ちょっと高級なカフェでミルクティーなんかを頼むと、シナモンスティックが付いてくることがありますよね。
あれで軽く混ぜることで、シナモンの香りを付けるわけです。
でも、もし、誰かから貰っちゃったとかで、たくさんある場合って持て余しちゃいませんか?
家で紅茶を飲む時に、シナモンスティックなんてあまり使わないですしねぇ…。
でも、大丈夫です。インド料理を作るのが大好きな私は、常日頃からスパイスを使い倒しています。
というわけで、そんな私が、貰っても持て余しちゃいがちな、シナモンスティックの使い方を紹介します!
目次
シナモンスティックの便利な使い方
シナモンスティックはセイロンニッケイという木の幹のコルク状の部分を乾燥させたものです。
シナモンスティックなんて名前ですが、薄く剥ぐと自然にクルンと丸まってしまうた、そのまま乾燥させると、スティック状になります。
シナモンについては、こっちの記事に詳しく書いているので、参考にしてみてくださいね。
紅茶やお菓子の香りづけに使う香辛料として有名なのがシナモンです。 でも、同じような香りがするものにニッキや桂皮というものもあります。 一体これらにはどんな違いがあるのでしょうか? また、この香りにはどんな効果があるのでしょうか? ここではシナモンとニッキと桂皮の違いと、この香りの効果についてお伝えします。
私の場合はインド料理を作るのが好きなので、自宅にスパイス一式を揃えちゃってます。そういうわけなので、シナモンスティックなんてすぐに消費しちゃうんですが、普通はそうじゃないですよね(^^;
そこで、簡単に有効活用する使い方を、3つほど紹介します。
- カレーに入れちゃう
- 豚の角煮
- 紅茶やホットワイン
どれも、何も考えずにスティックのまま、ボンっと入れちゃえば大丈夫です。
それでは、順番に紹介します。
カレーに入れちゃう
日本人にとって、シナモンというとお菓子に使うイメージですよね。
しかし、インド料理では、お菓子よりも日常の料理に、じゃんじゃん使います。
もちろん、カレーにも頻繁に使われるスパイスです。
というわけで、カレーにそのまま入れてしまいましょう(^^)/
入れるタイミングは、最初に油で野菜を炒める時です。鍋に油を入れたら、そこにシナモンスティックを最初に入れて熱します。
シナモンの香りが漂ってきたら、それ以上そのままにせず、すぐに野菜を入れて炒め始めてください。
ミルクティーに添えられるような、シナモンスティック(カシア)だと1本では足りないので、その場合は2本くらい使うと、いつもと一味違うカレーになりますよ!
豚の角煮
中国料理で出てくるような豚の角煮って、独特の香りがしますよね?
実はあの香りは、シナモンやスターアニス(八角)の香りなんです。
というわけで、豚の角煮にシナモンスティックを入れると、ちょっと違ったスパイシーな味になりますよ。
- 豚バラ肉(ブロック):800g
- 長ネギの青い部分:10cm程度
- 生姜:ひとかけ
- 砂糖:大さじ6
- 醤油:大さじ7
- 酒:大さじ3
- シナモンスティック:1本~2本
- スターアニス(あれば):3個
- 豚肉は5cm~6cm程度に切ります。鍋に豚肉と水をひたひたになるくらい入れて、10分~20分程度、下茹でして臭みを取ります
- 圧力鍋に豚肉とひたひたになるくらいの水、ネギとスライスした生姜を入れて、中火で25分程度加熱します
- 25分経ったら火を止めて、圧力鍋のピンが自然に下がるまで放置します
- ピンが下がったら蓋を開けて、味見します。薄いなと感じたら、蓋を外した状態で、再び火にかけて、適度に煮詰めてください
これだけで、いつもの角煮が、中華料理のような味になりますよ!
紅茶やホットワイン
普段使いするなら、やっぱり、紅茶やホットワインが一番です。
紅茶であれば、ポットに茶葉とシナモンスティック1本を入れて抽出するだけです。
ホットワインの場合は、鍋にワインとシナモンスティック1本を入れて、中火で加熱し、沸騰直前で火を止めればOKです。
どちらもクローブやカルダモン、スターアニスなんてスパイスを一緒に入れると、なお美味しいですよ!
どうしても持て余すなら…
それでも、料理に使うのは好みじゃない人もいるかもしれません。
あるいは、それでも使い切れないくらい大量にあるかもしれませんね。(その場合は誰かにあげちゃった方が良いと思いますが…)
そんな場合の使い方も紹介しておきます。
ペッパーミルで粉末にする
私たちが使い慣れているスパイスは、粉末状のものですよね?
シナモンスティックを使い勝手が悪く感じるのは、そういった理由からだと思います。
だったら、粉末状にして使ってしまえばいいんです。
100円ショップなどで売ってる、ペッパーミルで粉末にして使えば、グンと使い勝手がよくなります。
注意点は丸ごと入れないことです。そのままだと、大き過ぎて、ちゃんと挽くことができないので、荒く砕いてから入れるのがコツです(^^)/
割り切って贅沢に使う
実は紅茶に付いてくるようなシナモンスティックは、あまり香りが強くない安物が多いです。
安物の場合は、料理に使っても、1本や2本くらいじゃあまり、香りが付かないんです(-_-;)
もし、料理用のちゃんとしたシナモンスティックでなければ、どうせ安物と割り切って、お茶やカレーに惜しみなく使ってしまうのがおすすめです。
使わずにいつまでも戸棚に置いておく方が、もったいないので、積極的に使ってしまいましょう!
まとめ
というわけで、今回はシナモンスティックの使い方を紹介しました。
本来シナモンはカレーなどに、欠かさず使われているスパイスです。
特にインド料理では、非常によく使うスパイスなので、あっという間に消費しちゃいます。(余ってる人がいたら譲って欲しいくらいです!)
今回紹介した使い方が一番手軽に消費できる方法だと思うので、ぜひ試してみてくださいね(^^)/