チョコレートで鼻血が出るのはなぜ?迷信かどうかその真相に迫る!



私はこうしてブログを書く時に、お菓子を食べることがあります。中でも多いのがチョコレートです。チョコレートを食べると集中力が増す(気がする)ので、つい食べてしまうんです。

皆さんも仕事中にチョコレートを食べちゃうなんて人は多いんじゃないでしょうか?


でも、昔からチョコレートを食べ過ぎると、鼻血が出るなんて言います。でも、実際に鼻血が出たことってありますか?

チョコレートで鼻血が出るなんて、迷信なんじゃないのと疑った私は、本当にチョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るのか、そして出るとしたらどれくらいの量で出るのかを調べてみました。

というわけで、今回はチョコレートを食べ過ぎるとなぜ鼻血が出るのかについてお伝えします。

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鼻血が出る仕組み

チョコレートの食べ過ぎが鼻血の原因になるかどうかを見ていく前に、そもそも鼻血がどのような仕組みで出るのかから見ていきましょう。

鼻血と言っても、出血しやすい場所は、鼻の中の一部分です。それがキーゼルバッハ部位と呼ばれる鼻の穴に入って1cmくらいの部分です。

図にするとこの辺りです。


それでも分かりにくければ、鼻ピアスを通す部分と言えばわかりやすいでしょうか^^;

このキーゼルバッハ部位は、粘膜で覆われていて、その中を毛細血管がたくさん通っています。

キーゼルバッハ部位の毛細血管は比較的もろい上、比較的外部から刺激を受けやすいため、出血しやすい部分なのです。


でも、チョコレートを食べたからといって、キーゼルバッハ部位に刺激が加わるようなことってないわけです。

それがなぜ鼻血の原因になるというのでしょうか?

実はそれにはある物質が関係しているのです。

次はその原因を見ていきましょう。

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チョコレートで鼻血が出る理由

チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るのには、根拠があるとも、迷信とも言われています。

実際のところはどうなのでしょうか?

実はキーゼルバッハ部位の毛細血管から出血させる原因は、分かっています。

それが、チラミンという物質なのです!

悪いのはチラミン


チラミンはワインやカカオ、熟成チーズに多く含まれる物質です。このチラミンには、交感神経を刺激する働きがあります。

交感神経は”闘争と逃走の神経“と呼ばれ、脳の集中力を上げて、体の運動能力を上げます。その時に分泌される脳内ホルモンの一つがアドレナリンです。

アドレナリンには心拍数を上げて血圧を上昇させる働きがあります。また、末梢血管を収縮させて、怪我をした時の出血を最小限にとどめる働きもあります。

アドレナリンが分泌されると当然、キーゼルバッハ部位の毛細血管も収縮します。でも、これだとむしろ鼻血予防に役立つように思えますよね?

でも、問題はここからです。通常は交感神経が刺激されるのは、仕事中とか何か身に危険が迫った時などです。でも、チョコレートのチラミンによって刺激された交感神経は、チラミンが体内からなくなってしまえば、急激にリラックスしてしまいます。

その結果、アドレナリンも急激になくなり、末梢血管も一気に拡張してしまうのです。

この時、この収縮と拡張の格差が大きいと、毛細血管が切れてしまうことがあります。そのため、特に出血しやすいキーゼルバッハ部位の毛細血管などから出血してしまうわけです。

またチョコレートの場合、カフェインもそれなりに含まれています。カフェインにも交感神経を刺激する作用があるため、チラミンと同じような働きがあります。

しかし、コーヒーやお茶などで鼻血を出すなんてことは無いですよね。やはり、チョコレートの鼻血は、チラミンとカフェインの両方が含まれているからこそなんですね…。

高血圧になるからというのは考えにくい

また、インターネットにはチョコレートの鼻血の原因を高血圧としている記事もあります。

でも、これはちょっと考え辛いと思います。

確かに高血圧が原因で鼻血がでることがあります。

しかし、鼻血が出るほどの高血圧は、同時に脳卒中や心疾患などの原因になるほどのものです。

つまり、もし、鼻血が出るほどチョコレートを食べれば、場合によっては脳卒中や心疾患が起きることがあり得るということになるわけですが、実際にはそんな話は聞きませんよね…?

