毎年、年末になると、あちらこちらで正月飾りを見かけます。特に会社の玄関やショッピングモールの玄関などには大きな門松が飾ってあるのをみると、いよいよお正月だな~という気分になりますね!
そんな正月飾りは、自宅でも飾ると思いますが、縁起物なのでいつ飾り始めたら良いかなど、ちゃんとしたしきたりを知らないと不安ですよね。
そういうわけで、今回は門松をいつから飾るのか、その飾る時期としまう時期について、お伝えします!
目次
正月飾りの種類
お正月になると飾る正月飾りにはどんなものがあるのでしょうか?
まず最初に門松を始めとする正月飾りの種類について見てみましょう!
門松
正月飾りで最もポピュラーなのは、門松ですね!お店や会社の玄関などに飾ってあるのをよく目にします。ポピュラーといっても、なかなか一般家庭で豪華な門松を置いてるところは見かけないですが…。
門松は歳神様という神道の神様を家に招くための目印の意味があります。福の神をおうちに招待する意味があったんですね~。
しめ飾り
しめ飾りは、その場所の穢れを取り除いて、歳神様を迎えるのにふさわしい場所であることを示す意味があります。また、その家に災難が訪れることを防ぎ、長寿や子孫繁栄をもたらすとされています。
ちなみに私のうちはマンションだったので、玄関にはしめ飾りだけしか飾っていませんでしたが、それだけだと歳神様をお迎えする目印が無いので、うちには来てくれてなかったかもしれませんね。
鏡餅
鏡餅は歳神様へのお供え物として飾る意味と、一番上に載せるみかんが子孫繁栄の意味を持っています。
ちなみに私のうちでは鏡餅は飾っていませんでした…。歳神様はお腹空かせてたでしょうね。
飾る期間と意味
さて、これらの正月飾りを飾っておく期間を見てみましょう!
飾る時期
まずは門松を飾る日からです。
門松はまず12月13日以降であればいつ飾っても良いとされています。ただし、29日に飾るのはは29の音が二重苦、また9の付く日の末日であることから苦待つを連想させるので、良くないとされています。
また、31日に飾るのは一夜飾り、一日飾りといって歳神様をおろそかにする行為とされていてこれもNGです。30日もやはり期間が短いのであまり良くありません。
正月飾りは28日以前に飾るのが良いわけです。ただし、最近の年末はクリスマスを盛大にお祝いするので、25日以前に飾ってしまうとクリスマスの雰囲気に合わないので、実際には26日~28日に飾るというのが良いのではないでしょうか!
しまう時期
今度は正月飾りをしまう時期を見てみましょう。正月飾りは松の内と呼ばれる期間に飾っておきます。一般的に松の内は1月7日までなので、1月7日まで飾っておきます。
ただし、本来は小正月と呼ばれる1月15日までが松の内なので、その日まで飾っておく地方もあります。
実際にはお仕事が始まってしまえば、お正月気分も吹っ飛んでしまうので、1月7日でも長い気がしてしまうのは私だけでしょうか…。
まとめ
というわけで、今回は門松を始めとした正月飾りを飾る時期、しまう時期について見てみました。
実は門松はかなり早い時期から飾って良いものだったんですね!とはいえ飾る時期のところでも書いた通り、クリスマスの時期とも重なるので、門松を飾っておく期間は、クリスマス直後の12月26日~12月28日に飾り、松の内が終わる1月7日までとするのが良いでしょう!
気持ちよく門松を飾って、良い正月を迎えてくださいね!