ストレスで心臓が痛い!その原因と恐ろしい結末とは!?



心臓は人間の命を維持するために一番重要な臓器です。それなのに、私たちは普段の生活で最も酷使しているのが心臓です。健康そのものに見える人が、ある日突然倒れるなんて話をよく聞きます。その多くはストレスによる心不全が原因です。

実は私が仕事を辞めることになったのも、ストレスで心臓が弱り切ってしまったためです。最初は痛いだけだったので、無理をしていたのですが、そのうち不整脈発作が頻発するようになってしまいました。

一体なぜ、ストレスで心臓がダメージを受けてしまうのでしょうか?

今回はストレスで心臓が痛い人の原因と、放っておくと怖い、その結末についてお伝えします。

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ストレスで心臓が痛くなる原因

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今の社会はストレスが多いライフスタイルになっています。実はストレスで最初にダメージを受けるのは心臓です。

自分は健康な心臓を持っているから大丈夫!なんて思ってたら大間違いです。健康な心臓の場合、知らない間に心臓が弱り切って、ある日突然倒れてしまうなんてことにもなりかねません。

健康で心も体も丈夫で頑張れてしまう人ほど、ストレスが心臓にダメージを蓄積させ続けるため、かえって危険です!

そんなストレスは、どのようにして心臓にダメージを与えるのでしょうか?その仕組みは次のようなものです。

  1. 交感神経が興奮状態になる
  2. アドレナリンやドーパミンが出る
  3. 扁桃体がストレス反応を起こす
  4. ストレス物質が放出される
  5. 全身の末梢血管が収縮する
  6. 心臓の心拍数と血圧が上がる
  7. 心臓が弱り、心不全を起こす

順番に解説していきます。

交感神経が興奮状態になる

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人間には自分の意識でコントロールできない神経があります。これを自律神経といい、体温の調節や血圧、食べ物の消化吸収などを自動で行ってくれています。


自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。昼間、仕事などで、活発に活動している時には、交感神経が中心になって働きます。

交感神経は心臓の心拍数と血圧を上昇させて、脳をスッキリと覚醒させて集中力をアップさせる働きがあります。

一方で、夜などのリラックスして休息している時には、副交感神経が中心になって働きます。

副交感神経は心臓の心拍数と血圧を下げて、脳をリラックスさせて眠気を導いて、体を休息させる働きがあります。

ストレスがかかると、脳はその状況を解決するために、体を戦闘モードに突入させようとします。そのため、交感神経が興奮状態になり、体の活動力を上げようとします。

アドレナリンやドーパミンが出る

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交感神経が興奮状態になると、集中力や体の運動能力を最大化するために脳内ホルモンを分泌します。

これがアドレナリンとドーパミンです。

アドレナリンやドーパミンは、人間の能力を最大限引き出す働きをしますが、その状態が長く続くと体に負担がかかります

扁桃体がストレス反応を起こす

交感神経がストレスを受けて興奮状態になると、脳の扁桃体という部分が反応します。

扁桃体は脳の奥の方に左右一対で存在し、アーモンド程度の大きさをしています。

扁桃体は様々な感情に反応して、体の機能を調整したり、記憶を作り出したりします。

ストレスがかかると、扁桃体はストレスの元を撃退するためのストレス反応を起こします

ストレス物質が放出される

ストレス反応が起きた扁桃体から、ストレス物質と呼ばれる様々なホルモンが分泌されます。ストレス物質は血液に乗って全身に送られます。

ストレス物質を受け取ると体は、いよいよ戦闘モードに突入します。

全身の末梢血管が収縮する

体の末梢部分がストレス物質を受け取ると、毛細血管を収縮させて、血液が流れる量を減らします。血液が流れる量を増やした方が、活発に活動できるような気がしますが、逆に血液の流れる量を減らすのには理由があります。

人類の祖先は、はるか昔は狩りをして生活していました。そんな生活の中では、猛獣に襲われるなど、命の危険がいっぱいです。

そのため、人間にとって強いストレスがかかる状況というのは、命が危険な状態なのです。そのため、もし怪我をしても出血を抑えるために、血管を収縮させて血液の流れる量を少なくしているのです。

