ったら、健常者が座りづらい、優先席が残ってしまいます。
もしかすると、疲れていて席に座りたい人がそのせいで立ちっ放しになってしまうかもしれません。
だから、ニーズがある人は、優先席の方を選んで座った方が、みんなのためになると思います。
もし、あなたが怪我をしていたり、妊娠なさっているのであれば、遠慮せず優先席に座ってみてくださいね!
まとめ
というわけで、今回は優先席が空いている時の、最適なふるまいを考えてみました。
優先席が空いている時に一番良くないのは、遠慮することだと思います。
これは健常者でも、障害者でも同じことです。
優先席が空いていたら、ちゃんと周りに配慮した上で、堂々と座りましょう。そして、ニーズのある人を見つけたら、速やかに譲るというのが、一番良いことではないかと思います。
そして、ニーズがある人の方は意外に気付きませんが、自分が優先席に座らなかったり、通常席に座っていることで、健常者に迷惑が掛かっている場合もあります。
そのようなことも意識して、自分がニーズがある立場の場合は、遠慮せず優先席に座るのも大切だと思います。
こんなことを意識して、気持ち良く電車に乗ってくださいね!