ナトリウムの塩分換算法!日本人は塩分取り過ぎ!



ある日食べ物のパッケージを見ていると、パッケージの成分量に食塩で表記してあるものと、ナトリウムで表示されているのを気付きました。一体なんの差があるのか調べてみると、なんとビックリ!私は大きな勘違いをしていました!

この差を知らない人も多いのではないでしょうか?知らないと場合によっては、知らない間に食塩を取り過ぎてしまってるかもしれません…。

今回はそんな間違いをしないために、ナトリウムを塩分換算する方法をお伝えします!

スポンサーリンク


ナトリウム表示の落とし穴

120782
食品にはナトリウムの含有量の表記しかない場合があります。実はこれは、あくまでもその食品に含まれるナトリウムの量であって、食塩の量ではありません!ここを理解していないと大変大きな間違いにつながるので、忘れないでください!

なぜこのような表示法にしているのでしょうか?それは、ナトリウムは食塩にだけ含まれるものではなく、旨味成分だったり、食塩以外の添加物にもナトリウムは存在します。血圧など、体の健康に影響を与えるのは食塩ではなくナトリウムなので、誤解の無いようにその食品に含まれている食塩由来以外のナトリウムも全て合わせて表示しているのです。

ナトリウムの塩分換算法

では、ナトリウム表示量から実際の塩分量に換算する計算方法を見てみましょう!

塩分換算量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000

係数の2.54は半端で暗算する時に分かりにくいので、普段は2.5で計算すると良いと思います。

しかし、なんで2.5倍もしなければならないのでしょう?塩は塩化ナトリウムといって、塩素ナトリウムの化合物なので、塩素の重さも計算に入れなければいけないわけです。この塩素の重さはナトリウムの重さの約1.5倍なので、塩分換算する時は塩素の重さを合わせて2.5倍にする必要があるのです。ちょっとめんどくさいですが、この違いが分かっていないと最大2.5倍もの間違いにつながるので、ご注意ください!

塩分摂取量の適正値

正しい計算方法が分かったところで、今度は人間にとって適正な塩分摂取量の目安を見てみましょう。

国連の機関の一つである世界保健機関(WHO)が発表した数字では、成人の場合の適正な摂取量は1日5g以下としています。また、日本高血圧学会は日本の食文化も考慮して1日6g以下を推奨しています。

しかし、年々減少傾向にあるとはいえ、2014年時点のデータでも、日本人の塩分摂取量は平均10.2gで、男性は1日11.4g女性は1日9.4gです。男女共にはるかにオーバーです…。日本人は塩分が好き過ぎです。

スポンサーリンク


塩分摂取量ランキング

先進国の中でも塩分摂取量の多い日本は、高血圧症も多いです。やはり、塩分控えめな食生活をおくりたいものですが、どのような食生活を送ればよいのでしょうか?日本各地の塩分摂取量のランキングを見て、その土地の食生活を考えてみるとある程度参考になるかもしれません。

ここからは、日本各地の塩分摂取量ランキングを見てみましょう!

日本ランキング!

2012年の厚生労働省実施の国民健康・栄養調査のデータを元に都道府県別の食塩摂取量ワースト20を調べてみました。

順位 都道府県 塩分摂取量
1位 岩手県 12.0g
2位 長野県 11.8g
3位 山形県 11.4g
4位 埼玉県 11.3g
5位 山梨県 11.3g
6位 秋田県 11.3g
7位 千葉県 11.2g
8位 石川県 11.0g
9位 福島県 11.0g
10位 群馬県 10.9g
11位 宮城県 10.9g
12位 栃木県 10.9g
13位 新潟県 10.8g
14位 福井県 10.8g
15位 青森県 10.7g
16位 静岡県 10.7g
17位 神奈川県 10.6g
18位 茨城県 10.6g
19位 富山県 10.5g
20位 東京都 10.5g
118165

上位には東北、甲信越、北陸などの寒い地方の県が目立ちます。理由は寒い地方では体を温めるために塩分の高い食生活をするためです。血液中の塩分濃度が上がると血圧が上がるため、体の末端まで血液が巡りやすくなって、体全体が温まるため、しょっぱい物を好んで食べるのです。

東北の人は漬物に醤油をかけて食べる人も多いみたいですしね…。

そして、暖かい地方に行けば行くほど食塩摂取量は減ります。最も食塩摂取量が少ないのは、やはり沖縄で8.6gです。しかし、それでも塩分摂取目標値を超えてしまっていますね。

日本人が塩分大好きな理由

de5750b65f30d241f2c6c2b153e8e622_s
日本人がこれほどまでに塩分摂取量が多いのはなぜなのでしょうか?それは、日本の食文化に深く関係しています。

昔の人にとって食品を長期間保存しておくことは、とても重要な技術でした。食品を腐らせずに保存するには、食品を雑菌が繁殖できない状態にしてしまうことが必要です。雑菌が繁殖できないようにするには主に、乾燥させる酸性度を上げる塩分濃度を上げる低温にするなどの方法がありますが、昔は冷蔵・冷凍で保存する技術など無かったため、昔の人は乾燥させる、酸性度を上げる、塩分濃度を上げるのどれかの方法で食品を保存してきました。

日本の場合は周りを海で囲まれているため、塩は簡単に作ることができたため、塩を使った食品保存の食文化が最も発達したのです。

漬物、干物、梅干し、醤油、味噌と全て食塩を使った保存食です。日本の食文化は塩とは切り離せないものなのです…。

スポンサーリンク


まとめ

というわけで、今回はナトリウムを塩分換算する方法をお伝えしました。現代人は何も考えずに食事をしていると塩分の取り過ぎです!

意識して減塩の食生活をしなければ、あっという間に一日の塩分摂取目標値を超えてしまうので、日頃の塩分計算を間違わずに健康的な食生活をしたいですね!

とは言っても醤油大好きな私は、かなりの努力が必要です…。減塩食生活頑張りたいと思います!


スポンサーリンク


コメントを残す



このページの先頭へ