世帯主から見た続柄?続柄の書き方に混乱したらこの一覧!

普段生活していると、色々な手続きのために書類を書くことがあります。記入しなければいけないことは、様々ですが中には少し分かりにくいものもあります。

例えば続柄もそのうちの一つです。普段そんなに書くこともないので、急に書こうと思うと分からなくなることが多いですよね!特に世帯主から見た続柄となると更に混乱してしまいますよね…。

実は続柄の書き方は法律で決まっているため、分からないからといって適当に書くのはNGなんです!

そこで、ここでは続柄の書き方を図で説明しちゃいます!世帯主から見た続柄にも対応しているので、困ったらこれを参考にしてください。

それでは、続柄について見ていきましょう!

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目次

続柄とは?

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続柄は親族の人や結婚している人との関係を表すものです。

続柄の正しい読み方は”つづきがら“です。”ぞくがら“と読むのは本来は間違いですが、最近は”ぞくがら”の読み方も定着してきているので、こちらでも問題ないようです。

普通、続柄というと、父、母、祖父、祖母、息子、娘、孫などを書けば良いと思ってないでしょうか?しかし、役所に提出するような文書に書く場合、例えば祖父と書くと、父方の祖父なのか、母方の祖父なのか分かりません

そのため、基準になる人との関係がハッキリ分かる書き方をする必要があります。ここが間違いやすいポイントなので、最初に頭に入れておきましょう!

それでは、次から続柄の書き方を見ていきましょう!

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続柄の書き方

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続柄を書く場合、自分を基準にして書く場合と、世帯主を基準にして書く場合があります。

自分を基準にして書く場合は迷わなくて済みますが、世帯主を基準にする場合は、そもそも世帯主が誰なのかが分からないことがあります。

世帯と世帯主の定義とは次のようなものです。

【世帯の定義】
次の2つの条件を両方満たしている人達の集まりを世帯という。

  1. 一緒に住んでいる事
  2. 生計が一緒である事

この2つの条件を満たしていれば、血縁関係が無くても同一世帯とみなす。

例えば同棲やルームシェアなど、住んでいる場所が同じで、更に生計を一つにして生活していれば同一世帯。しかし、住んでいる場所が同じでも、生計が別々であれば別世帯となる。

【世帯主の定義】
その世帯の中で物事を判断して、進めていく人。

年齢や収入に関係なく、中心的な役割を果たしていることがポイント。

世帯と世帯主の定義はこの通りです。

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しかし、実際に何かの手続きの文書に書く場合の世帯主は住民票で「世帯主」としている人を書くようにします。そのため、一人暮らしをしていても、住民票を移していない場合などは、お父さんやお母さんが世帯主になるかもしれないので注意しましょう!

世帯主が誰かがハッキリしたところで、続柄の書き方を見ていきましょう!

本人(世帯主)から見た続柄

まずは自分を基準にした場合の続柄の書き方です。

続柄の書き方は下の画像のように、単に祖父と書くのではなく、父方の祖父であれば、父の父などと書くのが基本です。

また、子供の場合は、昔は長男二男長女二女と書きましたが、現在は性別や何番目の子供かを問わず、単にと書くのが正式な書き方です。

長男、長女と書いても間違いではありませんが、正式な書き方を頭に入れておきましょう!

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↑クリックすると拡大します。

世帯主との続柄の場合は、世帯主の人を本人として、自分がこの図の中の誰に当たるかを書いてください。

例えば自分が男性で、自分の娘の息子が世帯主の場合は、母の父と書きます。お父さんが世帯主であれば、と書きます。

これ以外の親族の続柄も”父の父の母”とか”父の父の兄”などと書いていけばOKです。

配偶者が世帯主の場合の続柄

次は世帯主が自分の配偶者の場合です。

下の画像では夫が世帯主の場合の続柄の書き方にしていますが、もし、妻が世帯主であれば、”妻の“となっている部分を全て”夫の“に変えてください。

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↑クリックすると拡大します。

例えば妻のお父さんのお兄さんは、一般的には伯父で良いわけですが、続柄で書く時は”妻の父の兄”と書くわけです。

場合によっては長ったらしくなってしまいますが、しっかり覚えておきましょう!

さて、親族の場合はこれでOKなのですが、血縁も結婚関係もない場合でも、同一世帯の場合があります。この場合の続柄はどう書けば良いのでしょうか?

次はその他の続柄の書き方です。

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その他の続柄

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同一世帯であっても血縁や結婚関係がない場合の続柄には、次のようなものがあります。

【その他の続柄】

  • 縁故者
  • 養子縁組していないが、事実上の養子である子。戸籍上の配偶者と別居中の人と、事実婚をしている場合の相手。

  • 夫(未届)、妻(未届)
  • 事実婚をしている場合の相手。

  • 夫(未届)の子、妻(未届)の子
  • 事実婚をしている相手の子。

  • 夫の子、妻の子
  • 再婚した相手の子を認知(養子縁組)していない場合の子。

  • 同居人
  • どれにも当てはまらない場合の同一世帯の人。

最近は入籍しない結婚関係というのもあります。その場合はこのような続柄を書いてください。

ちなみに今の世の中で”同居人”なんて続柄を使う事なんてあるのでしょうかねぇ…。居候とかヒモとかでしょうか!?私は思いつかなかったので、そんな関係があったら是非、教えてください!

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まとめ

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続柄は別に難しいものではありません。

祖母などと書かずに、単に”母の母”と書くと覚えておくだけで十分です!

一番混乱するのは、世帯主との続柄だと思いますが、これも基準になる人が自分なのか世帯主の人なのかの違いだけです。

世帯主が誰なのかだけ、頭に入れておけば混乱せずに済むので、普段から誰が世帯主なのかチェックしておいてください!

私のように自分が世帯主の人ほど、分かってない場合が多いので、十分に注意しましょうね!