血圧が上がることは事実ですが、血管が破れるほどまで上がることは考えにくいでしょう。


というわけで、ここまではチョコレートで鼻血が出る理由について見てきました。

でも、確かにちゃんとした理由があるようですが、それでも実際に鼻血を出した人なんて自分を含めてみたことがありません。

それって、単にチョコレートを食べてる量が少ないだけなのかもしれません。

というわけで、次は実際にどれくらいの量のチョコレートを食べると鼻血が出るのか調べてみました。

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鼻血が出るほどのチョコレートの量は?

一番良いのは実験してみることなんですが、鼻血が出るまでチョコレートを食べるなんて不健康なことは、怖いのでしたくありません(^^;)

そこで、インターネットの記事や論文など、色々と調べてみましたが、そのような実験データは見つかりませんでした…。

しかし、子供の頃の体験として、実際にチョコレートを食べ過ぎて鼻血を出したなんて情報が、ちらほら見つかりました。

それらの情報から食べたチョコレートの量を平均すると、いっぺんに板チョコを1枚食べたとか一度に1箱食べたとかでした。これを実際の量にすると50g~60gです。

また、それらの情報では、単に子供の頃というだけで、具体的な年齢が書いてないため、体重が分かりません。そのため、チョコレートを見境なく食べたくなる年頃を勝手に6歳と仮定して、6歳児の平均体重を調べてみると、19Kg~20Kgだということが分かりました。

これを基に体重1Kgあたりのチョコレートの許容量を計算した結果、2.50g~3.16gとなりました。

つまり、もし、自分の体重が50Kgだとしたら、少なく見積もっても125gくらいまでなら大丈夫ということです。

ちなみに板チョコの代表格ガーナミルクチョコレート1枚が50gなので、一度に2枚半までなら食べられる計算です!

でも、現実的に板チョコをいっぺんに2枚以上なんて、気持ち悪くて食べられないですよね…。つまり、大人の場合、そもそも鼻血が出るほどの量のチョコレートなんて、とても食べられないのです。

チョコレートの食べ過ぎで鼻血が出るというのは、迷信と言われることも多いです。しかし、実際には「鼻血が出るほど、大量のチョコレートを食べるのなんて不可能!というのが本当のところではないでしょうか^^;

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まとめ

というわけで、チョコレートで鼻血が出るのが本当かどうかについては、一部事実というのが、個人的な結論でした。

確かに子供の場合は、鼻血を出してしまうこともあるようです。

というわけで、チョコレートで鼻血が出てしまう理由をもう一度おさらいしておきますね!

【チョコレートで鼻血が出る理由】
チョコレートに含まれるチラミンは、交感神経を刺激し、アドレナリンを分泌させる働きがある。

アドレナリンは末梢血管を収縮させる働きがあるため、鼻の中のキーゼルバッハ部位の毛細血管も収縮させる。

しかし、チラミンがなくなると急激に末梢血管が拡張するため、その過程で血管が切れて出血を起こすことがある。


鼻の中のキーゼルバッハ部位の毛細血管は、比較的出血しやすいため、このような理由で出血する可能性があるようです。

でも、大人の場合は、鼻血が出るほどのチョコレートなんてとても食べられないため、実際に鼻血を出すなんてことが無いわけです。

じゃあ、大人はチョコレートを好きなだけ食べても大丈夫かというと、決してそうではありません!

健康に役立つ範囲で、一日のチョコレートの最適な量は、5g~10g程度と言われています。つまり、板チョコなら2片~3片くらいで良いのです。

皆さんもチョコレートは、美味しく感じられる範囲で、ほどほどの量を食べるようにしてくださいね!


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