台風とハリケーンとサイクロンの違い!実は同じもの!?



毎年、日本列島を通過して大変な被害をもたらす台風は、年々数も規模も増してきている気がします。これも地球温暖化の影響でしょうか…。

今後温暖化が進むと熱帯気候の地域はより雨量も増し、台風も増え、乾燥気候の地域はより乾燥して、干ばつなどが増えると予想されています。今後、ますます、自然災害には注意する必要が出てきます。日本は地震や台風など世界有数の自然災害の国で、昔から日本人は災害への様々な対策を行い、災害を防いできました。

そんな台風ですが、世界にはハリケーンやサイクロンなどと呼ばれる嵐もあります。台風とハリケーンやサイクロンの違いとは何なのでしょうか?

今回は台風やハリケーン、サイクロンのそれぞれの違いについてお伝えします!

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台風、ハリケーン、サイクロンの定義

台風とハリケーンとサイクロンそれぞれにはどんな違いがあるのか、一つ一つ調べてみました!

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台風

世界気象機関(WMO)の定義によると、1分間平均の最大風速が秒速約33mになった熱帯低気圧タイフーンと呼びます。台風とはタイフーンを漢字に直した当て字なのです。

WMOの定義によらず、地域によって基準と呼び名が異なります。台風の場合の定義は「最大風速が秒速約17m以上になった熱帯低気圧で、存在する地域が東経180度より西の北西太平洋から南シナ海のもの」です。

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ハリケーン

ハリケーンというと、2005年にアメリカ南東部を襲い、甚大な被害をもたらしたカトリーナを思い出します。

ハリケーンの定義は「最大風速が秒速約33m以上になった熱帯低気圧で、存在する地域が西経180度より東の北大西洋、カリブ海、メキシコ湾から北東太平洋のもの」です。

サイクロン

サイクロンの定義は「最大風速が秒速約17m以上になった熱帯低気圧で、存在する地域がベンガル湾やアラビア海、北インド洋のもの」です。

つまり、台風もハリケーンもサイクロンも基準となる風速が違うものの、熱帯低気圧であることは一緒です。どこで発生するかの場所の違いだけなんですね!

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熱帯低気圧の豆知識

そんな台風、ハリケーン、サイクロン(以下まとめて台風と呼んでしまいます)ですが、最後に色々な豆知識をお届けしたいと思います。

海面上昇に注意!

台風はとても勢力が強い低気圧です。気圧が低いということは、台風の下にある海面は台風に吸い上げられ、高さが上昇して高潮が起きます

高潮が起きるといっても、台風の時は海は猛烈な時化の状態なので、海面が上昇してることが実感できませんが、実際にこの高潮+猛烈な波によって、膿の沿岸地域では大きな被害が出る危険があるので、十分な注意が必要です!

北半球と南半球で回転方向が違う!

台風は赤道付近で発生します。地球は自転しているので、赤道は地球の中で最も速い速度で、東方向に回転しています。その自転によって、赤道付近で発生した台風は渦を巻くのです!

そして、地球の自転の力で渦を巻くため下図のように北半球では反時計回り南半球では時計回りと、渦を巻く方向が逆になるのです。

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東側の方が風が強い!

台風は赤道付近で発生して、赤道から離れる方角に進んでいきます。つまり北半球なら北に進み、南半球なら南に進みます。既に説明した通り、台風は北半球では反時計回り、南半球では時計回りのため、台風の東側は進行方向と風向きが同方向になるため、風速がとても大きくなります

逆に西側では、風の強さは弱めになります。天気予報の台風の進路と自分の住んでいる場所を見て風が強いか弱いかの参考にしてください!

台風の目は無風!

これは割と有名ですが、台風の渦の中心である目の部分は風がとても弱いのです。実際に私もたまたま自宅付近が台風の目の真下になった時は、風がとても弱くなったことがあります。

そして、台風が移動するにつれてまた風が強くなっていきました。ただし、台風が直撃している最中に、わざわざ台風の目を求めて移動するのは危険なので、おすすめしません…。

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まとめ

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基準の風速は微妙に違うものの、それぞれの違いは存在する地域だけです。そのため、経度をまたぐと台風からハリケーンと呼び名が変わったりするわけです。違いってそれだけだったんですね。

ちなみに台風はそれぞれ1号、2号と台風○号という呼び名ですが、ハリケーンの場合は人の名前が付けられて呼ばれます。しかし、実は台風にも呼び名が付いています。

アジア各国が台風に名前を付けていて、その数は、140種類あり、140番目まで使われるとまた1番目に戻ります。実は国際的には番号よりもこっちの名前の方が、一般的だそうです。台風の名前は各国の言語で色々な名前が付けられていて、一例をあげるとイソギンチャク(中国)、マンゴスチン(タイ)、トカゲ(日本)など様々です。

台風の名前がイソギンチャクって…適当すぎません?何はともあれ、台風はひとたび日本列島を通過すれば甚大な被害をもたらすので、数も少なく、日本の遠くを通過してくれるように願うのみです。


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