グッドフライデーはキリストの受難日?イースター前の休日について!

最近、祝日についての記事を書いていた時に、日本は先進国の中でも最も祝日が多い国ということを知りました。その際に他の国の祝日にはどのような日があるのか調べてみたのですが、欧米諸国に多いのがグッドフライデーという祝日でした。

良い金曜日って、いったい何の日なのでしょうか?調べてみるとそれはキリスト教の国ならではの祝日でした。

今回はグッドフライデーについて調べてみたので、皆さんに共有したいと思います。

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目次

グッドフライデーとは?

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グッドフライデーとはイースター(復活祭)の直前の金曜日のことです。イースターはイエス・キリストが十字架上で処刑され、墓に葬られた後に復活したことをお祝いする日です。キリストが復活したのが、春の時期の日曜日だったため、毎年春の時期にキリストの復活をお祝いします。

クリスチャンはキリストの復活を信じることで、自分も死んだ後に復活して、天国に行くことができるので、キリスト教の信仰において、キリストの復活は最も重要なのです。そのため、実はイースターはキリスト教においては、クリスマス以上の最大のお祭りなのです。

でも、なぜイースターの直前の金曜日が祝日なのでしょうか?

キリストの受難日とは?

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イースターはキリストが十字架上で処刑された後に復活した日のことです。キリストが復活したのが日曜日で、そして、キリストが十字架で処刑された日が金曜日でした。そのため、イースターの直前の金曜日もクリスチャンにとって、キリストに感謝する特別な日ということで、祝日としているのです。

キリストがいわれのない罪で、十字架にかけられて処刑された日なので、この金曜日のことを日本語ではキリストの受難日と呼ぶのです。

欧米諸国では休日!

クリスチャンにとって、キリストが十字架にかかって処刑されていなければ、キリスト教の信仰は成り立ちません。そのため、グッドフライデーはとっても大切な日なので、キリスト教を信じる国々の多くはグッドフライデーは祝日なのです。

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グッドフライデーは年ごとに違う!

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ちなみにグッドフライデーは毎年決まった金曜日ではなく、3月~4月のどれかの金曜日となります。これはイースターの日の決め方が、「春分の日の直後の満月の日のそのまた直後の日曜日」という定義なので、毎年のイースターは3月22日~4月25日のどれかの日になるのです。

そのため、グッドフライデーも毎年日付が大きく異なるのです。日本ではここまで日付がズレる祝日は無いので新鮮ですね!

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まとめ

グッドフライデーはキリストの受難日のことでした。祝日になってしまうほどクリスチャンにとって重要な日がグッドフライデーなんですね。日本の国民の祝日に宗教色の強い日は存在しないので、なかなか共感しにくいかもしれませんが、色んな国々はこの日はお休みなので、キリスト教の影響は大きいんですね!

日本では、毎年この時期は桜が綺麗な時期ですし、お休みになってくれたら嬉しいな~。(自分で勝手に休んでしまえばいいんですが…)