今や東京の大きな観光スポットになったのが台場です。日本だけでなく、外国からもたくさんの観光客が訪れています。
そんなお台場に行く人のほとんどが通ることになるのが、レインボーブリッジです。
レインボーブリッジを遠くから眺めていると、歩いて渡ってみたいな~なんて思ったことはありませんか?レインボーブリッジは高速道路に一般道、ゆりかもめなどが通っていますが、実は意外にも徒歩でも渡ることができるのです!
それを知った私は今回、レインボーブリッジを徒歩で渡ってみることにしました!
というわけで、遊歩道の入り口など、徒歩で渡るための情報も交えてレポートしてみたいと思います!
目次
レインボーブリッジ
レインボーブリッジとは、言わずと知れたお台場にかかる大きな橋です!夜になるとライトアップされるため、お台場のシンボルのような存在です。
そんなレインボーブリッジを徒歩で渡るレポートの前に、まずは基本情報から見ていきましょう!
レインボーブリッジのデータ
レインボーブリッジの基本データは次のようなものです。
橋げたの高さ:最高52m
遊歩道の全長:1.7Km
【通行可能時間】
4月1日~10月31日:午前9時~午後9時(最終入場は午後8時30分まで)
11月1日~3月31日:午前10時~午後6時(最終入場は午後5時30分まで)
※毎月第3月曜日はお休み、第3月曜が祝日の場合はその翌日がお休み
【アクセス】
- お台場側
- 芝浦側
ゆりかもめ「お台場海浜公園」から徒歩10分
ゆりかもめ「芝浦ふ頭」から徒歩7分
JR山手線「田町」から徒歩15分
駐車場は無いので、公共交通機関を使うのをおすすめします!
レインボーブリッジの入り口
レインボーブリッジを徒歩で渡ろうと思った時に一番分かりにくいのが遊歩道の入り口です。
特に芝浦側の入り口は、非常にうらぶれた場所にあり、知らないとそこが入り口だなんて思いもしません。
徒歩で渡る場合の、お台場側と芝浦側のそれぞれの遊歩道の入り口の場所はここです!
【お台場側】
お台場側の入り口は場所さえ分かっていれば、とても分かりやすいです。
【芝浦側】
芝浦側は場所が分かっていても、一瞬中に入って良いものか戸惑ってしまいます。
でも、自由に入って良いので、勇気を出して入りましょう…。(本当に勇気が必要になるくらいの寂しい場所にあります)
というわけで、入り口も分かったところで、いよいよ渡ってみることにしましょう!
いよいよ渡ってみましょう!
それでは、いよいよ渡ってみましょう!
今回はお台場側から渡ることにしました。しかし、芝浦側から渡った方がだんだんお台場に近づくので、気分が盛り上がるかもしれませんね。皆さんはそうした方が良いかもしれませんね。
さて、まずはお台場側の入口へ向かいます。ゆりかもめの場合はこちらのお台場海浜公園駅が最寄駅です。
お台場側へ向かう道にはオシャレなお店やマンションが立ち並んでいます。日本にいるとは思えません!
左にお台場海浜公園を見ながら歩き続けると行き止まりに何か見えてきました。
ありました!レインボーブリッジの遊歩道の入り口です。
受付のようなところに警備員さんがいますが、料金は無料なので、そのまま通過してしまって構いません。まずはレインボーブリッジの遊歩道に向かうまでの橋を渡っていきます。
左にはこれからわたるレインボーブリッジが見えます。
お台場ともこれでお別れです…。
これから渡る遊歩道の案内板がありました。レインボーブリッジの遊歩道は正式には「レインボープロムナード」と呼ぶようですね~。
ここで、いきなり分かれ道です。遊歩道には北側と南側があるので、どちらかを選ぶ必要があります。南側通路だとお台場側、北側通路だと東京都心側を眺めながら渡ることになります。私は東京都心を眺めながら渡りたいと思ったので、北側を選びました!
北側遊歩道を歩いてゆきます。
遊歩道から写した東京です。東京って大都会なんだな~と改めて感じます。
しばらく行くとサウスルートに行ける階段が現れました。やっぱり気が変わったら南側に移れるみたいですね。
この遊歩道、景色は文句なく最高ですが、すぐ横が車道なので、とにかく騒音が凄いし、排気ガスの臭いもします。そこが残念な所です。
しばらくするとゆりかもめがやってきました!
