お彼岸のおはぎの意味!ぼたもちとの違いは無いって本当?



お彼岸になるとおはぎをお供えするのは古くからの日本の風習ですね。そんな私は子供の頃、毎年、春分の日や秋分の日の時期には、おはぎが食べられるので、とても楽しみでした!

それにしてもお彼岸になると、おはぎを食べるのはなぜなのでしょうか?小さいころから慣れ親しんだ風習は、意味や由来を知らないことが多いですね。更にはおはぎのことをぼたもちと呼ぶ地方もあります。呼び名の違いには何か意味があるのでしょうか?

今回はお彼岸におはぎの理由と、ぼたもちとの違いについてお伝えします!

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お彼岸とおはぎ

知ってるようで知らない、日本の風習は色々あります。お彼岸におはぎをお供えする理由も日本人であればやはり知っておきたいところです。お彼岸のおはぎの意味を見ていきましょう。

お彼岸におはぎを供える意味

お彼岸になるとおはぎをお供えする意味は次のようなものです。

【おはぎを供える理由】
  1. 小豆には魔よけの効果があるとされているから
  2. 小豆の色は赤ですが、古くから赤色には魔よけの力があるとされています。

  3. 餅には五穀豊穣の願いが込められているから
  4. 小豆に限らず豆は畑に撒くと目を出してたくさんの実を結びます。そのため、豆は生命力の塊と考えられ、昔から五穀豊穣の象徴とされてきました。

  5. 昔は砂糖は貴重品のため、特別な気持ちを込めるため
  6. ご先祖様を敬う気持ちを込めて、貴重な砂糖を使ったお菓子をお供え物としました。

おはぎはお彼岸のいつ頃に食べるのか?

おはぎはお彼岸に食べますが、そのお彼岸はいつを指すのでしょうか?お彼岸は春分の日と秋分の日の時期の年2回です。春分の日と秋分の日のそれぞれの前後3日間を含めた計7日間がお彼岸と呼ばれる期間です。

おはぎはお彼岸の時期であれば、基本的にいつ食べても大丈夫です。


さて、ここまではおはぎをお彼岸に食べる意味について、見てきました。しかし、おはぎって人や地方によってはぼたもちって呼びますよね?ぼたもちっておはぎと何が違うのでしょうか?

調べてみると実は大きな誤解があることが分かりました!

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従来の説

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様々な説があるおはぎとぼたもちの違いですが、まず従来の説についておさらいしましょう!

おはぎとぼたもちの違い

従来の説にもいくつか説があります。

順に紹介していきます。

季節によって違う説
おはぎぼたもちはそれぞれ漢字では、お萩牡丹餅と書きます。

お萩の名の由来は、あんこの小豆の粒を秋に咲く萩の花に見立てたことから来ているとされています。一方、牡丹餅の名の由来は、春に咲き始める牡丹の花の時期に食べることから牡丹餅とされています。

あんの種類によって違う説
春はこしあん、秋は粒あんという説です。

小豆は収穫時期が秋なので、春になると時間が経って、皮が固くなるため、春は皮を剥いたこしあんを使い、秋は収穫したばかりの柔らかい小豆を使えるので、粒あんで作るという理由です。そして、こしあんで作ったものをぼたもち、粒あんで作ったものをおはぎと呼ぶようになったとされています。

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本当の違い

では、本当の違いとは何なのでしょうか?

おはぎとぼたもちの本当の違いを見ていきましょう!

牡丹は夏の花

牡丹餅の名前の由来とされる牡丹の花ですが、牡丹は春に開花するといっても、開花時期は実は暦の立夏に近い時期です。

また、俳句でも牡丹は夏の季語とされているため、一般的に牡丹は夏の花なのです。春は牡丹餅というのは無理があるようです。

萩とぼたは同じ花を指す!

それでは、ぼたもちの語源は何なのでしょうか?

そもそも”ぼた“とは萩の別名であることが日本国語大辞典にも記載されており、「ぼたもち=お萩」だったのです。実は元々は”ぼたもち”と呼んでいたのを、後に牡丹餅という字をあてるようになりました。その”ぼたもち”が”牡丹餅”という字をあてるようになると、勘違いした後の人が、牡丹の花と関連付けてしまい、牡丹の花になぞらえて春は牡丹餅という説が広まってしまったようです。

更には後付けで、こしあんや粒あんの違いによるものなどの説も言われるようになったりと諸説入り乱れるようになってしまったようですね…。実際はおはぎもぼたもちも全く同じ食べ物だったんですね~。

ちなみに私は勝手におはぎは関東の呼び名で、ぼたもちは関西の呼び名だと勝手に見当はずれな思い込みをしてました…。

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おはぎのぼたもち以外の別名

実はおはぎにはぼたもち以外の別名が二つあります。それは夜船北窓です。それぞれの名前の由来は次のようなものです。

【おはぎの別名の由来】
  • 夜船
  • お餅は杵と臼でペタペタと音をたてて搗いて作ることから、近所の人はお餅を搗いていることがすぐに分かるが、おはぎは音を立てずに作ることができることから、「搗いていることを知らない」⇒「着いていることを知らない」として、夜の船は着いていることが分からないので、言葉遊びで夜船と呼ぶようになった。

  • 北窓
  • 夜船と同じように、北の空には月は出ないので、「搗き知らず」⇒「月知らず」として、月が出てないのは北の空を向いている窓のせいだという言葉遊びで、北窓と呼ぶようになった。ちなみに夜船は夏の時期のおはぎの呼び名で、北窓は冬の時期のおはぎの呼び名。


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まとめ

皆さんはおはぎとぼたもちの違いをご存じだったでしょうか?

偉そうに「こっちの方が正しい!」とうんちくをたれましたが、実際にはこっちも一つの説なので、ちゃんとした真相は分かりません。とにかく、どの説が正しいとしても今の私の一番の望みはおはぎ(ぼたもち)が食べたいです!

食べ物関係ではいつも同じオチの管理人でした!


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