しかし、血管が収縮するとその分血圧が上がります。高血圧の状態が続くと心臓の負担になってしまいます。

心臓の心拍数と血圧が上がる

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心臓がストレス物質を受け取ると、全身に酸素と栄養をたくさん送るために、心拍数と血圧を上昇させます

この状態は、普段よりも心臓に負担がかかってしまいます。そのため、長くこの状態が続くのは、心臓にとってはよくありません

心臓が弱り、心不全を起こす

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ストレスに対する体の反応が、いつまでも続くと心臓は疲れ果ててしまいます。その結果、心不全の状態になります

心不全の状態になると次のような症状が起きます。

  • 食道に物が詰まっているような違和感
  • 胸や脇腹の痛み
  • 心臓の不整脈

心臓は症状が出にくい沈黙の臓器です。そのため、このような症状が出る時は、既にかなり良くない状態です。

私の場合は生まれつきの心臓の病気のせいで、手術を2回も受けているので、元々心臓は強くない状態でした。そのため、仕事が大変になってストレスがかかり始めると、すぐに不整脈などの症状が出てきました。

元々、心臓が弱かったせいで、すぐに症状が出始めたのが逆に良かったのかもしれません。

ところが、健康な心臓を持っている人は、なかなか症状がでません。そのため、少しでも痛みや胸の違和感、不整脈などの症状を感じたら、すぐに病院にかかってください。

これらの症状は、最初は大したことが無いように思えるかもしれませんが、油断しないことが大事です。


さて、ここまではストレスが心臓にダメージを与える仕組みについて、解説してきました。では、ストレスを放っておいて、心臓がダメージを受け続けるとどうなってしまうのでしょうか?

今度はそのまま放っておくと、どうなってしまうのか?その怖い結末を見ていきましょう!

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放っておくとどうなってしまう?

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ストレスによる心臓へのダメージを放っておくと、どうなってしまうのでしょうか?

主に次の2つの危険な症状が出る可能性があります。

  • 不整脈(心臓発作)
  • 血栓ができる

どちらも命に直結する危険な症状です。それぞれを説明していきます!

不整脈(心臓発作)

心臓は一定のリズムで規則正しく、縮んだり拡がったりを繰り返して、全身に血液を送り出しています。このような規則正しい心臓の運動が乱れて、異常なリズムの脈拍になることを不整脈といいます。

長い間ストレスにさらされて、心臓が弱り切っていると、心臓の脈拍をコントロールする電気信号の異常や、筋肉の異常な動きによって、不整脈が発生してしまうのです。

不整脈にはいくつか種類があり、危険性の低いものから、数分で死に至る怖いものまで様々です。

不整脈はある日突然起きる可能性がある怖い病気です。

血栓ができる

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普段、血液は体の中で常に滑らかに流れていれば、固まることはありません。しかし、何らかの理由で血液の流れに淀みができると、血の塊ができてしまうことがあります。この血の塊を血栓と呼びます。

実は不整脈が起きると、この血栓ができやすくなるのです!

不整脈には危険性の低いものもあると説明しましたが、危険性の低い不整脈であっても、心臓の中では血液の流れに淀みができる可能性があります

こうしてできた血栓が、何かの拍子で心臓から送り出されることがあります。その血栓が肺の血管に詰まると肺血栓、脳の血管に詰まると脳卒中を引き起こすのです!

怖いのはあまり自覚症状のない不整脈でも、血栓ができてしまう危険があるということです。

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まとめ

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今回はストレスが心臓にダメージを与えて、胸の痛みや心臓発作を引き起こす原因についてお伝えしました。

現代社会では、常にストレスにさらされる生活をする人が増えています。このようなストレスは心不全の原因になります。

やっかいなのは、心不全の症状が多少出ても、頑張ろうと思えば仕事ができてしまうことです。私の場合、胸が痛くても、不整脈の発作が起きていても、仕事を休もうとはしませんでした。

仕事をしようと思えばできてしまうので、それくらいで仕事を休むのは、嫌な事から逃げているようで、仲間に申し訳ない気持ちがあったからです。

しかし、そもそも人間は長時間続くストレスに耐えられるようにできていません。そのため、長時間のストレスは人を殺します

ストレスを感じたら、適度に休息を取ってください!もし、胸が痛いなんて症状が出たら、かなり危険な状態かもしれないので、すぐにお医者さんに診てもらってくださいね!


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