私はホームパーティーをよくやるのですが、たくさんの友人を招待すると初対面の人同士の場合もあるため、とても気を遣います。来てくれた方たちが緊張してしると申し訳ないような気持ちになってしまいます。
私の場合、そうなってしまうと、自分の司会進行力の無さに焦りや罪悪感を感じてしまいます。是非、参加してくれた人たちには、楽しんで欲しいものですよね。
そこで、今回はパーティーなどに参加してくれている人の緊張を解くための大人数でもできるアイスブレイクのネタをご紹介します!
目次
良いアイスブレイクとは?
既にご存知だとは思いますが、改めておさらいするとアイスブレイクとは、見知らぬ人同士が集まるパーティーや重要な物事を決める会議、テンションが低くなりがちな時(午前中など)の会議などで実施します。
目的は参加者の緊張をほぐして、その集まりの目的達成のために、参加者が積極的にかかわってもらいやすい雰囲気を作るための手法のことです。
良いアイスブレイクのポイントは以下の2つの条件を満たしていることです。
- 笑いがこぼれるような、ちょっと楽しい内容であること
- 他の参加者と協力したり、関わったりできる内容であること
パーティーや会議などを運営する立場になった時に、何か一つでもお得意のアイスブレイクのネタを持っていると、とても役に立ちます。
そのためにこれから紹介するネタをそのまま使っていただいても良いですし、これらを参考にして自分なりのアイスブレイクを開発していただいても結構です!
というわけで、次からはアイスブレイクのネタを紹介していきます!
アイスブレイクのネタ!
それでは、アイスブレイクのネタを紹介していきます!
既に知っている人ばかりの集まりで、少人数の時は無理にアイスブレイク用のゲームなどをやらなくても、ジョークを交えた雑談をしているだけで、緊張はほぐれるものです。
そこで、ここでは見知らぬ人同士が集まった場合を想定した次の10個のネタを紹介していきます!
- 他己紹介
- スパークリングモーメント
- ミラクルクエスチョン
- 私は誰ですか?
- 共通点探し
- 人間知恵の輪
- ○○と言えば!
- 後出しじゃんけん!
- クイズ「このニュースはいつだった?」
- ポジティブ・ネガティブ
他己紹介
まずは自己紹介ならぬ他己紹介です。自己紹介は自分で自分のことを紹介しますが、他己紹介は他人のことを紹介します。
具体的には、次のようにやります。
- 2人1組、または3人以上でチームになる 2人1組、3人以上の場合は輪になります。
- 自己紹介する
- 自分が自己紹介を受けた人のことをみんなに紹介する
お互いに普通に自己紹介します。輪になってる場合は、自分の左の人に自己紹介をして、次に右の人から自己紹介を受けるというようにします。
自己紹介を受けた内容を参加者全員に向かって紹介します。自己紹介する際に何でも良いので何かテーマがあるとなお良いです。(最近、ハマっていること、行ってみたい国とその理由、等々)
初対面の人とも会話ができる上に、相手に自分のことを紹介してもらえるので、親近感が持てて交流が進みやすくなります!人数が多いと時間が長くなりがちなので、2分以内で話すなど時間制限を設けると良いです。
スパークリングモーメント
基本的には他己紹介と同じです。違うのは自己紹介のテーマを人生の中で最も輝いていた時のエピソードというテーマにすることです。
そして、相手を紹介する時に、そのエピソードに基づいて、その人のことを徹底的に褒めて持ち上げます!
スパークリングモーメントの良い所は、紹介された人はとても嬉しい上に、聞いている参加者もとても盛り上がることです!
ミラクルクエスチョン
基本的には自己紹介をするだけなのですが、自己紹介の内容にもし、明日の朝、目が覚めた時に奇跡が起こって、全く違う自分に変われるとしたら、どんな自分になりたいですか?というテーマを加えて話してもらいます。
奇跡の内容はどんな突拍子もないものでも、荒唐無稽なものでも構いません!おかしなことを言ってもらって、場を盛り上げ、緊張をほぐすのが目的です。
そのため、テーマを「明日の朝、目が覚めた時に奇跡が起こって、何かの食べ物になってるとしたら何になりたい!?」などと限定しても面白いです!
私は誰ですか?
他の参加者からヒントをもらいながら、自分が誰(何)なのかを当てるゲームです。やり方は以下です!
- 参加者の背中に人物名や物の名前を書いた紙を貼る 参加者全員の背中に人物名や物の名前を書いた紙を貼り付けます。紙を貼られた人は自分の紙を見てはいけません。戦国時代の武将とか家電製品などテーマを決めると良いです。
- 他の参加者にヒントをもらう
- 自分が誰(何)なのか予想して発表する
他の参加者に自分が誰(何)なのかのヒントを1人に1つだけ質問します。質問はYesかNoで答えることに限定したり、質問できる人数を決めるなど、ある程度限定しないと全員当たってしまったりするので、必要に応じて工夫してください。
質問の回答をヒントに自分が誰(何)だと思うのかを発表します。
大勢の人と話せることがメリットですが、質問だけしてヒントをもらうだけだと、あまり会話ができないので、必ず自己紹介をしてから質問をすることにするなど工夫すると良いと思います。
共通点探し
まず、2人以上のグループになります。そして、そのグループの人達の共通点をひたすら探します。例えば、出身地、好きな食べ物、得意な教科、等々、無理矢理で良いので共通点をたくさん探し出します。
そのチームの人達のことを良く知れて、親近感が沸いてくる効果があります。
共通点を一番多く探し出したチームにご褒美などを上げることにして、競争させるとチームメンバーの連帯感が生まれて、更に良いと思います!
