東京のシンボルと言えば、今は東京スカイツリーをイメージする人が多いかもしれません。でも、東京スカイツリーができるまでの東京のシンボルは、何と言っても東京タワーではないでしょうか?
東京のあらゆる場所から見える東京タワーを見ると、ここは東京なんだなぁと感じさせてくれますよね!
そんな東京タワーですが、私は東京に住んでいる36年間で一度も登ったことがありませんでした。東京スカイツリーには完成後すぐに登ったくせに、東京タワーはずっと眺めているだけだったのです。
こんなことでは東京都民とは言えません。というわけで、今回初めて東京タワーに登ってきました。
というわけで、今回は東京タワーに登ってみて感じた東京スカイツリーとの違いを比較してみたいと思います!
目次
東京タワーと東京スカイツリーの基本情報
それでは早速、比較開始です。
まずは東京タワーとスカイツリーの基本的な情報を見ていきましょう。
アクセス
まずはそれぞれの場所に行くための最寄駅から見ていきましょう。
電車 | 駅 | 所要時間 |
---|---|---|
都営大江戸線 | 赤羽橋 | 5分 |
都営三田線 | 御成門 | 7分 |
東京メトロ日比谷線 | 神谷町 | 6分 |
都営浅草線 | 大門 | 10分 |
JR | 浜松町 | 15分 |
電車 | 駅 | 所要時間 |
---|---|---|
東京スカイツリーライン | とうきょうスカイツリー | 0分 |
東京メトロ半蔵門線 | 押上 | 2分 |
都営浅草線 | 押上 | 2分 |
アクセスの良さは何と言っても東京スカイツリーですね。とうきょうスカイツリー駅を使えば、改札を出た場所がソラマチなので、もの凄く便利です。
料金
次は料金を見てみましょう。
券種 | 大人(高校生以上) | 子供(小中学生) | 幼児(4歳以上) |
---|---|---|---|
一般 | 900円 | 500円 | 400円 |
団体(20人~49人) | 800円 | 450円 | 350円 |
団体(50人以上) | 700円 | 400円 | 300円 |
学校団体 | 500円 | 400円 | 300円 |
障害者 | 450円 | 250円 | 200円 |
券種 | 大人(18歳以上) | 中人(12歳~17歳) | 小人(6歳~11歳) | 幼児(4歳~5歳) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
当日券 | 2,060円 | 1,540円 | 930円 | 620円 | 障害者は半額 |
一般(8:00~9:30) | 2,100円 | 1,600円 | 1,000円 | 700円 | 障害者は半額 |
一般 | 2,600円 | 2,100円 | 1,400円 | 1,000円 | 障害者は半額 |
一般(特定日) | 2,800円 | 2,240円 | 1,500円 | 1,200円 | 障害者は半額 |
一般団体(15人以上) | 1,850円 | 1,390円 | 830円 | 560円 | 障害者料金は当日券の障害者料金と同じ |
学校団体(15人以上) | 1,650円 | 1,230円(高校生) 1,080円(中学生) |
740円 | 490円 |
料金は東京スカイツリーの方が断然高いですね~。東京スカイツリーの方の特定日とは、ゴールデンウィークや年末年始のような混雑時期のことです。年によって微妙に変わるので、詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
ちなみに東京スカイツリーは入場者数の上限が決まっているため、インターネットやセブンイレブンでの事前購入が基本になります。既に事前購入だけで入場者数の上限に達してしまっていると当日券が販売されないなんてこともあるので、安いからといって当日券を買うつもりでいると、既に売り切れだったなんてこともあり得るので、注意しましょう!
営業時間
最後が営業時間です。
両方とも当日券の販売時間です。
9:00~22:30
【東京スカイツリー】
8:00~21:00
営業時間は東京タワーの方がやや遅い時間までやっています。仕事が終わった後でもゆっくりできるかもしれませんね。
では、次は実際に登ってみて感じたことを比較していきましょう!
東京タワーと東京スカイツリーの特徴
新旧の東京のシンボルである東京タワーと東京スカイツリーですが、両方登ってみるとやはりそれぞれ特徴があります。
私が感じた違いは次の3つです。
- 景色
- 客層の違い
- 施設の充実度
それぞれの比較を順番に見ていきましょう。
景色
まずは何と言っても景色の違いですね。
東京タワーの大展望台は高さ150mの位置にあるのに対し、東京スカイツリーの展望デッキの方は350mの位置にあります。
東京タワーの場合は、展望台の高さと同じかそれよりも高い建物が周りにたくさんあります。
私が行った日は特別展望台がリニューアル中だったため、残念ながらそこには行けませんでしたが、東京中を見渡すといった感じの景色ではありませんでした。
一方の東京スカイツリーの方は全ての建物が遥か下に見下ろす形になります。
雄大な景色を見ようと思ったら何と言っても東京スカイツリーです。
しかし、私の場合あまりに高いため何だか目が回ってしまいました。特に展望回廊は450mの高さにある上にらせん状の構造になっているため、景色を見ながら歩いていると、乗り物酔いのような状態になってしまいました…。
客層の違い
どちらも外国人観光客が多いのは共通していますが、日本人観光客に微妙な違いがあります。
東京タワーの方は年配の人が多く、地方から来た人は少ない印象です。
東京スカイツリーの方は、若い人から年配の人まで、地域を問わず日本中から来ている印象です。
東京タワーの方は、落ち着いた雰囲気ですが、人気観光スポットの東京スカイツリーの方は、とても賑やかです。
施設の充実度
施設の充実度は何と言っても東京スカイツリーの方が勝ります。
ソラマチにはフードコートや食品売り場、ブランド品やスイーツ、工芸品のお店など、様々なお店があります。更には水族館やプラネタリウムまであり、一日では回り切れないくらいです。
一方の東京タワーはカフェやお土産物店、レストランなどがありますが、スカイツリーの比ではありません。
スカイツリーは単に展望台で景色を見るだけでは終わらないため、じっくり楽しむことができます。
というわけで、ここまでは東京タワーと東京スカイツリーの比較をしてきました。
こうしてみると、スカイツリーの方が断然魅力的に感じますが、東京在住35年の私としては、やっぱり東京タワーの方が特別に感じました。一体なぜなんでしょうか?
最後に私が感じた東京タワーの魅力をお伝えします。
東京タワーは特別だった…
東京スカイツリーには様々な施設が合って、楽しむために行くなら断然こちらがおすすめです。
しかし、東京タワーに行ってみると、そこには何とも言えない魅力を感じました。
そんな私が感じた魅力は次のようなものです。
- ノスタルジックな雰囲気
- 東京にいるという実感
- 落ち着いたたたずまい
東京タワーに行くと自分が東京にいるという実感が沸いてきます。昔から東京のシンボルとして存在する歴史や懐かしさのようなものも感じます。
そんな場所にいると、自然とこれまでの東京での生活を振り返ってる自分がいたりします。
やはり、東京に住んでいる人にとって、東京タワーは特別な場所なんだなぁとしみじみと実感しました!
まとめ
東京スカイツリーができてしまい、もはや東京タワーは廃れていく一方なのかと思っていました。
しかし、今回東京タワーに登ってみて、やはり特別な場所なんだなぁと感じました。
私は両方登ってみましたが、楽しい時間を過ごしたいのであれば、何と言っても東京スカイツリーがおすすめです。
しかし、ゆっくりと何かを考えたり、人の多い場所が苦手な人は東京タワーが良いと思います。
いずれにせよ、どちらも東京に住んでいるのであれば、一度は言っておいた方が良い場所ですので、是非、昇ってみてくださいね!