干支と十二支の違い!実は干支は60個あるって知ってる?



日本では干支と言うと、子年(ねずみ年)、丑年(うし年)のようにその年に割り当てられた十二支の名前というイメージが強いですね。

12歳年齢が違うと1周り年齢が離れているなんて言いますが、40歳を超えるとだんだん2周り下の人とも関わるようになってきて、年を取ったのを実感する今日この頃です…。

でも、そもそも干支と十二支って違うものだって皆さんご存知でしょうか?

実は干支というのは12個ではなくて、実は全部で60個あります!

というわけで、今回は干支と十二支の違いについてお伝えします!

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干支って何?

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まずは干支とはそもそもどういうものかから見てみましょう。

【干支】
干支は”えと”または”かんし”と読みます。

干支は十干と十二支を組み合わせた数を表す言葉です。

主な使われ方は、年、月、日、時間、方位などです。


言われてみれば、時代劇で時刻の事を午の刻(うまのこく)なんていう風に十二支の名前で呼んだりしてますね。

他にも馴染みの深いところで言えば、真夏にうなぎを食べる日である”土用の丑の日”夏の土用の期間の丑の日のことです。


でも、やっぱりよく聞くのは十二支ばかりです。いったい十干てなんなのでしょうか?

次は十干と十二支について更に詳しく解説します!

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十干と十二支

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干支は十干と十二支の組み合わせです。

でも、十干と言われてもピンとこない人も多いかもしれません。

順番に解説していきます!

十干

十干(じっかん)とは古代中国が発祥の数字を現す言葉です。木、火、土、金、水の5行をもとに、更にそれを陰と陽に分けて合計10個になりました

十二支と組み合わせて利用することが多いのですが、普段は十干の方は省略されることが多いため、十二支に比べるとあまり知られていません。

また、数字として使っているわけではありませんが、契約書で一方を”甲”、もう一方を”乙”などと表現することが良くあります。どちらかというとそちらの使い方で有名かもしれません。

【十干】
十干 音読み 訓読み 五行 陰陽
こう きのえ
おつ きのと
へい ひのえ
てい ひのと
つちのえ
つちのと
こう かのえ
しん かのと
じん みずのえ
みずのと

日本では陽の方を(え)、陰の方を(と)と呼ぶようになったため、甲だったら”木の兄”なので”きのえ”と読むのです。

十二支

十二支も古代中国が発祥の数の数え方です。

年、月、日、時間、方位などを表す時には、十二支だけで表現することが多いので、十干よりも十二支の方が有名なわけです。

というわけで、十二支を時刻、月、西暦と対応させるとこのようになります。

【十二支】
十二支 音読み 訓読み 動物 時刻 西暦を12で割った時の余り
ねずみ 23時~1時 11月 4
ちゅう うし 1時~3時 12月 5
いん とら 3時~5時 1月 6
ぼう ウサギ 5時~7時 2月 7
しん たつ 7時~9時 3月 8
9時~11時 4月 9
うま 11時~13時 5月 10
ひつじ 13時~15時 6月
しん さる 15時~17時 7月 0
ゆう とり 17時~19時 8月 1
じゅつ いぬ 19時~21時 9月 2
がい 21時~23時 10月 3

現在では年を表す以外に、十二支を使うことはあまりありませんが、時刻にだけは少し名残があります。

例えばお昼の12時より前を午前、後を午後と言いますが、これは午の刻よりも前だから午前、後だから午後なわけです。だから”“じゃなくて”“なのです。

他にも真夜中のことを”丑三つ時“と言いますよね。昔はそれぞれの刻を4つに分けて表現する習慣があり、丑三つ時とは丑の刻の3番目の時間帯、つまり午前2時~午前2時30分頃を指しているのです。


というわけで、十干と十二支を紹介しました。干支とはこの2つを組み合わせたものなわけです。

今度は2つを組み合わせた本当の干支を見てみましょう!

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本当の干支

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普段私たちが良く使っているのは、厳密には十二支であって、干支ではありません。

十干と十二支を組み合わせた本当の干支はこうなります。

【干支】
干支 読み方 西暦を60で割った余り 干支 読み方 西暦を60で割った余り 干支 読み方 西暦を60で割った余り
乙丑 きのとうし 5 乙酉 きのととり 25 乙巳 きのとみ 45
丙寅 ひのえとら 6 丙戌 ひのえいぬ 26 丙午 ひのえうま 46
丁卯 ひのとう 7 丁亥 ひのとい 27 丁未 ひのとひつじ 47
戊辰 つちのえたつ 8 戊子 つちのえね 28 戊申 つちのえさる 48
己巳 つちのとみ 9 己丑 つちのとうし 29 己酉 つちのととり 49
庚午 かのえうま 10 庚寅 かのえとら 30 庚戌 かのえいぬ 50
辛未 かのとひつじ 11 辛卯 かのとう 31 辛亥 かのとい 51
壬申 みずのえさる 12 壬辰 みずのえたつ 32 壬子 みずのえね 52
癸酉 みずのととり 13 癸巳 みずのとみつ 33 癸卯 みずのとう 53
甲戌 きのえいぬ 14 甲午 きのえうま 34 甲寅 きのえとら 54
乙亥 きのとい 15 乙未 きのとひつじ 35 乙卯 きのとう 55
丙子 ひのえね 16 丙申 ひのえさる 36 丙辰 ひのえたつ 56
丁丑 ひのとうし 17 丁酉 ひのととり 37 丁巳 ひのとみ 57
戊寅 つちのえとら 18 戊戌 つちのえいぬ 38 戊午 つちのえうま 58
己卯 つちのとう 19 己亥 つちのとい 39 己未 つちのとひつじ 59
庚辰 かのえたつ 20 庚子 かのえね 40 庚申 かのえさる 0
辛巳 かのとみ 21 辛丑 かのとうし 41 辛酉 かのととり 1
壬午 みずのえうま 22 壬寅 みずのえとら 42 壬戌 みずのえいぬ 2
癸未 みずのとひつじ 23 癸卯 みずのとう 43 癸亥 みずのとい 3

こうして全ての干支を書いてみると似たような呼び名ばっかりですね。全部覚えろと言われても、わけが分からなくなってしまいます。

一般的には年を干支で表すことはありませんが、例えば阪神タイガースの本拠地である甲子園球場は、甲子の年に作られたのでこう名付けられました。

また、60歳の事を還暦と言いますが、これは生まれてから60年経つと全ての干支が1周して、生まれた年と同じ干支になることからこう呼ばれています。

このように干支と十二支は別々のものです。例えば「来年の干支は鶏年」と言うのは不完全で、正確には「来年の干支は丁酉」と言わなければいけないわけです。

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まとめ

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私たちは普段の生活で干支と言った場合には、十二支と混同して使ってしまっていることが多いです。

しかし、干支は正確には十干と十二支を組み合わせたもので、実際には60個もあるのです。でも癸酉とか言われても、すぐに西暦何年なのかなんてピンときませんけどね…。

ちなみに皆さんの正式な干支はなんでしたか?

私の干支は正確には乙卯でした(干支を言ってしまうと一発で年齢が分かってしまいますね…)


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