世界一辛い料理!その国は幸福度も辛さもNo.1だった!

私は辛い食べ物が好きです。辛い料理を食べると何とも言えない幸福感を感じます。

しかし、長年辛い料理を食べていると、とある野望を抱くようになりました。それは「いつか世界一辛い料理を食べてみたい」というものです。世界一辛い料理はどれくらい辛いのでしょうか?

そこで、世界一辛い料理はどの料理なのか調べてみました!

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目次

世界一辛い料理とは?

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世界一辛い料理といっても、はっきり言ってその定義は難しいです。なぜなら、唐辛子を使う量は、料理する人が好きに調節できるので、いくらでも辛くできちゃうからです。

世界一辛い料理の定義を単にその料理の辛さとしてしまうと比較が難しいので、ここでは世界一辛い料理を、世界一唐辛子を食べている国の料理とさせていただきました。

その基準で世界一辛い料理を探していたところ、とある国の料理が浮かび上がりました!

ブータンの食文化

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世界一辛い料理を食べている国、それはブータンです。ブータンの食文化で特徴的なのは、唐辛子を野菜として食べていることです。普通、唐辛子はスパイスとして使いますが、ブータン料理で使う唐辛子はエマという名前のさやえんどうのような唐辛子で野菜として、日常的にたくさん食べています。

Youtubeにエマの歌がありました。ブータン人にとってのソウルフードのようですね!

このエマはあらゆるブータン料理に使われるため、ブータンは世界一唐辛子を食べる食文化となっているのです!

ブータン人はなぜ辛い物を食べる?

しかし、なぜブータンの食文化はこれほどまでに唐辛子を食べるものになってしまったのでしょうか?理由を考えてみました。

【ブータン人が辛い物を食べる理由】

  1. 辛いものはクセになるから
  2. 辛い食べ物には常習性があるため、食べずにはいられない。

  3. 唐辛子が良く取れるから
  4. ブータンで一番取れる野菜が唐辛子(エマ)なので、それを食べるしかない。

  5. 寒いから
  6. ブータンは国土の多くが高地にあるため、寒さ対策として辛い料理を食べた。

まず、辛い食べ物はクセになります。あまりに辛い食べ物は脳にとってストレスなのです。そこで、脳は快楽ホルモンを出して、自分自身を守ろうとするのです。この快楽ホルモンには軽い依存性があるため、辛いものはクセになってしまうのです。

辛いものが病み付きになってしまう理由はこの記事に詳しく書いているので、良ければご覧ください!
辛いものが好きな心理!脳は苦しいと気持ち良くなる!?

次に寒いからという理由についてですが、ブータンだけでなく寒い地域では、唐辛子をたくさん使った食文化が発達しています。その理由は寒いので、辛い料理を食べて体を温めるためと思われてますが、それだけでは理由として不十分です。

【寒い地域ではなぜ辛い物を食べる?】
寒い地域では、体の新陳代謝が悪くなりがちです。新陳代謝を良くするには体温を上げる必要があります。唐辛子を食べれば体温が上昇するため、新陳代謝がアップします。更に体温が上がれば、汗をかいて体内の老廃物を出してしまうことができるのです。

寒い地域の人々にとって、唐辛子は新陳代謝アップに欠かせない食材なのです!

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ブータン料理を食べてみた

さて、ブータン料理は世界一辛いと言われると食べてみたくなりますよね?というわけで、ブータン料理を食べてみました!

ブータン料理が食べられるガテモタブン

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行ってきたお店は、東京の代々木上原にあるガテモタブンという日本でブータン料理が食べられる数少ないお店のうちのひとつです。お店の場所の地図を載せておきますね!

行ったのはランチの時間帯だったため、メニューはランチメニューでした。
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↑こちらがランチメニューです。

このメニューの中から、おすすめの以下の料理を注文しました!

  1. パクシャパ
  2. モモ


順番に感想をお伝えしていきますね!

パクシャパ

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プレートに乗ってる料理の中で、右下にある赤い料理がパクシャパです。パクシャパは豚バラ肉と大根、玉ねぎ、唐辛子(エマ)が入った煮込み料理です。

噂の唐辛子は丸ごと入っていて、真っ赤な色が何とも言えない威圧感を放っています。メインの豚バラ肉はじっくり煮込んであるので、とても柔らかくてほろっと口の中で崩れる柔らかさです

さて、肝心の辛さですが、真っ赤で見るからに辛そうな色です。私も世界一の辛さを覚悟して口の中に入れたのですが、予想していたほどの辛さではありませんでした(それでももちろん辛いです!)

噂のエマも少し皮が固めのきぬさやのような食感で辛いけども、ブータン人が野菜として常食しているというのも納得でした。

パクシャパは意外にも食べられる範囲の辛さで、とてもご飯の進む料理でした!

モモ

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モモはブータンの餃子です。餃子といっても水餃子に似ていて、かじると中から美味しいスープがじゅわっと染み出してきます。横に映っている赤い唐辛子の激辛薬味を付けて食べると、ピリッと辛くて何個でも食べれてしまいます!

ちなみに写真には1個しか映ってませんが、写真を撮る前に我慢できずに1個食べてしまいました(^_^;)

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まとめ

ブータン料理は噂通り大量の唐辛子を使った料理でした!しかし、ヒーヒー言いながら食べることになると想像していたのに、意外にも美味しく食べられる範囲の辛さでした!

念のため、想像していたよりも辛くないのは日本人向けに、辛さを調節してるからじゃないのかと思い、お店の人に聞いてみたところ、現地の唐辛子を使って、現地のレシピ通りに作っているとのことでした。

世界一辛いと言われると身構えてしまいますが、ブータン料理は辛うまくて普通の日本人でも食べられる美味しい料理でした!

みなさんも機会があれば、是非ブータン料理を食べてみてくださいね!