右に東京の景色を眺めながら、ひたすら歩きます。全然人とすれ違いません…。
しばらく歩いていると、自動ドアがある場所に来ました。なんじゃここは…。
中に入ってみるとそこは台場アンカレイジという、お台場側の橋脚の部分でした。エレベーターなんかもありますが、下に降りても何もないので、利用不可能です。ここはそのまま通過するだけの場所ですね。
更に歩き続けると、ようやく橋の真ん中付近に到達しました!するとそこにはいくつものパネルがあります。
パネルはそこから見える建物などの説明用の写真でした。ちゃんと観光客を想定した作りになっているようですが、渡っている人は正直少ないようですし、写真も色あせてしまっています…。
更に歩いていきます。どうやら芝浦アンカレージがゴールのようですね。
だんだん、ゴールに近づいてきました!
そして、芝浦アンカレージのエレベーターが見えてきました。
遂にゴールに到着です。
また、自動ドアをくぐって、中に入ります。
今度はエレベーターが使えるので、乗り込んでみます。
エレベーターを降りて芝浦側の出入り口のロビーに来ました。
ロビーには展示物や飲み物の自動販売機、トイレなんかもあります。やっぱり芝浦側から渡るのが順路のようですね…。
芝浦側を出ると外の景色はこんな感じです。とにかく人がいません…。
芝浦側の入り口はこんな感じです。芝浦側からくる時の参考にしてくださいね。
というわけで、レインボーブリッジを後にして、今回はJR山手線の田町駅に向かいます。
田町駅へは真っ直ぐ行けば到着します。途中にはこんな標識もあります。田町駅から来る時はどんどん寂しげな場所に向かうことになりますが、この標識を信じてひたすら直進してください。
田町に近づくにつれて、高層マンションなどがあるセレブな雰囲気の場所になってきます。
そして、田町駅に到着です。今回は帰宅経路の都合上、田町駅に来ましたが、最寄駅はゆりかもめの「芝浦ふ頭」です。交通の便を考えて便利な方を選んでくださいね。
というわけで、東京の景色をたっぷりと堪能できるレインボーブリッジですが、渡る時にいくつか注意点があります。
次はその注意点をお伝えしますね!
渡る時の注意点!
今回渡ってみて、注意した方が良いことを私なりにまとめてみました。
それは次の4つです。
- 遊歩道は北側と南側がある
- 自転車は手押しで渡る
- 風が強い!
- 騒音が凄いのでムードが無い
順番に説明しますね!
遊歩道は北側と南側がある
遊歩道には北側と南側があります。
南側はお台場の景色を楽しめますが、基本的に港湾施設が多い場所なので、ちょっと殺風景です。北側は東京都心の景色を楽しむことができますが、お台場の景色は全く見ることができません。
途中で反対側に行くことはできないので、あらかじめどちらにするか決めておきましょう!
自転車は手押しで渡る
遊歩道は歩行者優先です。
自転車の場合は、手押ししかできないように、入り口で警備員さんに台車を取り付けられてしまいます。鍵が無いと取り外しできないので、手押しはしんどいです。
また、自転車の場合は、芝浦側から渡る場合は南側通路、お台場側から渡る場合は北側通路を渡らなければいけないため、選択肢がありません。
自転車で渡る必要が無いのであれば、徒歩で来ることを強くお勧めします!
風が強い!
この日は強風注意報が出ていたため、特に風が強い日でした。
そのため、とても寒く、涙と鼻水が大量に出ました…。
物が飛ばされそうな勢いで、写真を撮るのも大変だったので、とにかく風が弱い日を選ぶようにしてください。
騒音が凄いのでムードが無い
常に車やゆりかもめが通過するので、騒音と排気ガスがもの凄いです!
しかも、お台場は港湾施設がある場所でもあるため、大型車両が多く通過します。大型車両は排気ガスも臭く、通過すると橋げたが揺れるため、結構怖いです^^;
ちょっとデートには向かないかもしれませんね…。
まとめ
というわけで、今回はレインボーブリッジを徒歩で渡ってみました。
個人的には、大都会東京の景色を堪能できる北側の遊歩道がおすすめです!
また、渡る方向も、芝浦側からスタートして、お台場側にゴールする方がおすすめです。
私はもうすぐ地方に移住する予定なので、東京の街並みもこれで見納めかもしれないとしみじみ思いながら渡りました。
強風と排気ガスが難点ですが、1.7Kmという距離もちょうど良いので、皆さんも一度徒歩で渡ってみるのも良いと思いますよ!
注意点は自転車の場合は手押しで渡らなければいけないという点です。1.7Kmを手押しで渡るのは、結構しんどいと思うので、ご注意くださいね!