目次

【プロローグ】

【1章:過去の自分が羨む毎日】

【2章:箱に閉じ込められていた雲】

【3章:目指すのは頂上ではなく麓!】

  • 変わり果てた友人
  • 50歳でサラリーマン引退を目指し副業開始
  • ストレスと過労で妻からタオル投入

【4章:そして仙台へ…移住すれば生活できてしまう不思議】

  • やっと雲になれた自分
  • ブラックホールを抜け出る意外な方法!
  • ブログを書きながら移住先を探す
  • そして仙台へ…

【5章:年収激減だけど毎日が夏休み!】

  • 私は半農半"伝道者"
  • スケジュールは全て自分の自由
  • 稼ぎ過ぎるリスク
  • 頑張らなくても大丈夫だと信じる

【6章:金を稼ぐのは割に合わない~"複"業で生活を安定化】

  • 稼ぐ金額と、労力・時間・ストレスの関係は2次関数的
  • お金を資産にしない方がよい理由
  • 金を稼ぐよりも、稼ぐためのスキルや知識を身に付ける
  • 健全な下心を持って、人とつながる
  • ”外貨”獲得のススメ

【7章:"好き"と"得意"を掛け合わせて商品化~アイデアはありふれた物事の組み合わせ】

  • 自分のbeingを知る
  • "好き"と"得意"を組み合わせると仕事になる
  • あなたの当たり前は、みんなが驚く価値!
  • 私の事例

【8章:一歩先を行く人と付き合って加速する】

  • 「自分は変なのかな?」と思ったらチャンス
  • 変人の中にいる変人は普通の人
  • 変人と付き合って無理を当たり前にする

【9章:人や場所が変わればあなたは価値の塊】

  • あなたができる事は、他人ができない事
  • 都会の会社は地方や田舎には来られない!マイクロビジネスのススメ
  • 目指すのは場所ではなく人!
  • 自分の価値は他人が知っている!

【10章:頂上はとっくの昔に定員オーバー】

  • 都会型生活は嫌でも上を目指さざるを得ない
  • 頂上を独り占めできる時代は終わり
  • サラリーマンは頂上を目指すことを強制される働き方
  • 広くて目指す人が少ない麓へ下山!

【さいごに】

  • 努力しなければ安定した生活ができない
  • トップを取るつもりでなければ成果は出せない
  • 仲間や会社に貢献しなければならない
  • 自分がやらなければ迷惑がかかる
  • 同僚よりも成果を出さなければ
  • 業務目標を達成して評価されなければ

私たちの社会では、努力して、上を目指し、他者に貢献することを奨励する様々な「ねばならない」が存在します。そんな「ねばならない」は、日本人の間で美徳とされ、戦後の奇跡的な経済成長の原動力になりました。

私の父も「大変でも忍耐してコツコツと仕事をしていれば、必ずその姿を見てくれている人がいる」と口癖のように言っていました。現に自動車メーカーに勤めていた父は、その通りに働き、誰でも知っている有名な車の開発など素晴らしい仕事をして、60歳で定年退職したのです。

そんな背中を見て育った私は、父を尊敬していましたし、自分もそのような社会人になりたいと考え、過酷と言われるIT業界に入り、大変なことも我慢して仕事をしました。

どんなに大変でも最後は報われ、収入や達成感が得られると期待していたからです。ところが、私の場合、得られるものより、犠牲している物事の方がどう考えても多い気がしてなりませんでした。

仕事はできて当然、できなかったらマイナス評価です。ライバルとの競争に勝つために、予算は削られ、無茶なスケジュールで、仕事をさせられます。

でも、こんなに頑張っても、給料は上がりません。

現役で働いている私の月収は、定年退職した父が貰っている年金の2/3の金額でした…。IT業界でストレス感じながら働いている自分よりも、毎日、趣味のカメラで、鳥の写真を撮ってる人の方が収入が多いんです。なんでこんなことになっちゃうんでしょう?

競争に勝っても得られるものが少ない時代

これは時代が変わって、昔のような努力の仕方では通用しなくなっているからです。21世紀に入って、日本経済は停滞しています。経済成長していないということは、頑張っても一人一人が得られるものが、少ないということです。

20世紀までは努力すれば、みんなが等しく恩恵を受けられました。でも、それは全体のパイも大きくなっていたからです。現代の日本社会では、他人との競争に勝って、限りあるパイを人より先に奪い取る…。そんな、世の中になっているように感じます。

それにもかかわらず、日本政府の政策は、相変わらず経済成長を基本戦略にしたものばかりです。会社に勤めていれば、業務目標を達成し、チームに貢献して、会社の売り上げに貢献することを期待されます。

こうして、周りからは上を目指すことを強要され、自分でもそれが正しいと思い込み、報われない努力をすることになります。

おかげで私は体を壊して、サラリーマンを辞めることになってしまいました。さらに、フリーランスとして、全ての責任を自分一人で取らなければいけない重圧は、計り知れないものがありました。

競争に勝たなければ、収入を得ることができない…。大企業に勤めていた時とは比べ物にならないプレッシャーです。

テッペンを目指すのをやめたらなぜかすべてが上手くいった!

そんな上ばかり見ていたある日のこと、ある事実に気付いてしまいました。それは、競争に勝つためにやっていることが、ほとんど役に立ってないということでした。

例えば、仕事を増やすために、こんなことを頑張っていました。

  • 広告を出稿
  • 見込み客への提案
  • セルフブランディング
  • セールスキャンペーン

でも、思った通りに効果が出ないため、いつしかやりたい仕事よりも、このような販促活動ばっかりやってしまっていました。やりたい仕事と関係無い事ばかりやっていると、心まで萎えてしまいます。

そこで、このような競争に勝つための無駄な努力を、一切やめることにしました。それこそが、このブログのタイトルである「テッペンを目指さない生き方」なのです。

それによってできた余裕は、他の仕事や自分のやりたい事のために使うことにしました。

こうしてテッペンを目指すことをやめた結果、収入は安定して、心も安定しました。好きな時間に、好きな場所で、好きな仕事ができるようになりました。

収入総額は、サラリーマン時代よりも減りました。きっと同世代の平均収入よりも、少ないだろうなと思います。でも、私自身は特に今の収入でも不自由してません。

幸せに暮らせているのに、なぜ他人と収入額を競わなければいけないんでしょうか?それだって、テッペンを目指す考え方です。

あなたの今のライフスタイルはどうでしょうか?"テッペンを目指さざるを得ない"毎日を過ごしているのであれば、一度、視線を下の方に向けてみてください。

頂上よりも、五合目あたりの方があなたにとって、居心地がいいかもしれませんよ。

もし、ちょっとでもそう思えたら、あなたも「テッペンを目指さない生き方」が向いている人かもしれません!

そう思えたら、ぜひ、私の『テッペンを目指さない生き方』をご覧になってみてくださいね。