金字塔を打ち立てるの金字塔の意味！由来をご存知ですか？

よく偉大な功績を残すことを「金字塔を打ち立てる」などと言います。スポーツなどで何回も優勝したりするとそう呼ばれたりします。また、誰も追い越せそうにない記録などは、「不滅の金字塔」などという呼び方もされます。

ところで、この金字塔ってなんなのでしょうか？私の中ではお寺などにある五重塔みたいな建物で、金箔で覆われてる姿をイメージしていました。

しかし、調べてみると私のイメージしていた物とは全然違ってました…。

というわけで、今回は金字塔の意味と由来について、お伝えしたいと思います。

金字塔の意味

金字塔というと仏教建築物のようなイメージですが、果たして金字塔って何なのでしょうか？

金字塔とは何のこと？

金字塔とは実はピラミッドのことなのです！

エジプトにある、あのピラミッドのことです。あまり知られていませんが、日本語ではピラミッドのことを金字塔と呼ぶのです。

でも、なぜ金字塔と呼ぶのでしょうか？

なぜピラミッドを金字塔と呼ぶの？

ピラミッドはなぜ金字塔と呼ぶのでしょうか？別に金ピカでもないですし…。金銀財宝が詰まっているからなのでしょうか？

実はピラミッドの事を金字塔というのは、ピラミッドの形が漢字の金の字に似ているからなのです。

金の字のような塔なので、「金字塔」なのです。

しかし、偉大な業績を残すことを「金字塔を打ち立てる」といっても、ピラミッドは記念碑ではなく、お墓ですよね…。使い方間違ってるように感じるのは、私だけでしょうか？

そこで、今度はピラミッドに関する誤解について、見ていきたいと思います。

ピラミッドの誤解

最近の研究ではピラミッドには、誤解があることが分かってきています。

その主なものは次の次の2つです。

• ピラミッドは墓じゃない！
• ピラミッドは奴隷が作ったものではない！

これまで、ピラミッドは王様のお墓を、たくさんの奴隷を使って建てたとされてきましたが、実はそうじゃないのです。

それについて、順番に見ていきましょう！

ピラミッドは墓じゃない！

ピラミッドは王様のお墓だというのが、今までの通説でした。しかし、次のような理由からピラミッドの目的は今のところ不明なのだそうです！

じゃあ、何のためにあんなでっかいものを作ったんでしょうかね～？いずれにせよ、あんな巨大な建造物を作るなんて、エジプトって凄い国だったんですね～。

ピラミッドは奴隷が作ったものではない！

私は子供の頃、ピラミッドはたくさんの奴隷が強制労働させられて作られた物だと教わりました。しかし、実はこれも間違いなんだそうです！

最近になってビラミッド周辺に、住居跡の遺跡が見つかり、発掘調査の結果、家族で住んでいた痕跡や、遺骨が見つかりました。それらの人たちは、奴隷ではなく一般の市民であることも分かっています。

また、近くには建築労働者の墓も見つかっており、高度な技術を持った建築家や、身分の高い市民、神官などが埋葬されていました。

これらのことからピラミッドの建設に携わることは、とても名誉なことで、優秀な市民が選ばれていたことが分かったのです。

ピラミッドを作った人たちは、強制ではなく、喜んで建設に携わったわけです。

まとめ

今回は金字塔の意味について、お伝えしました。金字塔とはピラミッドのことだったんですね～！

日本語で「金字塔を打ち立てる」と言った場合は、偉大な功績を上げることを意味します。つまり、ピラミッドのような巨大建造物を作ったことを、偉大な功績としてこのような表現をしているわけです。

でも、実際のピラミッドは目的不明の建造物なので、偉大な功績かどうかもよく分かりませんね…。

何だかスッキリしない管理人でした。