不快な音の周波数と理由!ゾクゾクするのは野生の本能!?



ガラスの食器をナイフやフォークでひっかく音を聞くと、背筋がゾクゾクするのは私だけではないと思います。他にも黒板を爪でひっかく音など、様々な不快な音があります。あの音を想像するだけでもゾクゾクしますよね?実際に私はここまで書いただけでも寒気がしています…。

しかし、こういった不快な音を聞くとゾクゾクするのはなぜなのでしょうか?ただの音なのに不思議です…。

というわけで、あの不快な音の周波数と、背筋がゾクゾクする理由について調べてみました。

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不快音の特徴

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早速、あの不快な音の特徴を見ていきましょう。

既にゾクゾクしながらこの記事を読んでる方も多いと思いますが、最後までお付き合いください…。

不快な音の周波数

あの不快な音の周波数から見ていきましょう。オーストリアのウィーンの大学で被験者に何度もガラスや黒板をひっかくあの不快な音を聞いてもらい、どれくらい不快かを評価してもらいました。

その結果、最も深いという評価を受けた周波数は2000Hz~4000Hzだったのです。人間をゾクゾクさせる様々な音は全てこの周波数帯の音でなのです。

なぜこの音が不快に感じるのかについて、この実験を行った大学では、人間の耳の構造的な理由によって、2000Hz~4000Hzの音は耳の中で増幅されやすいことが、不快に感じる原因ではないかと考察しています。

周波数と不快な音の関係

しかし、2000Hz~4000Hzの音は日常生活でも聞くことはしばしばあります。でも、それで不快に感じることはありません。実際に不快に感じる2000Hz~4000Hzの音の低周波帯の雑音を除去して聞かせた別の実験では、被験者は不快に感じることがありませんでした

実は不快に感じるかどうかに周波数は関係なかったのです。

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なぜ不快に感じるのか?

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それでは、黒板をひっかく音が不快に感じる本当の理由はなんなのでしょうか?それは人類の歴史と関係があります。

実はあの不快な音は、動物が危険を感じた時に発する警告の声や人間を襲う捕食者の鳴き声に似ているらしいのです。人間が生き残るために最も注意を払わなければいけない音が、あの不快な音なのです。

不快な音には偏桃体が反応している

黒板やガラスをひっかくあの不快な音を聞いた時の脳の活動を調べてみると、最も反応しているのは脳の偏桃体という部分だということも分かっています。脳の偏桃体は、最も原始的な部分で、人間の本能に関わる部分です。

偏桃体の反応は民族や文化に関係無く、共通の反応であることが特徴です。つまり、ガラスをフォークでひっかく音は万国共通の不快な音なのです!

こういった、不快な音に対する反応のような、民族や文化に関係無い体の反応を痕跡反応と呼ぶのです。

この痕跡反応への対策は存在しません。不快な音を聞いた時点で体や偏桃体は自動で反応してしまうからです。一番良い対策はそれらの音を聞かないことです!

痕跡反応一覧!

では、最後にそんな痕跡反応のリストを作りました。個人差はあるでしょうが、あらかじめ知っておけば、不快な音を聞く前に対処できるというものです。

それでは見ていきましょう!

  • 黒板を爪でひっかく
  • 黒板に対して爪を垂直に立ててひっかき、キーという音を立てます。力が強すぎても弱すぎても不快な音が出なくなります。

  • 黒板をチョークで擦る
  • 黒板にチョークで文字を書く時の音です。特にコツなど不要で、普通に書けば不快な音が鳴ります。音も不快ですが、黒板と擦れる時の手への振動も不快です。

  • ガラスをフォークでひっかく
  • ナイフやフォークなどの鋭い金属でガラスをひっかく時の音です。爪でひっかいても不快な音を鳴らすことができます。これもかなりの不快感です。

  • 発泡スチロール同士を擦り合わせる
  • 発泡スチロール同士を比較的軽い力で擦り合わせた時に鳴る乾いた音です。不快な高い音を鳴らすのはそれなりに難しいです。

  • 貝などの砂を噛む
  • 音ではない番外編的なものです。砂が完全に出ていない会などを食べた時のじゃりっとしたあの感触です。噛んだ時の不快な感覚は背筋に寒気を走らせます。似たようなものに玉子の殻を噛んでしまった時などもあります。

自分で書いてて、何度もゾクゾクしてしまいました。くれぐれも実際の音を想像しないようにご注意ください…。

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まとめ

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人間を不快にさせる音には、人間が自然界でサバイバルしてきた名残があることが分かりました。DNAに刻み込まれたこの痕跡反応にたいしては、対処のしようがないのです。

自分も周りの人も不快にさせないように、日常生活でこれらの音を立てないように気を付けるしかありません。しかし、学生はチョークの音を避けるのは無理がありますね…。苦手な人はなるべく黒板から遠い席に座れるように先生にお願いしてみるしかありませんね…。

それにしても学校の先生は、なぜあの音が平気なんでしょうか…?


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