野球の難しいルール!アピールアウトにはルールの盲点が!



野球の難しいルール第3弾、今回は「アピールアウト」です。

アピールアウト(アピールプレイ)自体は、ごく当たり前のルールですが、そこにはレアな例外ルールがあります。知らないと思わぬ落とし穴があるので、しっかり覚えておきたいですね!

それでは、アピールアウト(アピールプレイ)について、書いていきます!

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アピールプレイとは?

アピールプレイとは、ランナーが走塁の時に塁を踏み忘れたり、フライが捕られた時に正しく塁にリタッチしなかった場合に、野手がボールを持ってそのランナーか塁にタッチして、審判にランナーが正しく走塁していないことをアピールすることです。

審判がそのアピールを認めた場合、ランナーはアウトとなり、本塁に生還していた場合でも、その得点は取り消されます。これだけなら、誰でも知ってる当然のルールですよね?

でも、ここからが意外に知られていないルールになります。

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知らないと損するルールの盲点!


第3アウトの置き換え

例えば2アウトランナー2塁の場面で、打者がヒットを打ったとします。2塁ランナーは3塁を回ってそのまま本塁まで生還!

しかし、打者は1塁を回って2塁を欲張ったため、2塁でタッチアウトになってしまったとします。この場合、打者が2塁でタッチアウトになる前に、2塁にいたランナーが本塁に生還していれば、得点が認められますよね?ところが、もしここで生還した2塁ランナーが3塁を踏み忘れていたとします。

この踏み忘れに守備側が気付き、生還したランナーか3塁にタッチして、3塁の踏み忘れを審判にアピールすると、打者が2塁でタッチアウトになったことよりも生還した2塁ランナーがアウトになった方が、得点が取り消されて守備側に有利になるため、3つ目のアウトを置き換えることができます。

これが第3アウトの置き換えです!数年に一度しか起きないような稀なケースですが、必ず知っておいた方が良いルールです。なぜなら実際にこんな事がありえるからです。

ルールの盲点

この第3アウトの置き換えのルールを知らなかったために、手痛い失点をしてしまったケースがあります。実際の試合であった出来事で、一番新しいのは、2012年の夏の甲子園で行われた「済々黌高校 対 鳴門高校」の試合で起きました。

この試合の7回裏、済々黌高校の攻撃で1アウト1塁・3塁のチャンスを迎えました。済々黌高校のとった作戦はヒットエンドラン!しかし、打者の打った打球はショートライナーとなってしまいました。1塁ランナーは飛び出してしまい、1塁に戻るのをあきらめてしまいました。ボールはゆっくりと1塁に送球され、3アウトチェンジとなったのです。

ところが鳴門高校の選手が全員ベンチに引き揚げ、次の攻撃に備えている時に、スコアボードに”1″が刻まれていました。飛び出してしまった1塁ランナーがアウトになる前に、3塁ランナーがダッシュで本塁に到達していたため、得点になっていたのでした。アピール権は野手が全てファウルラインを越えてしまうと、権利を放棄したとみなされて消失してしまうため、得点が認められました。

第3アウトの置き換えのルールをちゃんと知っていればこんなことにならなかったのに…と言うのは簡単ですが、こんなレアなケースは、ニュースで見るまで私も全然知りませんでした。

ちなみに済々黌高校の3塁ランナーの選手は、このルールを知っていたため、イチかバチか全速力で本塁めがけて走ったそうです!野球って数あるスポーツの中でも頭脳がものを言うスポーツですね!

それも面白さの一つかもしれませんね!

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さて、3回に渡って野球の難しいルールについて、お伝えしてきました!

野球をプレーする人はいざという時に慌てないように、野球を見るだけの人はその場面に遭遇した時に、得意げにルールを説明できるようにしっかりルールを理解しましょう!

野球の難しいルール
第一回:「振り逃げ」
第二回:「インフィールドフライ」
第三回:「アピールアウト」


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