塩分不足の症状とは?ミネラルは命をつなぐ大事な栄養!



この前富山県に旅行で言ったのですが、富山にはブラックラーメンという名物ラーメンがあるとのことで、ラーメン好きの私はもちろん食べに行きました。しかし、食べてみてびっくり、とーってもしょっぱい!何種類もの醤油を使ったタレなのでしょっぱくて、色も真っ黒で透明度ゼロなので、どんぶりの中に何が入ってるのか分かりません。

なぜこれほどまでにしょっぱいのかというと、富山県は冬はたくさん雪が降って寒いので、体を温めるために塩分の濃いラーメンが好まれるようになったそうです。なるほど塩分は体を温める効果があるんですね。そういえば東北人は漬物に醤油をかけて食べますね…

しかし、そんな食文化のせいか、日本人は世界でも塩分摂取量がトップクラスの民族だそうです。高血圧は様々な生活習慣病の原因になります。私たちにとって塩分は悪い物というイメージが付いてしまっていますが、果たしてそうなのでしょうか?

実は塩分は人間が生きていくために必要不可欠な栄養素です。今回はそんな塩分の働きや、塩分が不足した時にどのような症状が出るのかについてお伝えしたいと思います。

スポンサーリンク


塩分とは?

Candy Cane さて、塩分といっても、実際には良く知らないな~ということで、ここではまず塩分が何なのかを最初に見ていきましょう!

塩分ってなぜ必要?

塩分とは単純に塩(塩化ナトリウム)だけを指しているのではありません。カリウムマグネシウムといったミネラルの化合物も含めて塩分と呼びます。

塩分は体の生命活動に必要不可欠で、主な働きは以下のようなものです。

【塩分の働き】
  • 浸透圧を一定に保つ
  • 浸透圧というと難しいですが、要は体の細胞の壁を体液が正常に通過できるようにするということです。浸透圧が異常だと細胞が必要な栄養の受け渡しがうまくいかないので、様々な体の異常が起きてしまいます。

  • 神経の伝達を正常にする
  • 神経の働きはとても複雑で、様々な化学反応で正常な伝達が行われます。神経伝達は電気信号の流れなので、特に重要な働きをするのが、ナトリウムイオンです。つまり塩ですね。たくさん汗をかいたりして、ナトリウムが大量に失われると、神経伝達がうまく働かず、異常な信号が伝わってしまいます。筋肉の痙攣の原因はこの神経の異常伝達です。

  • 筋肉を動かす
  • 筋肉細胞を動かす際にも塩分が大切な働きをします。やはり大量の発汗で塩分が失われると、筋肉がうまく動かなくなります。塩分不足は足がつる原因になります。

  • その他、色々
  • その他にもそれぞれのミネラルに大切な働きがあって、あげたらキリがないです。人間が健康に生きていくのに大切な様々な働きをするのが塩分なのです!
166122

不足した時の症状

塩分は体の様々な生体反応のために必要不可欠なものです。そんな塩分が不足すると、一体どんな症状が体に現れるのでしょうか?

塩分が不足した時の症状には以下のようなものがあります。

【塩分不足の症状】
  • めまい
  • 塩分には体の中の浸透圧を一定に保つ役割がありますが、塩分が不足した場合、体は浸透圧が下がり過ぎるのを防止するため、余分な水分を排泄します。水分が減ると血液の量も減るため、全身に送られる酸素の量も減るため、めまいふらつきを起こします。

  • 食欲減退
  • 浸透圧を保つために水分が減っているので、消化液の量も減ります。消化液が減ると消化できる食べ物の量も少なくなるので、体は衰弱して、更に食欲がなくなるという悪循環になります。

  • 熱中症・脱水症状
  • 体内の水分が少ない状態で、運動をしてしまうと体は十分な量の発汗をすることがでないため、体温調整がうまくいきません。特に夏場などには体温が上がり過ぎて、熱中症になったり、既に少ない水分を更に失うことで脱水症状を起こしてしまいます。

  • こむら返り
  • ミネラルは筋肉の伸縮の命令を正しく伝えるために必要不可欠なので、塩分が不足すると足がつってこむら返りを起こしやすくなります。

  • 意識を失う
  • ミネラルは神経の信号を正しく伝えるために重要です。あまりに塩分が不足すると脳の機能に異常が起きて、錯乱状態になったり、意識を失ったりします。
体にとって塩分は重要な栄養なので、不足すると塩分が少ない状態でも、なんとか生きていけるように、体内の塩分バランスを無理に合わせようとします。

一旦、塩分が少ない状態に体が合わさっていると、塩分摂取量を増やしても、体はバランスを維持するために塩分をすぐに排泄してしまうので、元に戻すのにとても時間がかかってしまいます。体にとって塩分は必要不可欠なので、体は塩分バランスを保つために、知らないところで必死に頑張っているのです!

