ピーマンが嫌いな理由!子供に無理強いしない方が良い!?



子供が嫌いな野菜の定番と言えばピーマンですね。お母さんがどんなに工夫して料理しても、子供は実に器用にピーマンを取り除きます。私もそんな子供の内の一人でした。まぁ最後には取り分けたピーマンをまとめて食べさせられてしまってましたが…。

しかし、あれだけ嫌いなピーマンも今や美味しいと思って、好んで食べているのですから不思議なものです。サラダに入っていても美味しいですし、青椒肉絲(チンジャオロース)なんかはピーマンが入ってなければ何の意味も無い空しい食べ物だと思います。

ピーマンは子供は嫌いなのに、大人になると食べられるようになるのは、なぜなんでしょうか?

今回は子供がピーマンが嫌いになる理由についてお伝えします!

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子供がピーマンを嫌う理由

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子供が嫌いな野菜の代表格であるピーマンは、なぜこれほどまでに嫌われるのでしょうか?

ピーマンが嫌われる理由のベスト3は次のようなものです。

  1. 苦味
  2. 青臭さ
  3. 独特のにおい

堂々の1位は苦いという理由でした。確かに子供の頃は、なぜこんなにも苦い物を食べる必要があるのか理解不能でした。食べる物とは思えませんでした…。

子供は苦い食べ物をどうして嫌うのでしょうか?

好き嫌いの秘密は味覚の役割にあり

実は子供が苦い食べ物を嫌うのは、自然なことで理に適ったことなのです。それは人間の味覚で感じる事のできる味について調べてみるとよく分かります。

人間が感じることのできる味には次の5つです。

  • 甘味
  • 塩味
  • 旨味
  • 酸味
  • 苦味

それぞれの味を感じ分けることに、どのような意味があるのか見ていきましょう!

甘味
甘味は糖分を感じるためにあります。糖分は人間にとって最も効率的なエネルギー源なので、とても好ましく感じる味です。特に活発に動き回る子供は糖分を大量に消費するため、大人よりも子供の方が、より甘味を好ましく感じるのです。

塩味
塩味は体に必須のミネラルの化合物である塩分を感じるためのものです。ミネラルは体内の様々な生理反応に利用される栄養素で、人間が生きていくために必要不可欠な栄養素なので、この味も好ましく感じます。

特に運動などで大量に塩分が失われている時などは、塩味はとても好ましく感じます。

塩分については、こちらの記事に詳しいことを書いているので、良ければご覧ください。
塩分不足の症状とは?ミネラルは命をつなぐ大事な栄養!

旨味
旨味は体を形作るためのタンパク質やアミノ酸を感じるためのものです。筋肉を始めとした体細胞を形作るために必要不可欠な栄養素のため、タンパク質やアミノ酸を多く含む肉や魚は、大人も子供も大好きな味です。

酸味
酸味は本来の役目は腐っている食べ物や、未熟な果物を見分けるためのものです。腐っている食べ物は当然、食中毒の危険がある体にとって害のある食べ物です。特に子供の体は、まだ未完成で有毒な物に対しての耐性が弱いので、酸っぱい食べ物を子供は特に嫌います。

苦味
苦味は体にとって有害な食べ物を見分けるためのものです。人間は毒物を苦く感じるようにできています。毒はすぐに命に関わるため、人間が最も不快に感じる味です。やはり未完成な子供の体は毒に対して耐性が弱いので、子供は最も嫌う味です。


余談ですが、人間だけでなく動物も酸味と苦味は嫌います。実は植物は動物のその性質を利用しているのです。

植物は実を結び、動物に食べてもらうことで、種を運んでもらって増えていきます。熟してない果物や野菜は酸っぱかったり苦かったりするのは、種ができていないので、まだ動物に食べて欲しくないからなんです。

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ピーマンは無理強いしなくて良い!

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それぞれの味覚の役割を見てみると子供が苦味を嫌う理由は、実はとても理に適ったことなのです。子供は今の自分に必要な栄養素を好むようにできているのです。

だから、ピーマンを嫌うのはわがままでも何でもなく、有害と思われる食べ物を体に入れないようにする防衛反応なのです。それにもかかわらず、無理に食べさせるとそれは嫌な思い出となって、大人になってもピーマンが食べられないようになってしまいます。

成長と共に苦い食べ物でも、食べられるようになっていくので、焦って無理に食べさせる必要はないのです!

人間は今自分に必要な食べ物が分かるようになっている

既に説明した通り、味覚はその人にとっていま必要なものが何なのかによって、好ましいと思う味が変わります。疲れている時は甘いものが食べたくなり、汗をかいた後には塩っぱいものが食べたくなります。

人間はその時の体調や年齢によって、好みが様々に変わります。これは体に良い食べ物だからと無理して、今の体が欲していない物は食べなくても良いのです。とはいえその本能のままに食べていると栄養が偏る原因になってしまうので、過信は禁物です。

大人になると美味しく感じる!?

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では、大人になるとピーマンが食べられるようになるのはなぜなのでしょうか?大人はピーマンを美味しいと感じるのでしょうか?実は大人も基本的に苦味は嫌いです。

大人が嫌いな野菜のランキングでは、ワースト1位セロリで、ピーマンは8位にランクインしています。セロリは主な食べ方がサラダや野菜スティックなど、生でそのまま食べる食べ方が主流のため、苦味だけ強く感じてしまうことが多いことが理由です。

ピーマンは様々な食材と一緒にして、調理する食べ方が主流なので、ランクは低くなっているのです。実際にピーマンだけを生で出されたら、ドレッシングや味噌をつけたとしても、たくさん食べるのは厳しいですよね?

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まとめ

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今回は子供がピーマンを嫌いな理由から、人間の味覚についてお伝えしました。

ピーマンには様々な栄養が入っているので、子供に食べさせたい野菜ではありますが、他の野菜からでも同じ栄養はとることができるので、変なトラウマを作らないように、どうしても苦手な場合は無理に食べさせない方が良いですよ。

私も小さい頃はピーマンは大嫌いでしたが、大人になってからは普通に食べています。皆さんもそうだったのではないでしょうか?

好き嫌いが多い子供に対しては少し様子を見てはいかがでしょう!


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