クリスマスにはプレゼントを贈りますが、これってなぜなんでしょうか?
子供の頃にクリスマスプレゼントをもらっていましたが、大人になってからも交際相手や夫婦の間でもプレゼントをします。一体なんでクリスマスにはプレゼントを交換するのでしょうか?分かってそうで分かってないクリスマスプレゼントの意味と贈る理由について今回はお伝えします!
目次
クリスマスにプレゼントを贈る理由
ある統計によるとアメリカの国内消費のうちの半分は11月~12月にかけてのクリスマス商戦期なんだそうです!もちろんクリスマスプレゼントの買い物だけではないでしょうが、それだけみんなクリスマスプレゼントを買っているということでしょう…。
というわけで、まずはクリスマスプレゼントの由来から見ていきましょう。
イエス・キリストへのプレゼントだった
言うまでもなく、クリスマスはイエス・キリストの誕生日です。そして、クリスマスプレゼントもやはりイエスの誕生の際の出来事に由来しています。というわけで聖書のイエス・キリストの誕生の部分を見てみましょう。
日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』マタイによる福音書2章11節には、誕生したイエスキリストを探し求めていた占星術師が登場します。占星術師たちはキリストの誕生を待ち望んでいて、星の導くままに誕生したばかりのキリストを見つけました。そして、彼らは誕生したキリストに贈り物をしました。彼らが贈ったものは黄金と乳香(フランキンセンス)、没薬(ミルラ)などの香料です。黄金はもちろんですが、香料も当時のイスラエルではとても高価なものでした。クリスマスにプレゼントを贈る習慣は聖書のこの部分からきています。
王様に対して贈り物を贈る習慣があった
クリスマスプレゼントを贈る習慣はキリストへの贈り物が由来であることは分かりました。でも、誕生したばかりの赤ちゃんに贈ってるんだから、プレゼントをあげるのは子供だけで良いんじゃないの?と思う人もいると思います。というわけで、贈り物をすることの意味をもう少し聖書から調べてみました。
日本聖書協会『新共同訳 旧約聖書』列王記のソロモン王が登場する部分を読んでいると、就任後、目覚ましい活躍をしてイスラエルを豊かにしていくソロモン王は近隣諸国からも尊敬を集めて、たくさんの贈り物をもらっていることが分かります。
ソロモン王がたくさんの贈り物をもらったことから、当時のイスラエルでは、王様が誕生した際には、贈り物をする習慣ができました。実は占星術師たちはこの習慣に倣って、救い主となるキリストを王様と同様に見て、贈り物をしたのです。
たまたま、贈り物をした相手が、赤ちゃんのキリストだっただけで、元々は贈り物は王様やそれに等しい身分の人に尊敬を込めてするものだったのです!だから、クリスマスプレゼントは自分にとって、大切な人や尊敬している人に対してなら誰にでもして良いものなんです!
どんなクリスマスプレゼントを贈るか?
クリスマスプレゼントの由来が分かったところで、現代の私たちはいったいどんなものを贈ったら良いのでしょうか?クリスマスプレゼントは相手を大切に想う気持ちが込められていれば、どんなものでも構いません。相手に対する尊敬・感謝・喜んでもらいたい気持ちや大切に想う気持ちが込められていることが大事です。贈る物にはメッセージを書いたクリスマスカードを添えると最高です!
そもそも占星術師たちが贈ったものはとても高価なものでしたが、金額も気にしなくても大丈夫です!
是非、あなたなりの最高のクリスマスプレゼントを選んでくださいね!
まとめ
今回はクリスマスプレゼントの意味についてお伝えしました。
クリスマスにプレゼントを贈ることもイエス・キリストに由来しているんですね~。あなたにとって大切な人、王様や女王様に対して最高のプレゼントを贈ってあげてください!