もともと人類は塩分不足!

塩分は生きていくのに必須のものだと分かりました。じゃあ、そんなに大切なら塩分って塩分って気にして無理に減らす必要ないんでしょうか?もちろん無理に減らのは良くありませんが、体に必要だからといって、意識して摂取する必要は全くありません。

既に説明した通り、人間の体は塩分を上手に維持するようにできているからです。

人間の体は生命活動に必要不可欠なミネラルをバランスよく体内とどめて、むしろ外に出さないようにしています。なぜなら人類が誕生したと言われるアフリカは塩がほとんど無かったため、人間にとって塩分というのはとても貴重な栄養だったからです。そのため人間の体は貴重な塩分をなるべく溜め込もうとする働きがあると言われています。

日本人は塩分取り過ぎ

fdcbb9e988b2ef403ab70737543504ce_s
塩分って人間にとって貴重なら、ますます減塩の必要が無いように思ってしまいます。ところが私たち日本人が暮らしているのは当たり前ですが、アフリカではなく日本列島です。この海に囲まれた日本に暮らしているからこそ、日本人は世界でも有数の塩分取り過ぎ民族なのです!

元々人類は塩分に乏しい土地で生まれたのに、。日本列島塩分が豊富な海に囲まれているため、塩には全く困らない食生活を送ってきました。更に日本の食文化は歴史的に塩を多く使う物ばかりです醤油、味噌、漬物、など日本伝統の保存食も塩分濃度を上げることで雑菌が生きていけない状態にすることで保存効果を上げる考え方です。

とーっても塩を多用する食文化の中で育ってきた私たち日本人は、塩分の中でもナトリウムを過剰に摂取している民族なのです!日本人にとってはナトリウム摂取量を減らしてそれ以外のミネラルの摂取量は減らさない必要があるのです!

次はナトリウム摂取量を減らすための減塩料理のコツを見てみましょう!

スポンサーリンク


減塩料理のコツ!

減塩料理を考える時のポイントは美味しいと感じる味覚のポイントを変えることです。私たち日本人は塩気が無いと物足りなく感じてしまう味覚になってしまっています。何とかしてこの味覚を変えていかなくてはいけないわけです…。

ここからは、減塩料理のコツをお伝えしていきます!

スパイスを使いこなす

1637cbb0de5d6430a13b850011e89dec_s
まずはスパイスを使って様々な香りや刺激を加えます。スパイスというとすぐにイメージするのはカレーですが、山椒や生姜など和食で良く使うスパイスもありますよね?そういったスパイスの香りや刺激は物足りなさを消してくれる効果があります!

旨味を意識する

減塩のために一番重要なのは旨みを加えることです。旨みとはお馴染みの昆布やカツオなどで取る出汁に含まれているアミノ酸のことで、人間が美味しいと感じる味です。

旨みが足りないととても物足りない味に感じてしまうので、しっかり出汁を取ったりして旨みを効かすことがことがとても重要です!

旨みを効かしつつ同時に減塩も実現するのにおススメの調味料は塩麹です!塩麹は塩と米麹と水を混ぜてしばらく常温で発酵させて作る調味料です。発酵していくと様々な旨みが出てくるので、塩の代わりに使うと減塩効果があります。更に美肌効果もあるので、一石二鳥の調味料です。

甘味を上手に使う

最後は甘味を上手に使うことです。砂糖の使い過ぎはカロリーが上がるので、ほどほどにすることが大切ですが、砂糖と塩を一緒に使うと甘味が引き立つ効果があります。ぜんざいを作る時に少し塩を入れたり、スイカに塩を振るとより甘味が引き立ちますよね?こうして甘味を引き立たせると、甘味によって物足りなさが補われるので、結果的に少ない塩分でも満足できます!

スポンサーリンク


まとめ

f40e65bd9cf80b373ef3444eb53e64bf_s
今回は塩分が体に必要な理由について見てきました。塩分は人間にとって重要な栄養素ですが、日本人の場合はナトリウムばかり取り過ぎの状態です。

そういう食文化の中で生活している私たち日本人にとって、いかに少ない塩分で美味しい料理を作るかは、とても大事な料理テクニックです。日本人は本当に塩分大好きな民族です。

実は様々な加工食品には多くの塩が最初から使われているため、減塩しようと思うと完全に自炊しないと難しいのです。全然自覚は無いと思いますが、私たち日本人は塩が大好きな民族です。

上手に料理して、減塩ライフを送りたいですね!

などと偉そうに言ってる私はどうしても干物に醤油をかけてしまうので、頑張って改めようと思います(^_^;)


スポンサーリンク

あわせて読みたい関連コンテンツ


コメントを残す



このページの先頭へ