痔瘻の症状と痛み!最初は風邪に似ているので要注意!



痔瘻という病気になる人は稀だと思いますが、管理人の私は不幸にも痔瘻になってしまいました。

最初は寒気や体のだるさなど、風邪に似た症状だったため、ゆっくり休めば治るだろうくらいに考えて油断していました

ところがある日、自分のお尻に違和感を感じ、それが痛みに変わってきて、ひょっとしたらこれが痔瘻なのではないのかと疑いの気持ちが出てきました。

しかし、恥ずかしいし、病院に行くのは大変という思いで、かなり我慢して悪化させてしまったのです。早く病院に行ってれば、あんなに苦しまなくて済んだし、妻にも迷惑をかけずに済んだのに…。

というわけで、私と同じ過ちを繰り返して、悪化させる人が無いように、痔瘻の症状と痛みについてお伝えします。

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痔瘻には2つの段階がある

痔瘻はお尻から膿が出る病気ということは、ご存知の方も多いと思います。しかし、ある日突然お尻から膿が出るわけではありません。

痔瘻はその前段階の病気を経ることでなる病気です。具体的には次のような流れです。

  1. 直腸や肛門の入り口付近で炎症が起きる
  2. 炎症によって、肛門付近に膿が溜まる
  3. 炎症が拡がり膿が更に増え、腫れや痛み、熱が出る⇒肛門周囲膿瘍
  4. 溜まった膿が皮膚を突き破って、大量の膿が出る
  5. 以降、突き破られた穴から膿が出続ける⇒痔瘻

痔瘻の前段階の肛門周囲膿瘍については、あまり知られていません。しかし、苦痛が大きいのは肛門周囲膿瘍の方です。この状態を我慢するのは、症状を悪化させるばかりで、なにも良いことはありません。

肛門周囲膿瘍の段階で早く気付いて、適切な治療を受けるのが、とても大切です。

そこで、次から肛門周囲膿瘍と痔瘻のそれぞれの段階の症状を見ていきたいと思います。

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肛門周囲膿瘍の症状

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さて、まずは痔瘻の最初の段階の肛門周囲膿瘍の症状からです。

初期症状

肛門周囲膿瘍になり、化膿して、膿が溜まり始めると肛門のあたりに、何とも言えない違和感を感じるところから始まります。

そして、寒気や微熱、体のだるさを感じます。この頃は風邪の初期症状と似ているため、とても勘違いしやすいです。しかし、症状が悪化してくると、とんでもないことになります!

お尻の違和感と寒気や微熱、体のだるさが肛門周囲膿瘍の初期症状です。

ピーク時は激痛!

更に化膿が進んで膿が溜まってくると肛門の回りというよりもお尻全体がパンパンに腫れたようになってきます。そうなると真っ直ぐ座ることも痛くてできず、歩くとお尻が動くたびに痛いので、動くこともままならなくなります。普通の日常生活が困難になります。

更に悪化すると排便も痛くて辛くなります。肛門を便が通る程度でも、腫れている部分を圧迫するため痛くて辛いのです。また、ここまで化膿が進むとお尻の皮膚の下ではかなりの炎症を起こしているので、時には38℃以上の高熱が出ます。症状がピークに達すると、全く動けない上に高熱を出して完全に寝込んでしまいます。

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こうなると普通の社会生活を送れる希望が失われてくるので、精神的にもかなり参ってしまいます。

私の場合は自分が痔瘻と認めたくないばかりに、もの凄く悪化させてしまいました。あまりに炎症がひどい状態だと切開手術を受ける時の麻酔の効きも弱くなるため、とても痛い思いをすることになります。疑わしければ早めの受診が大切です!

ちなみにこれは最も急激に症状が悪化した場合のことなので、ここまでひどい苦痛を味わうことは稀ですが、肛門周囲膿瘍はかなりの苦痛を伴う厄介な状態です!

また、人によっては全然痛みを感じずに、ある日突然肛門付近から膿が出るようになったなんて人もいます。こういう人の場合は、複雑な痔瘻である可能性があり、どちらかというと痔瘻の手術後の痛みが大変になる傾向があるようです。

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痔瘻の症状

次は痔瘻の症状です。肛門周囲膿瘍が進み、病院で切開手術を受けるか、自然に皮膚を突き破ると痔瘻になります。

今度はその痔瘻の症状を見てみましょう!

症状

膿を出しきってしまうと症状はかなり楽になります。ほんとにホッとするので、少しくらい膿が出てても、このまま生活しちゃおうかななんて考えてしまうくらいです。

しかし、膿のトンネルでは相変わらす炎症は続いているので、絶えず少量の膿は出続けます。この膿は放っておくと下着や衣服を汚すので、漏出してくる膿を吸収することが必要になってきます。

膿を吸収するのに使うのは紙オムツか、女性用の生理用ナプキンが便利なのですが、これは本当に屈辱です。自分の下着に紙オムツをあてがっている時の惨めさは悲しいものがあります…。

