私はこのブログを書く時に、ほとんどの場合は外出して集中できる場所に移動します。そんな時にはリュックにパソコンを入れて持ち歩きます。
最近のパソコンはかなり軽いのですが、それでも色々な荷物と一緒にすると結構な重さになってしまいます。私の場合、そんな重たいリュックを一日中背負っていると、肩こりになってしまいます。
皆さんもリュックで肩こりになった経験はないでしょうか?
リュックは、一般的には普通のカバンよりも肩こりになりにくいと言われていますが、正しい背負い方をしないと、やっぱり肩こりになってしまいます。
そこで、今回はリュックを背負うと肩こりになってしまう原因と、肩こりを解消するための背負い方をお伝えします。
目次
リュックで肩こりがする原因
リュックの肩こりを解消する方法は、リュックで肩こりになってしまう原因を知ることで、自然に理解する事が可能です!そこで、まずはリュックを背負っていて肩こりになってしまう原因を見ていきましょう。
主な原因は次の3つです。
- 肩のベルトが細い
- 肩のベルトの長さが合ってない
- 荷物が重い!
普段は肩のベルトなど、あまり意識していない人も多いと思いますが、実はこれが重要です。詳しく見ていきましょう。
肩のベルトが細い
リュックで肩こりになる大きな原因は、リュックの重さが一つの場所に集中していることです。
肩のベルトが細いリュックは、重さが細い部分に集中して、ベルトが肩に食い込みます。その結果、血行不良を起こして肩こりになってしまいます。
ファッション性を優先させたリュックの中には、ベルトが細いものがあります。ベルトの太さを改善するには、買い替えるしかないため、肩のベルトの太さには注意しましょう。
肩のベルトの長さが合ってない
普段、肩のベルトの長さなどあまり意識していない人も多いのではないかと思いますが、長時間疲れないためには、肩のベルトの長さは重要です。
肩のベルトが緩いと、リュックはぶらんと垂れ下がります。そうなると、体が後ろに反り返るので、バランスを取るために、今度は上半身を前に出して前傾姿勢になります。このような姿勢はとてもバランスが悪く、筋肉に負担がかかるため、肩こりになってしまうのです。
体が反り返るのを防止するためには、ベルトの長さを適度に短くして、荷物の重心をなるべく高くすることが大切です。
荷物が重い!
最後がそもそも荷物が重いというものです。肩のベルトを太くして、荷物の重心を高くしても、荷物自体が重ければ効果がありません。登山用のバックパックの場合は、荷物の重さの目安は、自分の体重の20%~25%と言われています。
しかし、登山用のバックパックは、より重さが分散するように肩だけでなく、胸や腰にもベルトがあり、普通のリュックよりも疲れにくいように設計されています。
肩にしかベルトのない、普通のリュックの場合は、自分の体重の10%以下の重さになるようにしましょう。
さて、ここまではリュックで肩こりになってしまう原因を見てきました。
次からはこれらの原因を踏まえて、肩こりにならない正しいリュックの背負い方をお伝えします。
正しいリュックの背負い方
登山やハイキングの時なら別ですが、普段の生活でリュックを背負う時に、疲れにくい方法を意識することは少ないと思います。
しかし、ちょっとしたことを調整するだけで、肩こりになりにくくなります。
具体的には次の3つです。
- 肩が痛くないくらいにベルトを調整
- リュックが背中にピタッとくっ付くようにする
- 荷物を軽くする
どれも簡単なことばかりなので、意識すればすぐにできます!順番に説明していきますね!
肩が痛くないくらいにベルトを調整
肩こりを起こさないためには、荷物の重心を高く保つことが大切です。そこで、荷物が垂れ下がらないように、肩のベルトの長さを適度に短くして、荷物を高い位置に持ってきてください。
ただし、短くし過ぎて、きつく感じないように注意してください。あまりにきつくし過ぎると、血行不良が起きて、結局肩こりになってしまう可能性があります。
肩のベルトがちょうど良い長さになるように、最初に調整してください。
リュックが背中にピタッとくっ付くようにする
既に説明した通り、リュックを背負った時に体が反り返ると、肩こりの原因になります。
身体が反り返らないようにするには、荷物の重心を高くすることに加えて、リュックが背中にピッタリとくっ付くようにすることが大切です。そのためにはリュックの中身が偏らないようにして、背中にくっ付く面が平らになるようにすることがポイントです。
固い荷物が出っ張っていたりすると、背負った時に姿勢が悪くなり、肩こりの原因になります。出かける前に中身の位置を確認するようにしましょう!
荷物を軽くする
肩こりを防ぐためには、荷物の重さを自分の体重の10%以下にすることが目安と説明しました。
しかし、実際にはその日の体調によって、軽く感じたり、重く感じたりするものです。肩のベルトや中身の位置をチェックしても、実際に背負ってみた時に、荷物が重く感じるようなら、たとえ10%以下の重さであっても、荷物を減らして軽くしましょう。
自分の体が重いと感じるのであれば、いずれ肩こりになってしまいます。無理せず普段から軽い荷物にするように心がけましょう!
まとめ
今回はリュックを背負った時の肩こりを解消する方法をお伝えしました。
肩こりしないリュックの背負い方のポイントは次の3つです。
- 肩が痛くないくらいにベルトを調整
- リュックが背中にピタッとくっ付くようにする
- 荷物を軽くする
どれもお簡単な事ばかりですよね!
お出かけ前にちょっとだけ調整すれば、肩こりを解消することができます。
リュックは肩にかかる重さが均一になるので、元々肩こりになりにくいものですが、正しい背負い方をしないと肩こりになってしまいます。
皆さんも今回紹介した方法で、快適なリュック生活をしてくださいね!