お米を食べる食文化の日本ではお餅は特別な食べ物ですよね!特にお正月に良く食べると思います。私も子供の頃からお餅が大好きでしたが、お正月の時以外は食べさせてもらえなくて残念だった思い出があります。
しかし、そんな餅ですが、炭水化物の塊でカロリーが高いというイメージがあります。よく切り餅一個で、お茶碗一杯のご飯と同じカロリーと言われますが、それって本当なのでしょうか?
気になったので、調べてみました!
目次
お餅のカロリー
早速、お餅のカロリーと比較のためにご飯のカロリーを調べてみました!
市販の角切り餅一個(50g):116Kcal
市販の丸餅一個(33g):80Kcal
お茶碗に軽く一杯のご飯のカロリー(140g):235Kcal
同じ重さ当たりのカロリーは確かにお持ちの方が高いですが、切り餅一個でご飯一杯と同じカロリーというのは全然間違いでした!2個食べるとちょうどご飯一杯分のカロリーです。意外にお餅のカロリーは低いんですね~!
しかし、実は餅は「カロリーが以外に低かった」どころかスポーツやダイエットなどに適した食べ物なんです!
次からはその理由を見ていきます!
お餅の真実
お餅はカロリーが高い、食べ過ぎると太るというイメージがありますが、それを覆すお餅の真実を見ていきましょう!
炭水化物の塊で太りやすいイメージは本当か?
お餅というともち米をついてギュッと固めた炭水化物の塊というイメージがあります。しかし、カロリーを見てみて分かった通り、切り餅2個でようやく軽くご飯一杯分のカロリーです。
更に実際に切り餅を二つ食べたらかなりのボリュームで満腹感が得られますよね?この満腹感には理由があります!人間が満腹感を感じる要素は次の3つがあります。
- 血糖値の上昇
- 胃が満たされる物理的感覚
- 咀嚼による脳への刺激
ダイエットのためには少ないカロリーの食べ物で満腹感を感じる事が大切です。少ないカロリーで満腹感を感じる事ができることは肥満防止のために効果的です。
お餅を食べた時に感じるボリュームの理由は、3の咀嚼、つまり噛む回数が多いためです。噛む回数が多いと脳への刺激が増えて、満腹感を感じやすくなります。一方でご飯の場合は柔らかく、あまり噛まなくても飲み込むことができてしまうため、脳への刺激が少ないため、一気に多くの量を食べてしまいやすいのです。
実はお餅は少ない量で満腹感を感じやすい食べ物なのです!
お餅は一工夫で低GI値な食べ物
しかしながら、お餅には一つ大きな欠点があります。それはGI値が高いということです。お雑煮の中に入っているお餅などは更に柔らかく消化されやすい状態になっているため、GI値は更に高くなってしまいます。
しかし、そんなお餅も一工夫することで、GI値を下げることができます!
- 海苔巻き
- きな粉餅
- 辛味餅
- よもぎ餅
これらの方法は全て、食物繊維を含む食品と一緒に食べることで、消化吸収の速度をゆっくりにしてGI値を下げています。お餅そのままの場合のGI値は84ですが、これらの食べ方をすることで、GI値が61~66程度まで下がるのです。是非お試しください!
まとめ
お餅は太る!というイメージが強いですが、太りやすさを考えると、実はご飯の方ずっと太りやすいのです!お正月太りの元凶のように思われているお餅ですが、実は炭水化物の中では食べ方を工夫すれば、ヘルシーな食べ物なので、是非、普段の食生活に取り入れてうまく活用してくださいね!
私も早速お餅を使った料理のレシピを研究したいと思います!