しかし、そんな屈辱感の反面、お尻の腫れもだいぶ引くので、座ったり歩いたりは普通にできるようになります。

そのため、日常生活は問題なくなるのですが、放っておいても完治することはほとんど無いため、ずっと膿が出続けます。また、楽になったと言って放っておくと、炎症が再発して発熱したり、別の所にまた膿が溜まったりとよりひどくなってしまうため、根治手術を受けることがとても重要です。

痛み

肛門周囲膿瘍の時に比べるととても楽になります。とは言っても完全に痛みが無くなるわけではありません。炎症を起こしている場所には鈍い痛みがあるため、普通に座るのは難しい場合もあります。

そうなると真ん中に穴の開いた痔の患者さんのための座布団が必要になります。これを職場に持っていくのは、とても恥ずかしいです。これも痔瘻の屈辱の1つです…。


さて、ここまでは痔ろうと言う病気の症状を詳しくお伝えしてきました。痔瘻はかかる人も少なく、特殊な病気なので、悪化させるまで気付きにくいです。

そこで、次では痔瘻と言う病気に早めに気付くために、更に詳しく痔ろうと言う病について、見ていきたいと思います。

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痔瘻という病気になるまで

自分の症状が痔瘻かどうか気付くためには、痔瘻の全体像を知ることが大切です。

既に説明した通り、痔瘻という病気は実は最初から痔瘻の状態ではありません。その事前の段階を経て痔瘻の状態になります。それも含めて痔瘻という病気です。

そこで、ここでは痔瘻になるまでの全体の流れを詳しくお伝えします!

痔瘻とはどんな病気?

痔瘻は直腸と肛門の境い目にある肛門陰窩という窪みに便が入り、その便の細菌が原因でそこから炎症を起こし、化膿して膿が溜まってしまうことがきっかけでなると言われていますが、必ずしも肛門陰窩から発生するとも限りません。

化膿して膿が溜まった状態肛門周囲膿瘍を経て、溜まった膿が皮膚を破って継続的に漏出した状態になって初めて痔瘻となります。

多くの場合は最終的に手術をしないと完治しない厄介な病気です。そして、人間としての誇りもかなり傷つく、惨めな病気でもあります。

痔瘻の原因については、更にこちらの記事に詳しく書いているので、良ければご覧ください。
痔瘻の原因はストレスと疲労!?頑張り屋さんは要注意!

肛門周囲膿瘍

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痔瘻の初期の段階が肛門周囲膿瘍です。既に説明した通り、肛門陰窩という場所から炎症が始まり化膿して膿が溜まっていくと言われています。

一言で膿が溜まると言っても、その量は半端ない量です。痔瘻の最も苦痛を味わう時はこの肛門周囲膿瘍の状態です。化膿が悪化するにつれて、様々な症状が現れます。それはもう生き地獄のようです…(>_<)

痔瘻

痔瘻は皮膚の下の膿が溜まった部分が増大して、皮膚にまで達して皮膚を突き破った状態のことです。こうなると膿のトンネルが直腸から皮膚にまで開通するので、皮膚側の出口から絶えず膿が出る状態になります。

また、実際は自然に皮膚を突き破る前に、苦しさに耐えられなくなって病院に行き、そこで切開手術で膿を出してもらうことで、人工的に開通してもらうことも多いと思います。ちなみに私の場合はこっちでした。

しかし、この切開手術は応急処置に過ぎず、完治までにはまだ先があります。

ちなみに肛門周囲膿瘍で溜まっている膿の量はとても多く、私の場合はコップ一杯くらいの大量の膿が出ました。これほどの量なので、とても自然治癒は無理です。

痔瘻の治療

では、痔瘻はどのように治療するのでしょうか?

痔瘻が自然治癒することは稀です。そして、残念ながら内科的な治療では完治させることは、ほぼ無理で、外科的な治療が必要不可欠です。

【痔瘻の治療】
  1. 痔瘻は自然治癒は難しい
  2. 膿が溜まっている場所は、傷が塞がることができないため、自然に治ることはほとんどない。

  3. 痔瘻は手術が必要
  4. 1番の理由があるので、膿のトンネルを洗浄消毒する外科手術が必要。

  5. 肛門周囲膿瘍の状態では根治手術は困難
  6. 膿のトンネルが皮膚まで開通していない肛門周囲膿瘍の状態では、膿のトンネルの位置が分からないため、手術が困難。そのため、一度は開通させる必要がある。


痔瘻が厄介なのは、一度膿が溜まってしまったら、膿が皮膚を突き破って、痔瘻の状態にならないといけないということなんです。すぐに直して欲しくてもそうはいかないというのも辛い所です(T_T)

痔瘻の手術についてはこちらの記事に詳しく書いているので、良ければご覧ください。
痔ろう体験談!手術後の痛みとその後の対処について!

まとめ

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痔瘻は恥ずかしくてなかなか人に相談できない病気ですが、かといって放っておくとかなり大変な病気です。

その一方で、根治手術を受けてしまえば、全く何事もなかったように元の生活に戻れる病気です。

私も早くに病院に行ってれば、無駄に苦しまずに済んだのにと後悔しているので、この記事を読んで、怪しいなと思ったら私と同じ過ちを繰り返さず早く肛門科のある病院に行ってくださいね!


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