コーヒー、紅茶、緑茶のカフェイン!それぞれを徹底比較!

コーヒー、紅茶、緑茶などは仕事中の休憩の時など、リフレッシュしたい時に飲むことが多いと思います。これらの飲み物がなぜリフレッシュ効果があるかといえば、やはりカフェインのおかげだと思います。

しかし、カフェインの取り過ぎは体に良くないですし、常習性もあって軽い中毒になってしまう恐れもあり、飲み物にどれくらいの量のカフェインが含まれているのかは気になるところですよね?私もカフェインは頭痛の原因となってしまうため、取り過ぎには注意しているので、とても気にしています。

そこで、今回はコーヒー、紅茶、緑茶のカフェインの量を調べて比較してみたので、皆さんにもお伝えしたいと思います。

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目次

コーヒー、紅茶、緑茶のカフェインの量

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早速、コーヒー、紅茶、緑茶のカフェインの量を見ていきます。豆や茶葉から自分で抽出した場合と、缶やペットボトルで市販されている商品をいくつか紹介していきます。

コーヒーのカフェイン

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コーヒーといえば、カフェインを多く含む飲み物というのは、誰でも思うのイメージではないでしょうか?果たして、どれくらいの量のカフェインを含んでいるのでしょうか?

【表1:コーヒーのカフェイン量】
名称 全体のカフェイン量 100mmlあたりのカフェイン量
コーヒー150ml(ドリップ) 60mg 40mg
エスプレッソ30ml 63mg 212mg
缶コーヒー165ml(ブラック) 92mg 56mg
缶コーヒー165ml(ミルク入り) 107mg 65mg

やはり、コーヒーのカフェインの量はさすがの量ですね。特にエスプレッソのカフェインの量はダントツです!エスプレッソは高温高圧で抽出するため、コーヒーの抽出物が凝縮しているためです。朝スッキリと目を覚ましたい時には最適の飲み物ですね。

紅茶のカフェイン

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次は紅茶です。紅茶は茶葉の細胞を壊すことで、お茶の成分が抽出されやすいようにしています。一般的にはお茶の中でもカフェインが多いとされていますが、果たしてどうなのでしょうか?

【表2:紅茶のカフェイン量】
名称 全体のカフェイン量 100mmlあたりのカフェイン量
紅茶150ml(茶葉から抽出) 30mg 20mg
紅茶500ml(ペットボトル) 60mg 12mg
ミルクティー500ml(ペットボトル) 95mg 19mg

コーヒーに比べるとカフェインの量は少な目ですね。市販のペットボトル入りの紅茶は、茶葉から入れる紅茶よりもカフェインが少な目となっています。そして、なぜかミルクティーの方がカフェインが多いですが、これはミルクを入れる分、紅茶の香りと風味を強くしてミルクに負けないようにするために、紅茶を濃いめにしているからです。

ストレートティーは余計な物が入っていない分、香りと風味を十分感じることができるわけです。

緑茶のカフェイン

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最後は緑茶です。緑茶のカフェインの量はコーヒーほどではないイメージですが、なんと意外な結果になりました。

【表3:緑茶のカフェイン量】
名称 全体のカフェイン量 100mmlあたりのカフェイン量
煎茶150ml(茶葉から抽出) 30mg 20mg
ほうじ茶150ml(茶葉から抽出) 15mg 10mg
玉露150ml(茶葉から抽出) 240mg 160mg
緑茶500ml(ペットボトル) 65mg 13mg

驚きなのは玉露のカフェインの量です。一杯で取れるカフェインの量はダントツトップです!玉露にこれほどまでのカフェインが含まれている理由は、玉露の茶葉の栽培方法に秘密があります。玉露は収穫前の3週間を葦簀(よしず)などで覆って日陰にします。

茶葉は日光を遮られるとカフェインを多く作るため、これほどまでのカフェインの量になってしまうのです。

さて、ここまではコーヒー、紅茶、緑茶のカフェインの量を見てきました。これを元にカフェインの含有量が少ない飲み物を選ぶだけでなく、カフェインを減らすことができれば更に良いですよね?そこで、次はコーヒー、紅茶、緑茶のカフェインを減らす入れ方を見ていきましょう。

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カフェインを減らす入れ方

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カフェインは水よりもお湯によく溶け出します。家庭でカフェインを少なくする場合は、基本的のこの性質を利用すると良いのです。

【カフェインを減らす入れ方】

  • 共通
  • カフェインは最初の30秒間で最も多くのカフェインがお湯に溶け出すので、最初に抽出したものを捨ててしまう。

  • コーヒー
  • カフェインは水には溶けだしにくいので、水出しコーヒーにする。また、カフェインは178℃以上に熱すると揮発してしまうため、深煎りのコーヒー豆はカフェインの量が少なめです。

  • 紅茶
  • 同じく、紅茶を水出しするとカフェインの量を少なく抑えることができます。

  • 緑茶
  • やはり水出し緑茶にするとカフェインが少な目です。また、ほうじ茶は緑茶を焙じて作るため、焙じる段階でカフェインの多くが揮発しているため、カフェインの量が少なめです。

つまり、カフェインを少なくするには、水出しをするか、最初のカフェインの量が多い抽出液は捨ててしまうかのどちらかです。しかし、これらの方法は本来の香りと風味を楽しむことができないため、ここまでしてカフェインを少なくするくらいなら、飲む量を少なめにするなどした方が良いかもしれませんね。

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まとめ

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コーヒー、紅茶、緑茶のカフェインの量を調べてみたところ、平均的にカフェインが多いのはやはりコーヒーでしたが、なんとカフェインを最も多く含むのは玉露という結果でした!

玉露にはカフェインが多く含まれているため、リフレッシュ効果も高く、それが理由で昔から珍重されていたのかもしれません。カフェインを少なくする入れ方もあるものの、コーヒーやお茶は、カフェインも含めて楽しむものなので、飲み過ぎに注意して、適度に飲むようにするのが一番かもしれませんね!

以上、お茶を飲みながら、ブログを書いている管理人でした!