人間知恵の輪
チームになってやるゲームです。結構難しいのでみんなで知恵を出し合って協力する必要があり、アイスブレイクには最適です!
やり方は以下です。
- 複数人のチームに分かれる 人数が多い方が難解になるので、公平にしたい場合は、なるべく同じ人数のチームにしてください。
- チームで輪になり適当に手をつなぐ
- チームがただの輪になれるように解きほぐしていく
チームのメンバーで輪になり、適当に他の人と手をつなぎます。同じ人と両手をつながないようにしてください。難易度を上げるなら、隣の人と手をつなぐことを禁止にすると良いです。みんなに目を閉じさせて、主催者が適当に手をつながせても良いです。
手が絡まっている状態から、手を離さずに体を回転させたり、人の手をくぐったり跨いだりして、最後にただの輪になるようにしてください。
言葉だと分かりにくいと思います。人間の知恵の輪の動画があったので、参考にしてみてください。
色々なハプニングがあって、楽しめるので、緊張がほぐれやすいです!ただし、初対面の人同士で、手をつなぐのが少し恥ずかしい場合などは、男女は別々にするなど工夫してください。
○○と言えば!
単純なゲームです。
まず、複数人のチームに分かれます。そして、テーマを決めてそのテーマで連想するものを一斉に言ってもらいます。テーマは動物園で人気の動物といえば?、夏休みの思い出といえば?など何でも構いません。
同じ答えを言えた人がたくさんいるチームが勝ちです!
後出しじゃんけん!
少し頭を使うゲームです。
まず、2人1組になります。そして、最初に片方の人がグー・チョキ・パーのいずれかを先に出しておきます。次に主催者が勝ち・負け・あいこのどれかを叫びます。
例えば勝ちと叫ばれたら、もう片方の人は先に出されているものに勝つものを出し、負けと叫ばれたら、先に出されているものに負けるものを出します。
意外に間違ってしまうので、盛り上がります!
クイズ「このニュースはいつだった?」
ルールはシンプルです。
まず、複数人のチームに分かれます。そして、主催者が世の中のある時期に起きた有名なニュースをいくつか発表します。あとはチームで相談して、そのニュースが起きた順番通りに並べます。
チームで協力してやるので、協調性と親近感がわきます!
例えば次のようなニュースです。
- オバマ大統領の広島訪問
- ポケモンGO配信開始
- イギリスが国民投票で、EU離脱を決定
- ピース・又吉直樹の「火花」が芥川賞を受賞
順番分かりますか?
正解は4→1→3→2です。
ポジティブ・ネガティブ
ちょっと変わったアイスブレイクです。人間の体の不思議を体感して楽しむゲームです。
手順は以下です。
- 2人1組になる 2人のうち片方をAさん、もう片方をBさんとして、まずはAさんを被験者として進めます。
- Aさんが利き腕をまっすぐ突き出す
- Aさんははポジティブなことをイメージする
- Bさんが腕を押し下げる
- はAさんはネガティブなことをイメージする
- Bさんが腕を押し下げる
Aさんは立った状態で、利き腕をまっすぐ突き出します。腕以外はリラックスした状態にしてください。
その状態でAさんは楽しかったこと、嬉しかったことなど、ポジティブなことをイメージしてください。
Aさんがイメージしている状態で、BさんがAさんの腕を押し下げてください。Bさんは押し下げるのに必要だった力を感覚で覚えておいてください。
今度はAさんは苦しかったこと、悲しかったことなど、ネガティブな思い出をイメージしてください。
Aさんがイメージしている状態で、BさんがAさんの腕をまた押し下げてください。今度は前回より全然軽い力で押し下げることができるはずです。
人間はポジティブな事をイメージをしている時は、身体能力が上がるようにできているので、それを体感してもらうという不思議体験を共有して緊張をほぐします。
というわけで、ここまでは色々なアイスブレイクを見てきました。良いアイスブレイクをすることができれば、固い雰囲気も和やかにすることができます。
しかし、アイスブレイクだけでなく、司会者の場のリードの仕方によっても、結構変わってきます。
そこで、最後に場を和ませるために大事なポイントをお伝えします。
場を和ませる司会者のポイント
緊張した場の雰囲気を和ませるには、司会者のリードの仕方にもいくつかポイントがあります。
基本は次の3つです。
- 笑顔でいる
- ゆっくり話す
- できればジョークなどを交えて笑いを取る
笑顔や話すスピードは、意識していればできますよね!逆に司会者が緊張していると、その場にいる人たちにも緊張が伝わって空気が固くなるので注意してください。
ジョークはできたらで大丈夫です。ジョークが滑ると、逆に恥ずかしくなって、自分が緊張してしまうので、逆効果です。自信があるのであれば、笑いを取るのはとても効果的です。
アイスブレイクに入るまでの少しの間は、空気が一番固い時です。司会者にとって負担が大きいので、このポイントを押さえた進行を心がけてくださいね!
まとめ
今回はパーティーや会議などで役に立つアイスブレイクのネタについて、お伝えしました!
楽しくて、コミュニケーションが必要なものであれば、何でもアイスブレイクになるので、色々応用して活用してみてくださいね!
言葉だけじゃ良く分からない場合やこんなネタもあるよといった場合には、是非ご連絡ください!